中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

ハンバーガーが注文できない!

2022-08-12 09:18:04 | 日記
英語の授業で、生徒たちには英語の文を読ませるようにしています。声に出して読むことによって、今年から始まるスピーキングテストの対策になりますし、同時にリスニングテストの対策にもつながります。さらに、実は英文法・英作文の練習にもなるのです。繰り返し読むことによって、英語の感覚が身につきますから、例えば英作文を書いていて「ん?こんな文を書いたことも聞いたこともないぞ。どこか間違っているのかもしれない。」とか、「確かこんなフレーズを読んだことがあったな。」と、自然と正しい文を書けるようになるのです。放っておくと生徒たちは日本語を無理やり英語に直そうとしてトンチンカンな英文を書いてしまいがちですが、このトレーニングを積み重ねていると自分の知っている英文を組み合わせて英作文を書けるようになるのです。
さて、発音の話をしながら自分自身の苦い思い出を生徒たちに話しました。小学4年生の時に、アメリカのロサンゼルスに1か月間ホームステイをさせてもらいました。ステイ先の家族にマクドナルドに連れて行ってもらった際、自分で注文してみるように促され、チャレンジしてみることにしました。ハンバーガーを頼みたくて「ハンバーガー!」と店員さんに言ったものの、通じませんでした。何回かチャレンジしてもダメです。日本語ではハンバーガーの「バ」にアクセントがあると思うのですが、思い切って先頭の「ハ」を強く発音したところ、ようやく通じました。アクセントが間違っていると通じないことを経験しました。次に「マウンテンデュー」と言う炭酸飲料を頼もうとしたのですが、通じません。ハンバーガーの経験から、アクセントを変えてちゃれんじしましたが、うまく行きませんでした。結局店員さんから差し出されたのは「ペプシコーラ」でした。こちらは原因がどこだったのか、今でもわかりません。今なら注文することができるのか、あるいは今でもペプシコーラが出てきてしまうのか、気になります。
今日も朝から小学生・中学生が塾に来て勉強に取り組んでいます。毎日暑いですが、生徒たちとともに暑さに負けず頑張ろうと思います。

「納豆と言えば…水戸!」「水戸は何県?」「茨城県!」「茨城県の左側にある県は?」「栃木県!」「栃木県の県庁所在地は?」…

2022-08-11 11:41:57 | 日記
以前から度々書いている通り、創研塾では世界の国や都道府県、県庁所在地などの基礎知識についての小テストを頻繁に行っています。それぞれの特徴についてもタブレット等を使ってイメージしやすい様にし、定着しやすくしています。このような基礎知識や特徴をつかんでおくことは、地理の知識としてだけでなく、歴史や公民にも役立ちます。
都立高校の入試問題では例えば「東北地方の県で、リンゴの出荷量が多い…」と問われたとき、答えは地図上の記号から青森県を探し、記号で答える形式で問われます。世界の国についても同様です。また、近年の入試問題では、「源頼朝が鎌倉に幕府を作った。鎌倉の場所を地図上から記号で答えなさい。また、鎌倉に幕府を作った理由を選びなさい。」と言った複合的な問われ方をします。私が中学生の頃のように「源頼朝は何年に鎌倉幕府を開きましたか。」と言う出題は無いのです。ですから、「鎌倉は神奈川県にあり、周囲を山と海に囲まれて敵に攻め込まれにくい地形だったから。」と幅広い知識と特徴をとらえておく必要があるのです。
さて、タイトルの「納豆と言えば…水戸!」「水戸は何県?」「茨城県!」「茨城県の左側にある県は?」「栃木県!」「栃木県の県庁所在地は?」「宇都宮!」「宇都宮で有名なのは?」「餃子!」…と、昨日の授業で生徒たちとしりとりのようなやり取りをしました。生徒たちも私も楽しくしりとり(?)をすることができました。
新しく入塾した生徒たちに都道府県や県庁所在地の小テストを行うと、スラスラ答えられる生徒の割合はとても低いです。社会の成績が良い生徒でも、完全に答えられる生徒はかなり限られます。このような状況のまま地理や歴史の勉強をしても、ただ教科書の丸暗記になってしまうでしょうし、知識の広がりは望めず、入試の際にも苦労してしまうことと思います。小テストやイメージ画像を交えながら繰り返し取り組み、時にはゲーム感覚で楽しむことを通じて、定着を図ります。同時に、地理や歴史に対して「嫌だな。」「苦手だ。」というネガティブなイメージを消し、「面白そう。」「ちょっと楽しくなってきた。」と思えるように工夫をしています。「全部覚えろ。」では、このような感覚は生まれてこないと思います。
今日から夏期講習の後半がスタートします。2学期以降の予習を中心に、しっかりとそして楽しく生徒たちと学んでいこうと思っています。

断言します!数学にも国語力は必要です。

2022-08-10 13:07:21 | 日記
昨日は算数パズルを中学3年生にも行いました。一昨日に中学1年生、2年生に行ったのと同じ問題です。少し時間をかけて事前にやり方を説明してから取り組みました。すると、面白いことに問題を解くのにかかる時間は学年の差が全く見られませんでした。もしかしたら中学3年生の方が全体の時間はかかったかもしれないくらいです。
問題を解いているところを見て回ると、文章読解力や語彙力が原因で時間がかかってしまっている生徒が見受けられました。これでは数学・算数だけでなく国語はもちろん、英語も理科や社会にも、そして副教科においても文章を読むのに時間がかかったり内容を理解するのに苦労していることが容易に想像できます。特に都立高校の入試問題では、どの科目においても相当なボリュームの文章を読まなければなりませんから(ご覧になったことが無い方は是非一度ご覧ください。きっと想像を大きく上回る文字量に驚かれると思います。)、これから相当な量のトレーニングを積む必要があります。生徒たちと一緒にまた予定を立てていこうと思います。
他の学年の数学の授業をしていた際にも、数学の文章問題で言葉の意味を勘違いしていたためにいくら説明しても通じないことがたびたびあります。計算や角度の問題などは出来ても、文章問題や応用問題になると解けない、時間がかかる生徒の場合には、そもそも文章が読めて意味を正確に捉えられているのかをこちらが把握しないとなりません。
一生懸命頑張っているのに成績や学力がなかなか上がらない場合には、問題文の意味を読み取れているのか、あらためてチェックする必要があると再確認させられました。

算数パズル

2022-08-09 13:02:10 | 日記
昨日の数学の授業で、授業終了間際およそ10分間を使って算数パズル(文章問題)に取り組みました。中1は方程式、中2は連立方程式の文章問題に取り組む際、文章の中に織り込まれている細かなヒントに気付けるよう、トレーニングをさせたかったからです。少し時間がかかるかな、と思っていたところ、それはとんでもない誤りでした。
生徒たちは次から次へと問題を解き、私のもとへ持って来ます。ほとんど正解でさらに次の問題に進めて行くことができたのです。一番早く進めていた生徒に、「どうだ、宿題としてもう少し持って帰るか?」と尋ねると、ほんの少し迷った後、「はい、持って帰ります。」と言って数問持って帰りました。
これまでの経験から、「全然分からない。」とさじを投げてしまう生徒が数名出るかな、とも思っていましたがそんなことも無く全員が黙々とそしてスイスイと解いていました。大人が勝手に生徒たちの能力を予測し、これくらいかな、と決めつけてはいけないのだと反省しました。
子供たちの能力は、私たち大人の予測を大きく超えることがあります。この夏休み、この夏期講習でまた大きく伸びる子供たちが何人出てくるか、楽しみになってきました。夏期講習も折り返し地点を過ぎました。私も子供たちに負けずに頑張ろうと思います。

ワサビ畑は涼しいそうです。

2022-08-08 12:51:00 | 日記
先週の涼しさはどこへやら、今週に入って一気に暑さが戻ってきました。少し動くだけで汗がしたたり落ちてきます。
マンションのエレベーターで知り合いの方と一緒になりました。その方が奥多摩でワサビを栽培されていることを知っていたので、「気温の変化が激しくて人間は参ってしまいますね。ワサビの方はいかがですか。」とお聞きしました。「ワサビ畑の方は、涼しいんです。下に水を流していますしね。今年もちゃんと育っていますよ。」とのお答えでした。車で1時間程、距離にして30km強ほど離れていますが、山の中は涼しいのですね。
さて、この暑さのせいでしょうか、車で走っているとイライラしながら走っているのでは?と思われる他の車が目につきます。狭い道路でもピタッと後ろにつかれたり、道を譲っても知らんぷりだったり…。あまりいい気持ちはしませんね。自分がそのような運転をしないように辺面教師とすることにしました。
今週は木曜日から夏期講習後半に入ります。週の前半は夏期講習の前半になっていますので、私に休みがあるわけでは無いです。授業に参加する生徒が若干増えますし、授業内容も変更となります。しっかりと準備をしておこうと思います。

(本文とは直接関係がありませんが、奥多摩周辺のワサビ畑はこんなイメージだと思います。)