これは私の話。BGMは劇場アニメ『空(から)の境界』第3章「痛覚残留」のOSTから。
しばらく前から首の回旋で強い痛みが出るようになった。
実は、ここ2年くらい「今のところを出て、別の場所に移れ」というサインのようなものを感じるようになり、1年ほど前から物件を探し始めた。そして6月頃にいい物件が見つかり、業者に内装工事の見積もりを依頼するなど、そこへの移転を検討し始めた頃と、首の痛みが出始めた頃とが重なる。
正直なところ今検討している引っ越しも「売り上げがガンガン上がって今の場所じゃ手狭になったから、広い場所に引っ越す」というのではなく、むしろ「こんなご時勢に、こんな売り上げの状況の中、工事費用もかかる上、家賃も高いところに引っ越すなんて、正常な判断ではあり得ない、はっきり言って自殺行為」というものなので、首の痛みも当然、その辺に原因があると思われた。
で、例によって練習も兼ねて、その痛みを治療してきたのだが、どうも上手くいかない。確かに治療した直後は、わずかに改善したかなとも思われるが、すぐに元に戻ってしまう。
例えば「借金で首が回らない」という言い回しがあるので、借金こそないが引っ越すとなるとメチャメチャ金がかかることもあり、その方向からアプローチすることもやってみた。別に治療したからといって出て行く金の額が変わるわけではないが、金が出て行くことによる心理的な影響を軽減させることはできる。実際、「問題点の釣り上げ」で「お金」という項目が最優先の問題として出てきたこともあって、それを取ってみたりもした(注1)。
(注1)やり方はさまざまだと思うが、私が過去に臨床で使って効果があったのは、その人が深層心理のレベルで?必要な額、というのをキネシオロジーを使ってマインドで聞く方法で割り出して、その額を例えば「金1億円也」とかいうふうにテープに書いて貼るというもの。
そうこうするうち、8月に入ってからはまるでギックリ腰になりかけたように腰まで痛むようになって、前傾姿勢を取るのが難しくなった(こういう腰の痛みは過去にも経験しているが、ここ2年くらいはなかったと思う)。当然これについても治療を試みたが、やはり著名な改善はなし。ただ、原因は腰ではないようで、首の問題から二次的に生じたものではないかと思われた。
そんな折、8/12のCBSのセミナーに出た際、「血管」のチューニング・ディスク(注2)(面倒なので以下、TDと略す)があることを知って購入。実は以前の記事にも書いたように、今度の首・腰の痛みの件とは別に、脳の血管について気になっていたのだ。が、同時に今度の件もそれが関わっているのではないか、という漠然とした思いもあった(そして実際、私の体は「血管」のTDで反応を示していた)。
(注2)ある波動が転写された小さな円盤(ディスク)が貼られたカードのようなもの。例えば「血管」のTDなら、それを持たせたり体のどこかに置いて筋反射テストを行い、インジケータ(指標)筋がアンロック(=弱化)するなら、血管に何らかの問題があることがキネシオロジー的にわかる。
帰ってさっそく、購入した「血管」の他、手持ちのTDのうち「血管」との組み合わせで反応が出るものを調べると、「血液循環」のTDや環境ストレスに関するTDの中のいくつか(その時々で出てくるものは変わるが、「shape」「compativility」「freauency」「material」「water」と、ほぼまんべんなく出る)が当てはまること、TDを後頭部、後頚部と目を中心として頭顔面部、胸骨体の中央付近(心臓)、下部腰椎などに当てた時にインジケータ筋がアンロックすることなどがわかった。
合わせて『解剖学カラーアトラス』を使って写真とTDで問題が生じている箇所を調べ、椎骨動脈や大脳動脈輪などであるらしいことを突き止めた(体を切り開かなくても写真や、場合によっては絵でも、問題箇所が調べられるというのは、キネシオロジーのいいところだ)。
で、それらを治療したところ、1週間くらい続いていた腰痛が2回くらいの治療で著名に改善し、今は(完全ではないが)ほとんど痛みはない。首は回旋の可動域が拡がって動きもスムーズになったものの痛みはまだある。「shape」や「material」といったTDで反応が出ることから、(脳の)血管自体に物理的、形態的な問題があるのかもしれない。マインドで聞く方法を使って体に見通しを聞くと「あと2カ月くらいはかかる」ということなので、治療は毎日、朝晩続けている(それぞれ1回当たりの時間は5~10分くらいだが)。
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