ここ何年か毎年、「粥占(かゆうら)」の結果について追っている。粥占は「粥占い」、「筒粥」などとも呼ばれ、各地の神社が(正しくは旧暦の)年頭に五穀を焚いて、その出来具合でその年の吉凶を占う神事である。
占いはあくまで占いで占いであって、未来予測でも、ましてや未来予知でもないが、長野県下諏訪町の諏訪大社下社春宮で行われる「筒粥神事」は、一部でその的中率の高さが注目されている(私もその「一部」の1人なのだが)。それについては、過去記事「神託は下った」に書いているので、そちらを参照されたい。
さて、2022年の1月14日夜から15日早朝にかけて、諏訪大社下社春宮で行なわれた筒粥神事の結果は「三分六厘」。昨年までは4年連続で最凶兆とされる「三行半」を意味する「三分五厘」が続いていたが、今年はそれを脱したことになる。
この「三分六厘」の解釈だが、毎日新聞の記事には
大社は「今が最悪で我慢の時。気を付けて過ごしていけば運気も好転していく。期待と希望を持って気を付けて過ごして」とした。
また長野日報の記事には
諏訪大社神職は「今年は上下の波が大きい印象。御柱年となるが、今はひたすら我慢をし、気を付けて過ごしていけば運気が好転するのではないか」と期待を込めた。
とある。そこから「昨年までよりはいいが、まだ気をつけねばならない我慢の時」というのが、2022年に下された神託のようだ。
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