1年を象徴する1字が「偽」だった今年──それについて、あれこれ文章を書いては消し、書いては消し、を繰り返していて、ふと中島みゆきの『友情』という曲が頭に浮かんだ。アルバム『親愛なるものへ』に収められたこの曲は、シングル・カットされていない、中島みゆきの隠れた名曲の1つである。
その3番にこんな歌詞がある。
自由に歩いていくのなら 一人がいい
そのくせ今夜も 人の戸口で眠る
頼れるものは どこにある
頼られるのが 嫌いな獣たち
この歌を思い出した時、「偽」の1字の裏に、自分自身が頼れるもの、信じられるものを必死で探そうとしている人々の姿が見えたような気がした。そして、この歌はこう続く。
この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず
この世望んで走るほど 心の荷物は軽くない
救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく
救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ
「偽」は形を変えて新たな「偽」を生み出すのだろうか? あるいは「偽」が「真」に変わる瞬間が来るのだろうか? もし、そんな瞬間がやって来るなら、願わくば私も何らかの形でそこに関わらんことを。
YouTubeにアップされている中島みゆきの『友情』はこちら。
その3番にこんな歌詞がある。
自由に歩いていくのなら 一人がいい
そのくせ今夜も 人の戸口で眠る
頼れるものは どこにある
頼られるのが 嫌いな獣たち
この歌を思い出した時、「偽」の1字の裏に、自分自身が頼れるもの、信じられるものを必死で探そうとしている人々の姿が見えたような気がした。そして、この歌はこう続く。
この世見据えて笑うほど 冷たい悟りもまだ持てず
この世望んで走るほど 心の荷物は軽くない
救われない魂は 傷ついた自分のことじゃなく
救われない魂は 傷つけ返そうとしている自分だ
「偽」は形を変えて新たな「偽」を生み出すのだろうか? あるいは「偽」が「真」に変わる瞬間が来るのだろうか? もし、そんな瞬間がやって来るなら、願わくば私も何らかの形でそこに関わらんことを。

YouTubeにアップされている中島みゆきの『友情』はこちら。
当時、私は大学生でしたが、会社員になって朝早く起きなきゃならない中でも、月曜深夜(実際には火曜の午前1:00ですが)の、みゆきのオールナイトニッポンだけは聴いてました。あのDJでのハイテンションのしゃべりとアルバムの落差は感涙もの
でも楽しくて仕方なかった。で、たしか日給制だったのか当時小遣いが1500円だったため買いたくても、買えなかったアルバムを毎日買って帰ってた。
たしか当時2500円ぐらいだったか…当時毎日オールナイトニッポンを聞いていた為買うアルバムはDJのモノとなる。その時僕がはまってたのが中島みゆき…気が付いたらバイト代が全部アルバムに消えていた。