突然、去年買って途中まで食べたシュトレン(Stollen)を見つけてしまった。
シュトレン(シュートレンでもシュトーレンでもなくシュトレン)とは、ドイツを中心にヨーロッパ各地で作られる焼き菓子である。酵母入りの生地にレーズン、レモンピール、オレンジピール、ナッツなどを練り込み焼き上げた後、その上に真っ白になるまで粉砂糖をまぶして作られる。
その見た目が白い布にくるまれた幼子イエスに似ているところから、クリスマス前に作られるが、クリスマスケーキのようにイブに食べるのではなく、クリスマスが来るのを指折り数えながら少しずつスライスして、味の変化を楽しみながら食べていくものらしい。
なので(伝統的な作り方で作られた)シュトレンは生菓子ではなく保存食に近く、かなり日持ちがする。実際、私は毎年、シュトレンを年明けまで食べている。
が、さすがに1年も前のシュトレンとなると話は別だ。どうやら3/4くらいまで食べた後、そのまま忘れていたようだ。いかにある程度長期間食べられるとはいえ、あの異様に長くて暑い夏の間も常温で放置されていたのだから、到底食べられる状態ではないだろう、と思った。
ところが、キネシオロジーの筋反射テストで調べてみると「食べるな」とならないどころか、「食べても大丈夫」という結果が出た。一応、スイッチングなどで正しく反応が取れていない可能性もあるので、いろいろ条件を変えて何度かやり直したが、結果は変わらず。
私は施術では筋反射の結果を判断の柱に据えているので、筋反射で「大丈夫」という結果が出た以上、それを信じなければ嘘になってしまう。で、ちょっと心配ではあったが自己責任で、1年前のシュトレンの残りを少しスライスして食べてみた(もちろん匂いや味には十分注意を払って、だ)。そうしたら、ちゃんと食べられるし、結構美味い(もしかしたら1年の熟成を経て、味がより深くなったかもしれない)。
ついでに、これで自分の筋反射テストの正しさも再確認することができた。
今年は今年でシュトレンを買っているが、1年前のシュトレンも一緒にそのまま食べるつもりだ。ただし、あなたが同じことをやるのは「絶対に」オススメしない。やるなら、結果について私は一切関知しないので、あくまで自己責任でお願いしたい。
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