深く潜れ(Dive Deep)! キネシオロジー&クラニオセイクラル・ワーク(クラニオ)の蒼穹堂治療室

「ココロとカラダ」再生研究所、蒼穹堂治療室が送る、マニアックなまでに深く濃い、極私的治療論とお役立ち(?)情報の数々。

食べられるものがない! その後

2006-10-29 14:50:31 | 一治療家の視点
昼飯が小さな焼き芋1本だったり、晩飯が柿の種だったり、と、一見、治療家とは思えないムチャクチャな食生活を送っているが、ここ2年くらいは不思議に病気らしい病気はない。それは、自分で自分の治療を行っているせいもあるのだが、何を食べるかを体に聞いて、できる限りそれに沿って食べることにしていることも、大きいと思う。おかげで、少し増加傾向にあった体重も、ほぼベストの状態で推移するようになった。しかし相変わらず、体がOKを出す「食べられるもの」を探すのには苦労している

以前からAK(アプライド・キネシオロジー)の手法を使って、その時々で何を食べるかを体に聞いてきたが、思うところあって、ここ半年くらいは更にその仕方を変えてみている。以前は「全身として」何がほしいか──もっと正確には、何がダメか──を聞いていたが、それに加えて、「体の各部」の意向も聞くことにしたのだ。すると、「全身として」はOKだが、例えば腹部や胸部がNGを出すケースがあることがわかった。

ある時は、こってり系のラーメンが食べたくて、それを体に提案した。「全身として」はOK。しかし「体の各部」に聞くと、心臓付近がNGを出した。なぜ心臓が?と考えたが、ふと思いついた。多分、それを食べることで血液がドロドロになるのを懸念したのだろう、と(この当たりは、直接、心臓と話せるわけではないので、あくまで「私自身の想像」ではあるが)。結局、その日はラーメンを断念して別のものにしたことは、言うまでもない。

ということで、最近の私の食事は、体の各部との合議制によって決まる。これを食べよう、とか、あれはどうだ、と提案しても、まず「全身として」NGなら即却下(この時でも、OKを出している部分はある)。次に、「全身として」OKになったものに対して、「体の各部」の評価を仰ぎ、1箇所でもNGになったものは、基本的に却下する。

ただし、さまざまな事情で選択肢がない場合もある。その時は別途、体と対応を協議する。例えば、これに何かを組み合わせることでOKにならないか、とか。私は近くにある中華料理屋の麻婆丼が好きで、たまに食べに行くのだが、その麻婆丼は、そのままではNGだがラー油をかけるとOKになる。あるいは、夜に○○を食べるから、という条件付きでOKを出してもらうこともある。逆に、単品ならOKだが、それを組み合わせるとNGになるものもあり、全く油断できない

また最近病気にならない生き方』(新谷弘実著 サンマーク出版刊)などで、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を摂ることは体のためにならない、ということが言われるようになっているが、このところ私はシリアルに牛乳をかけて食べていた。普段は確かに牛乳を提案してもNGだが、時々は何かと組み合わせるとOKになったり、あるいは体が積極的に牛乳やチーズを求めることもあるのだ。そうしたことからすると、誰かが「○○は食べてはダメ」などと言っているからといって、それを教条的に信奉することは全く意味がない、と私は思う。もちろん、「○○を食べなさい」などという言葉も同じ。

ちなみに、私の体の今のマイ・ブームはイカらしい。隣駅の前でイカの姿焼きを売っていたので、冗談で提案してみたら、体のどこも反対しなかったばかりか、積極的に「買え」と求めてきた。普段は揚げ物はことごとくNGになるのだが、イカの天ぷらが入っていたらOKになった。…なぜ??

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2 コメント

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ヨーグルト (金木犀)
2008-02-01 21:12:13
こんばんは。TBありがとうございました。
私もしばらく乳製品をやめていた時期があったのですが、
ヨーグルトが食べたくて食べたくて、
オーリングテストをしたら、指がものすご~~く固くなったことがあります。
だから、
>誰かが「○○は食べてはダメ」などと言っているからといって、それを教条的に信奉することは全く意味がない、と私は思う。もちろん、「○○を食べなさい」などという言葉も同じ。
とのこと、とてもよくわかります。
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そうですね (sokyudo)
2008-02-02 11:04:20
金木犀さん、コメントありがとうございます。

識者と称する人たちが食べ物に関して言っていることは、あまりにも一方的だったりして、個人的にはほとんど聞き流しています。
でも、世の中にはまだまだ、そうしたことを盲目的に信じてしまう人が多いようですね(去年の『あるある大辞典Ⅱ』の納豆騒動とか…)。
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