鼻から猫の毛

札幌から東京にやって来たババア一人、猫一匹

人はそれを縁という

2012-09-29 10:03:04 | 日記
数年前に知人から言われた言葉。
「そんなに猫が好きなら保健所で貰ってきて飼えばいいのに」。
その時あたいが言った言葉。
「保健所行って沢山の猫から”この子にするわ”と選んで、
 それ以外の猫が処分されるとして。
 どれが生きて良い命でどれが死んで良い命か、
 貴女その場で決められる?」
本気で思ってたんだよねえ。
命の選別をする資格が、あたいにあるのか。あるわけがない。
そんな気持ち一色でした。

カムイと出会ったのは、定期的に見ていた里親募集のサイト。
里親募集のサイトでいつも、可愛いなあと思いながらも先ほどの理由で
猫を受け入れることを決めあぐねていたのだよね。
でもカムイを最初に見た時は、そんな気持ちよりも驚きでした(笑)。
毛がガベガベになっているからとバリカンで中途半端に刈られた姿。
眉間に皺も入ったわ。「やだ、この子皮膚病?」と思ったもの。

保健所に持ち込まれた猫でエイズキャリアがあり、
推定年齢7~8歳の猫ですという紹介。

ビジュアル的にも残念ながらこの子の貰い手はないだろうなと、
その時はそのサイトから去ったのだけど。
不思議とその猫が頭から離れず、あの子がうちに来たらトイレはどこに置こうとか
不安定なものが沢山あるから片づけないと、とか考え始め出していた。
そのたびに「は・・・」と我に返って仕事に集中したりして(笑)。

半月くらいそんな事を繰り返して
「あの子どうしたかな」と思ってサイトに再度入ってみたら
またその猫がトップに躍り出ていた。
”応募の方がいらっしゃらないので、再投稿します”
その文字に「やっぱりね」と思いながらも
見せて貰うだけ、飼うと決めたわけじゃないけど
チラっと見せて貰おうかと思ってメールで問い合わせをした。
その結果が今のこの体たらくですわな。

衝撃が強かったから飼いたかった訳ではないと思う。
もっと衝撃的で可哀相な猫も見たけれど、特段「うちの子に!」とは思わなかった。
何度か拝見している里親募集の子たちの中で
一目見て頭から離れなかったのがカムイだけだったのだ。

今、猫を飼いたくてという方がいらっしゃるなら
里親募集なり保健所なりに問い合わせしてみることをオススメします。
命は選べないという気持ちは、今も変わらずありますが
あたいはあの時、カムイに選ばれたんだと思ってます。
これが「縁」ってものかなと思いました。
猫を飼ってる人たちって多かれ少なかれこうして「猫に選ばれて」
今、猫の下僕になってるのではないでしょうか。
沢山の猫の中に、不思議と「通じる子」がいるのだと思います。



なんとなく、うすぼんやりとそんなこと思った朝。

2012-09-29 07:41:54 | 
朝晩の寒い時間帯は
カム師匠はお布団カバーの上だったりホッカペの上にいます。
で、人間もそうだけど寝た後の体は
ほっこほこに炊きあがってて
湯気が出そうな勢いです(笑)。

カムイの癖は舌が出る事。
遊びで興奮したり、ニャーすか訴えて「ねえってば!」って鳴いた後、
勿論寝ている時も舌が出ている時が結構あります。
黒い顔にくりくりの目、そして舌が真っ赤だと
なんかもう「黄金比」みたいに見えてくるよ。
最強だね、君の可愛さは!
にゃーって鳴いた時の下の歯がちょろっと出るのも可愛い!

歯磨きが嫌いなので、ガーゼで口を拭くと
両手で自分の口にあてられたあたいの手を捕まえて
なんとか遠くにやろうとします。
目を固くつむったまま。
これも可愛いんですよー。
なんで両手なんだろうなーと毎度思う。
でも飼い主ほくほく、猫災難。

我が家はお米2Kgを1カ月2回買います。
で、プラッチックのチャックつきお米袋を使い回ししていて
その袋に買ってきたお米をザーっと入れるの。
その瞬間が師匠は楽しいみたい。
なんとか流れるお米を捕まえようと一生懸命です。
袋の上からバサバサ押さえる。
楽しそうですよ。
その後は空になった方の袋に、ゆっくり入って
(ズザーっと入るわけではない)
匂い嗅いで終了。
炊きたてのご飯より、生米に反応するのはよそ様でもあることかしらね。
本当は5kgを配達してもらいたいのだけれど。
米びつなんて買ったら、うちの師匠は入り浸るだろうなー。
目に浮かぶようだもの。白いお米の中にダイブする猫。
やっぱ買うのやめよう。

初めて、ではあれどいつかやると思っていた
「シーツの上に落し物」。
相変わらず何かしらしでかした時は
「ここに何かあるよ」と教えてくれます。
あるね、ほんとだね。
誰だろうね出しきらないでトイレから出てきた子は。
自己申告、大事なことですけれども。



枕とお布団に挟まれて御機嫌のカムイ。
楽しいもの嬉しいもの暖かいもの涼しいもの。
猫はいつも人間よりも発見が早い。
師匠は物知りですねー、と言いつつ猫をちょっとだけどけて
お布団に入りました。






年度末だよおっかさん

2012-09-28 06:31:27 | 日記
年度末と上司の異動と社内共通PCの
データの入れ替えが重なると
そりゃもう大騒ぎさ!
ってかまだデータ入れ替えしてないやー。

会社で使うティッシュを買いました。
まよ様の所のソバちゃんみたいで可愛い!と思って即買い。




カト様のところのチョコちゃんが
毛の色が変わって来たって話が出てました。
我が家の猫はどうでしょう。



色が、というより長さが変化しています。
グルーミングが大変そう。
このくらいからコームで丁寧にやらないと、毛玉が出来るよ!
と言いながら毛をとくのですが
いかんせん師匠はハミガキもコーミングも嫌い。
うねうねウナギみたいに逃げます。

人のスカートにまた顔をつっこんで遊ぶ猫。



お腹の毛は、最初は白いアンダーウェアみたいだったはずなのだけど。
今や白い腹巻き。



表と裏で色が違う風味。


ニヒルですねえ、師匠。
カメラにメンチきるその姿、男です♪
ピンクのホッカペとのギャップが良いです。
クラークゲーブルがピンクハウスの服を着ているかのような、
そんなギャップが感じられて萌えてしまいます。

ということでホッカペ出しました!
一昨日の夜は寒すぎたので、
師匠があたいの太ももにしがみついて暖をとってました。
じゃあもうホッカペ出します?と出してみた。
時々乗って暖まってます。まだフルタイムでは活躍しておりません。

便秘がちな師匠は最近軟便。良いのか悪いのかって話ですが
これで下痢になったら考えます。
この毛の長さでの下痢は大惨事な気もしますな。
メモ書き程度にブログに残しておりますよ。
元気に食べて元気に遊んでおりますので
ご心配なさらぬよう。

2012-09-26 06:48:08 | 
ゴミの分別、難しいわー。
電気、前の家に入る時は電気がついてなかったから
(電球っていうの?)
わざわざ買って取り付けたんだよね。
「今はどこの家でも電気は自分で買うものだ」って不動産屋に言われて。
素直だからさ(自分でいうな)、信じて買ったら
後から「どこの家も電気くらいは最初から付いている」って聞いたの。
それでも気に入ってた電気だったし前の家に住んでた頃は本当に重宝したので
問題無かったんだけどもねー。
今の家も電気がついているうえに、あたいが住んでいる間だけ
自分のを取り付けたいって申し出たんだけど不可でした(-"-)
そんなゴミ。
勿体ないし最初はリサイクルへ持って行こうと思ってたの。
結構良いものだったよー。電気消してもぼんやり明るいのがお気に入りでさ。
でも二束三文。どーしようかなーって思って
結局我が家のベランダにある。
引っ越して来てからもう1年半くらいたってるよねえ?
今日、燃えないゴミだから出してみようかと。
でもさ、電気の外側はプラッチックなの?なんて朝から悩んでおります。
ゴミの分別。
ほんっとーにキチンとやってる人は偉いと思う。
そう思いながらインターネットで「電気」の区分を見る。
電球、しかない。
・・・・・

カムイはよく転がる。
足が悪いのかな?とか思う。健康診断でも何も言われてないのだけれど。
どうも斜めに走ってるのとか
よく転がってるのとか見ると
足か脳が悪いのでは・・・と心配になりますな。
マッサージしても痛そうではないから大丈夫かしら。
大胆にキューブにも突っ込んで、その上転がって行きます。
そのうちに足でも折るんじゃないかしら。
激しいからね、うちの師匠は。
全力で遊ぶよ。



転がった末の恰好。
キューブに入ったまま転がって通り過ぎていく時もあるから
おいおい、どーなってんだ中身はって不安になります。


やっぱり胸の毛は口に入っちゃうみたいです。

今日はブレ写真ばかり。
最後にキメ顔頂けませんか師匠。



やっぱりブレたか。そんな日もある。
有難うございました。

アマンダノックス

2012-09-25 23:17:51 | 日記
見た?アメリカの陪審員の番組。
途中からしか観てないんだけど!
上司が異動で、その巻き込み事故だぜ。
もう流石に堪忍袋の緒が切れて「ばかー!」って上司にメールしたぜ(-"-)

さてアマンダノックスの事件。
面白かった・・・!
これ、色んな情報があるのでとりあえず今日見たテレビの話だけ。

イタリアで起きた殺人事件。
殺されたのはイギリスの留学生。
殺したのはアメリカの留学生。
どっちもすこぶる美人♪
アマンダはアメリカの留学生。
アパートで隣同士のイギリス人の女の子。
元々仲は良くなかったよ。
ある日、アマンダがイタリア人の彼氏とその友達でマリワナ吸って騒いでたら
イギリス人の子が怒って抗議してきて
それにキレたアマンダたちは
まずその女の子を暴行。
その後喉をかっ切った後に、40か所を越える回数
ナイフでイギリス人留学生の体を刺した。
・・・というのが現場検証から出た結果。

アマンダ、凄かったね。
裁判沙汰になっても不敵な笑み見せたり、いつも笑顔。
準備体操までしています(笑)。
これがイタリアの陪審員には「ん?」って思った。
そして嘘の証言を言うアマンダ。
イタリア陪審員の「有罪」判決は正しいと思う。
ナイフにDNA判定も出たのでしょう?
でもその判決に怒ったアメリカ。
「アマンダを救う会」まで作って、ヒラリークリントンが
「アマンダとその家族をサポートします!」と表明。

結果、イタリアはアマンダを無罪にしてアメリカに返すことに。
この瞬間、アメリカは大喜び。
イタリアの住民は裁判所に向かって「恥を知れ!」と大激怒。
アメリカが怒ったからってイタリアが真実を曲げたと誰もが思ったのでしょう。
何より不幸なこのイギリス人女性、異国の地で暴行されて殺されて
犯人は無罪。
あ、暴行した男の子の体液が被害者から出てきたから(アマンダの友人だね)
その子は16年の懲役らしいよ。
「友達」と言っていたイギリス人の子が殺されても笑顔で
1人だけ有罪で捕まったのも友達で。
そんなことは、なーんにも感じないんだろうなあ。若いからかなあ。
涙ながらに「皆さん私を信じてくれて有難う!」と言っている
この若干20代の女の子は、将来どんな。人間になるんだろうな。

でも番組で言ってた。
「アメリカも全員がアマンダを支持しているわけではない」って。
そこにアメリカの良心を見た気がしますよ。
アマンダ、今回の裁判の本を出すそうですね。
「私に今日、23通もファンレターが来た」って言ってたり
「私がブスだったらこんなに支持してくれたかしら」って豪語してたらしいじゃん。
決定だよ。こいつ殺ってるよ。

2013年3月にイタリアは上告するそうです。
楽しみですね。

他に、イギリス人留学生がアマンダからの乱交パーティに誘われたのを
拒否したから殺されたという説もあるみたいです。
あとハウスシェアだったりルームメイトだったりご近所だっりまちまち。
だから情報が適当とか言われるんだよイタリア。頑張れ。
ワインも料理もイタリアは大好きなんだからさ。