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消えた街角おじさん

2023-10-19 | つれづれ
そういえば最近街角オジサンいなくなったな〜という話。

いつから見かけだしたのか覚えてないのだけど、コロナがそこそこ落ち着いてテレワークが大人しくなりだした2021年頃だと思う。

街角オジサンというのは、勝手に私が心の中で名付けたあだ名で、
我が家のそばにあるコンビニの外の角の所で、通りすがる通行人を眺めながらチューハイ1本を飲んでいるおじさんのことである。

常時1本。じっくりゆっくり呑んでいる。

その街角オジサンを見かける前、
ツイッターでバズっていた、
漫画雑誌モーニング連載の定額制夫のこづかい万歳~月額2万円の金欠ライフ~「ステーション・バー」(2巻第9話)を見かけていたので、
内心、あぁこれが噂の…!と思っていたものだ。

このステーション・バーという話は、漫画家の吉本浩二さんが、駅構内の片隅で行き交う人々を眺めながら晩酌する彼の幼なじみをモデルとしたエピソードで、駅をバーの代わりにしてお酒を楽しむという方法である。

もちろん同一人物ではなかろうが、
街角オジサンはそれは不思議な時間に街角で呑んでいるのであった。

年齢は不詳だが5〜60代くらい、背はそこそこ高く極度に痩せても太ってもいないがお腹はふっくらと出ている普通のオジサン体形、髪の毛はグレーでフサフサ、身なりはビジネスカジュアルというのだろうか、バッグはビジネスリュックで、ジャケパンが多かった。

平日の16時や休日の14時半、引きこもりの私が例えば平日に郵便を出しに行ったり、休日に買い物したりするのに外に出てそのコンビニを通りすがる僅かな時間に頻繁に目にするわけである。

私は行動にルーチンがないので、かなりランダムに外に出ている。

朝に呑んでいることは見かけなかったが、え〜?この時間に仕事終わる?みたいな時間に呑んでいるわけである。

曜日もランダムで、火水休みの不動産屋という感じでもないし、明らかに美容師ではないので、
この人何してるオジサンなのかな〜?
とずっと疑問であった。

最初の1,2回はこの人なんやろと目を合わせる機会はあったが、そのうち街角オジサンの憩いのひとときの街角を奪うわけではないですよアピのため、あまり意識しておりませんよ〜ムーブをしてみていた。

もちろん話しかけるだなんてとんでもない。

ただ、私がオジサンを覗いているとき、オジサンもまた私を覗いているわけで、私がなんとなくオジサンに注目していることはオジサンも多分認識していたのではなかろうかとは思う。

そのうちにオジサンを見かけると、やぁやぁ今日も街角ですね、という気になり、普通に街の景色の一部となった。

ところが、最近、
そういえば街角オジサン長らく見かけてないな、と思い出した。

そのコンビニが入っているビルの管理会社が半年〜1年くらい前に変わり、そのあたりから見かけていないかもしれない。

何がどうというわけではないが、いつもあったものがなくなったとき、あれ〜どうしたのかなぁと思う、というお話でした。



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