最近、夫から
『Z世代は最早コスパじゃなくてタイパらしいよ』
と聞いた。
タイパから真反対の生活を送っている私、今後も生きるの大変そうだな〜と思っている。
最近の若者が映画も倍速視聴することは知ってたけどどういう感じなのかな〜とは思っていた。
最近映画の2時間が耐えられなくなってきたけど、これはタイパではなく老化😅
そんな中、NHKのクロ現で特集するというから、タイムリーじゃん!と思って見てみることにした。
見てみて思ったのはなかなか、生きづらい世の中になってしまったな…
ということだった。
追われることなく、自分の気の向くままに幸せになれるのが1番の幸せだけれど、時間効率を気にしながら意識して自分の幸せを追わなければいけないのね。
それで切り捨てるいわゆる「ムダなもの」いっぱいあるだろうな。
ムダを楽しむ心の余裕がない時代なんだなとなんだか悲しくなってしまった。
何を産まなくとも寝っ転がって宇宙の端ってどんなかしらと想像しながらウフフして生きていたいわぁ。
世にはびこる
充実した生活の呪いとでも言おうか…
自己責任の呪い
生産性の呪い
なんとでも言い換えられるけどサ。
人間関係もコスパに加えてさらにタイパが測られる時代なんだわ。
あいつ話すぐ脱線するからタイパ悪い、みたいな。おそろし〜😱
まぁ…
かくいう私もクロ現をせっかくだから1.5倍速で見たわけだけど😅
このタイパの概念の唯一良いと思うところは、タイムパフォーマンスは自身の選好や効用に応じて異なってくるというところ。
コスパという概念はお金という割と共通の価値観を元にパフォーマンスが図られるけれど(だから良し悪しは明確)、タイパは当人の効用に応じて誰かにとっては物凄くタイパ悪いこともまた別の誰かにとっては物凄く良いことだったりする。
一方、生き急ぎ感はコスパより余計に多く感じる。
そういう意味では、タイパから真反対の生活を送っていると思っていたけれど、好きな人とずっと過ごせるのは大変タイパの良いことだし、嫌いな人と一生付き合わないのもタイパの良いことだ。
それが人として善きことかどうかは、全く別の話として。
私だって昔の人から見たら「今の若いもんは…」と言われていたから、所詮昭和の郷愁でしかないのでしょうけれどね。
ちょっとだけ、寂しいなぁ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます