sololoblog

適当に生きている適当な日常メモ(お返しイイネ&followご無用です🙏thanks!更新通知で読んでます)

『他下げ』という文化

2023-09-15 | 推し活
アイドルグループを押すようになって初めて知った文化の話。
どっちかというとネガティブな側面の話かもしれない。

先日、グループの場合注目する人がたくさんいて目が忙しい&全部見れないもどかしさ、みたいなことを書いた。

バンドは複数人がいるが、結局曲を書いてる人=私の推してたのは共にボーカルであったので、推す人は常にボーカル1人だし群れ特有のあるあるを知らないままBBAになった。

ところが最近ボーイズグループ2つ推すようになったので、文化の違いに驚くことが多数あって、これは書いておかねば!と思った次第である。

推してるグループは同日デビュー日のBE:FIRSTとINI。

最初にグループ推しと全然関係ない余談だが歌い手さんは別として、曲と歌詞本人が書いてないアーティスト推すの初めてかもしれない。

snsで「曲のタイプがずっと一緒で不服」みたいな感想を見て、アーティスト本人が書いてると大体曲調は似かよるものなので、作詞作曲が別だと色んなタイプの楽曲がだせるのだなと逆に大変新鮮な意見だった。

まず、あるある1個目。
推してる2グループは同日デビューライバルでもあるわけで、過激なファンがマウントを取ってもう一方のグループを下げるというような現象をたまに目にする。
曰く、顔がこっちのグループのが良いとかダンスや歌がこっちのが上手いとかである。
両グループだけではなく、どうやらK-Popやジャニーズ、アイドル界隈では良くあることらしい。

これを他G下げ(たぐるさげ)又は他下げ(たさげ)といい、「自分の推しじゃない人を批判(=下げ)して、自分の推しを相対的に良く見せる(=上げ)」という趣旨のようである。

実は私のような両方ファンクラブに加入してるような人、わずかながらも3%とか結構いるんじゃないかと思うんだけど、肩身が狭いのでひっそりしている気がする。

J-POPで、例えばYOASOBIとずっと真夜中でいいのに両方推してたとしてもずとまよが上!みたいな派閥はそんなにはない気がするので、やっぱりボーイズグループはファンの食い合いみたいなところがあるのかな?と感じた。

あるある2個目。
事務所推し、事務所内他下げ、両方見られること。

私は単体で好きか嫌いかでしか推しは決めないので、界隈を盛り上げるための周辺推しというものがあることにびっくりした。

もちろん売る側では、アップセルやクロスセルは良く聞く言葉で、事務所推しはまさしくそのクロスセルに該当するわけだけど、必要じゃない側からするとあまりにも事務所のクロスセル圧が強いと結構ウンザリする。

特にBMSGのアプリ設計はクロスセルが基本設計となっていて、単体G推しにはアプリ内導線が悪い上に、しかもめちゃくちゃ重いので辟易している。

一方で同じ事務所内での他G下げ現象もたまに見る。ジャニーズでも良くある。
JO1⇔INI⇔DXTEEN
BE:FIRST⇔MAZZEL
等である。

これは、頻度や程度はその事務所に拠るようだが、そもそもはどの事務所もクロスセルできるに越したことはないというマインドは基本どこも一緒なので、事務所からしたら害悪だろうな、と思いながら見ている。

あるある3個目。
同じグループ内で他下げ現象が起こる。

多分歌もダンスもとりあえず全員皆できることから起こる現象だろう。
私の見ている所によると、この現象は一般人の人気投票で選ばれたINIの方がSKY-HIの自己資金とマインドで選ばれたBE:FIRSTよりもその傾向が強いようである。
主張はあるある1個目と一緒で、曰く、このメンバーより見目やスタイルが良いとか、歌やダンスが上手いとかである。

一般からすると認知はブランディング統一のグループとしてであって、グループ内でのマウントなど正直細かすぎてかなりどうでもよく、かえってヤバみを演出してしまっている。

本当に推しに貢献したいのであれば、他の人をディスるより毎度黙って札束で運営をビンタできるくらいに当該推しに課金しておけば良い話である。

あるある4個目
そして第四次札束ビンタ合戦が開幕する…!

なんて 笑

まぁでもアイドル系はその傾向が強いように見える。坂道系などの秋元氏プロデュースグループなどはその先陣を行く。
ボイグルも同様で、推しが活動できなくなったら困る!という女子が多い気はする。

資本主義社会、アイドルも市場原理で、存続有無は有り体に言ってしまえばどれほどの金が引っ張ってこれるかに拠るので、致し方ない面もあるのだろう。

一人で1億払うよりは1億人が1円払ったほうが期間的には継続する気がするので、両グループ共にヒットソングに恵まれるよう祈っている。



結局並べてみたら負の側面が強く見えてしまうような…(^o^;

老若男女、公序良俗に反しない限りにおいて、好きな推しを好きなように推せばいいと思います。

女性だけどおもてなししない

2023-09-14 | つれづれ
フェミ系と言われるかもしれないが
女性だからといっておもてなしはしません、という話。

すまんが、私にはその機能はない。
思いだけでなくそもそも能力がないので得意な人がやってくれ、というスタイル。

正月に家族が集まって女だけが忙しい
という文字をsnsで見て
あったな〜そんな文化!
と思い出した。

朝やお昼やお夕食の用意するのよね。
叔父、従兄♂、男性陣は皆座ってTV見てたり遊んでたりしてたわぁ。

今は親族関係全て縁が切れているので親族で集うこともないし、そういう文化に縛られずに住んでいるので大分長らく存在を忘れてた。

今でもそうなのだろうね。

新卒の頃は「そういうもん」「歯向かうだけ行為コスト高」と思ってたから会社でもキタコレ社会と思いながらお茶汲みしてたなぁ。
熱いだの下手だのは二の次。
とりあえず茶が入ってりゃええやろ。

アルコール注ぎ係とか取り分け係もあったな。
男性陣のお隣でコンパニオンやキャバ嬢の様に卒なく入場からお見送りまで接待する係。時間外手当も指名料ももらえなかったが、確かに査定は良かった。

今は昔と違って「上司からの飲み会の誘いを断るとは何事だ」とか「会社の飲み会参加必須」とかも少なくなってきたからいいね。

そういえば一社目で「女というものは玄関で三つ指ついて送り迎え見送るものだ」と3回結婚した九州の年配男性に言われたっけ。
最終的には「sololoさんは俺のこと嫌いなんやろ」と言われて、その両方共がキモすぎて仕方がなかったので笑顔で否定しなかった。
◯◯さん私のこと嫌いなんでしょとか面と向かって言う人に男女とも性格の良い奴なんていない。
これは確率100%だね。

まだ20代ホヤホヤの頃に「日本社会の文化」(意味不明なこと多数含む)に浸かっておいて良かった。
転職するごとにドンドン意味不明文化から乖離していき、今は純粋に仕事の内容のことだけに意識がやれるし、意味不明と感じた自分の心を大事に伴侶も全くそういうのとは無縁の夫と結婚することができた。

私と夫は、夫婦は二人の関係であって世間がどうとかそういうのは関係なしという点で同じ価値観なので大変幸せに生きている。
夫に常々感謝だ。

一つエピソードがある。

夫婦のことは夫婦のこととはいえ、我々が社会と接するときまた社会も我々のことを覗いているわけで、という観点で、
私は夫のことを常に「◯◯さん」と呼ぶし社会で夫のことは「主人」と呼んでいる。念を押すが二人の間では呼称は割とどうでもいい。

前々職の上司(♂離婚済)に「お前は夫のこと主人って言うんだよね!」と突然言われたことがある。
曰く、ずっと妻が自分のことを他人に言うときに「旦那が」と言われるのが嫌だったそうだ。

内心でやっぱりこういう人いるんだな〜と感じつつ、呼称ここに効果あり!と内心で膝を打ったものだ。


家庭の話に戻るが、義父母家庭は義父も料理する(主に炒めるものが多い)し、義父がコーヒー担当(一番家族内でこだわりがあるらしい)なので息子も嫁も皆食後は座ってゆったり待っている。

私は朝も弱いし料理もできないので、義父母宅にお邪魔するときも料理関係は指示されたことだけやるスタイル。進んで台所に立つことは決してしない。端から期待値が低ければ何かを要求されることもない。

夫は実家に帰ると本当に何もしない寝地蔵と化すので(我が家では色々やってくれる)、義父母宅にお邪魔したときは洗濯と皿洗いだけはなるべく進んでやるようにしている。皿洗いは洗い方に注文つけられなければそんなに苦ではない。

友人宅で呑んだ時も、皿洗いだけは絶対にやるようにしている。
高価な皿でなければどの家庭でも多分、あんまり他人がやっても困らないことなんだろうな。

そういうわけで、セクハラとかジェンダーハラスメントと関係ない生活をしてしまっている関係で、社外的常識に疎くなってしまっている。

都会は本当に楽。
自分の幸せという観点からすると、今の環境がMAXで幸せだわ。

ブルーチーズ好きなんだよなぁ

2023-09-13 | 
ブルーチーズはすっごい好きな人かすっごい嫌いな人に分かれる食べ物だと思う。

趣味の合わない夫との間でも珍しく合う好みはブルーチーズ美味しいと思うことで、
酒飲みの私はたまの贅沢でブルーチーズを買うことがある。

三大ブルーチーズといえば
フランスのロックフォール
イタリアのゴルゴンゾーラ
イギリスのスティルトン。

一番好きなのはロックフォールパピヨンかなぁ。ゴルゴンゾーラピカンテも好きだけど。
スーパーにはロックフォールは置いてないことが多いのでイオンで買えるゴルゴンゾーラをご褒美としては良く買う。

赤ワインの趣味も夫とは合って
ピノ・ノワール100%のワイン、主にブルゴーニュワインが好き。

白ワインだったらフルーティなシャルドネか甘〜いナイヤガラのワインが好き。

とはいえ
裕福ではないのでピノ・ノワールはピノ・ノワールでも家で買うワインはアルパカのピノ・ノワールである。
コスパいいんだ、これが。

本当は5年か10年に1回くらいはブルゴーニュのドメーヌワインが飲んでみたい。

いつかセレブごっこする時に飲むんだ〜🍷

BE:FIRSTの映画BE:the ONEを見た

2023-09-12 | 推し活
私は先日弱火BESTY(ベスティ。BE:FIRSTのファンネーム)になった。

BE:FIRSTのドキュメンタリー映画BE:the ONEを見たよ、という話。以下感想。

一部ネタバレあるので見てない方はご注意ください

アーティストのドキュメンタリーはほぼ見たことないの。
ONE OK ROCKくらいかな🤔

BE:FIRSTは、紅白で認知して最近ようやくファンクラブに加入したぐらいだし、弱火なので、アルバム(CD)は買ったけど、BE:FIRST 1st One Man Tour “BE:1” 2022-2023も買ってない(酷)。
youtubeはチャンネル登録して見てる、くらいの前情報で臨んだ映画。

4DXの方じゃなくて普通の方で見た。

結論からいうと、ライブのことあんまり知らないからこそ多分余計に楽しめた☺️

映画館で音響がめちゃくちゃ良いので、本人達の声がとてもじっくり聞ける
良席でツアーに参加してます、みたいな感覚。

特にMessageのMANATOのソロ部分、スーパーマナトタイムが大変美しく聞こえて聞き惚れた。(公式youtubeにも上がってます)
JUNONの高音も美しかったです。
音響良いって大事。

逆に言うとドキュメンタリー部分の分量はかなり控えめで、本人達が常日頃いつも言っていることが大半なので、強火BESTY達は十分に楽しめたのかな?🤔と少し心配になった。
けど、良席ライブと一緒だからいらぬ心配かな。

印象に残ったのは、コンサート前準備のりょんりょん先生による謎のボイトレ集(これもっと分量多めで見たかった😆)と、LEOの「過去の俺見てる?見てないか、過去の俺が今の俺だもんな。過去の俺、早目に気づいてよかったね」みたいなことを言ってたシーン(詳細諸々違ったら失礼🙏)。

BE:FIRSTは若いけど年齢の割には苦労人が多い印象で、彼の過去の苦労や悩みは深かったんだなぁとしみじみ思うような言葉だった。

あと、ソロコンの状況も画面で初めてみたけど大人しめなのかな?とびっくりした。

フェスでは結構皆きゅうきゅうになって好きに踊ってたりノッてたりして、私も自由にやって凄く楽しかったのだけど、ソロコンではしっとりファンも大人な感じで、ペンラふったりクラップくらいで(暗いから見えるのがそれだけだった説もあるけど)BBBとかMilli-Billiとかめっちゃノリたいときも大人しくしてないといけないのかな〜とちょっと不安になった。実際どうなんだろ。

団扇とか横断幕?とかないのは良かった。

あとは、映画に出てくるファン達も若年層から後期高齢者層まで年齢層が大変幅広く、なんとな〜く本人達のスタンスも「ずーっと一緒だと嬉しいけど、好きなタイミングで好きに推してください」的なものを感じたので、弱火でもBESTYだぜ!とちょっと自信になった。

ここからは諸々話逸れます。

映画、韓国の監督が撮影したとあって、やっぱりコングロマリット産業韓国CJやば〜ってなったし(映像も音声も綺麗だった)、BMSGではライブや映画で頻繁にエイベックスがでてくるのでやっぱりエイベックスやば〜ともなった(私のイチオシのAcid Black Cherryは所属レコード会社がエイベックスです)。

今までyasuと清木場くらいしか推したことがないので、ライブで複数人同じ濃度で見るべき人がいる、という状況になんだか慣れなくて大変戸惑った。バンドでは基本的にボーカルしか見ないので…
グループの場合は全員ずーっと見てたいじゃない?でも一人に焦点合うと他の人からは逸れるわけで、あちらがたてばこちらがたたず、そのうち目が7対欲しくなるんじゃないかしら。

映画本編の前に色々映画のCMがあると思うのだけど、映画だけじゃなくて普通に葬儀社のCMも流れて、見たのが平日の昼(代休)だったので、え、主婦層や有閑マダム層には葬儀響くのかしら?!とびっくりした。それともあれかな、映画を見に来るのは家族一緒説があるから、そういえば、とあとで話しやすいということかな?あるいは、映画に頻繁に来るのは高齢者が多いとか?謎が深まってしまった。

本編前に流れた映画のCMでは、JO1白岩瑠姫くんが初主演を務める「夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく」とINI髙塚大夢くんが声優に初挑戦したウクライナ制作アニメ映画「ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン」の両方流れて、視聴層重なってるのかな?とドキドキした。
CMはふたりともちょっと棒読み風だったのが気がかり(辛口)。

あと、さっきLEOが苦労人であることを再確認したと書いたけど、同じくエイベックスの育成生だったINIの尾崎くんも同じく苦労人だったことを思い出して、二人とも本当にデビューできて良かったなぁとなんだか、しみじみした。

という感じで楽しい1日だった。

ソロコン当たるといいな〜
あたりますように😌

ワーキングプア/門倉貴史著を読んだ

2023-09-11 | 
ワーキングプア
いくら働いても報われない時代が来る

を読んだ。

今でこそワーキングプアで検索すると沢山の著書が出てくる時代になったが、この本がでたのは2006年11月、まだリーマンショック前の「ワーキングプア」という言葉が生まれた初期の方の著書だった。

今はもう、年収200万未満というのは珍しくはないし、非正規や兼業、個人事業も珍しくなくなった。

なぜこの本を急に思い出したかといえば、この本の取材対象者のひとりでいらっしゃる奥谷せりさんがミニマリストブロガーさんで、良く拝見しているからだった。

私がまだ正社員でやめたいやめたい思っていた頃、シンプルライフと貯金に憧れて彼女の前のブログのときからずっと拝見していたけれど、ふと思い出して図書館で借りてみた。

せりさんは今はもう専門的な職種で安定した職業についていらっしゃるし資産もたんまりあるお方だけれど、当時はトリプルワーカーというミラクルなハードワークをされていたのだった。

取材の該当ページは126ページから。

引きこもり、という言葉も今ではそうめずらしくはないし、精神的に不調になることはその人が社会的不遇者だからなのではなくてまぁ割と良くあること、という感じだけれど、まだ約20年前はそんなに(?)大々的には耳にはしなかった気がする。

ブログには今は配偶者でいらっしゃるその彼のことも書かれていることもあった気はするけれど、ブログ自体は淡々とした文調の方なので、あまり御自身の感情というのが目に見えて分かると思ったことはなかった。

本では取材者である第三者が客観的に書くことによって、より彼女の愛情深さが掘り下げられている気がする。
そんな風に思っていたんだね、と、新たな一面を見る心持ちがした。もちろん良い意味です。

本のまとめは以下の通り。
・年収が200万円に満たない「ワーキングプア」は2005年で546万人に登り男性労働者を中心に年々増加する傾向にある。
・増加している背景には、厳しい競争に直面する企業が正社員を非正規社員に置き換えていることがある。
・ホームレスになる者もいる。
・会社の倒産やリストラで転職を余儀なくされた中高年層の一部はワーキングプアに陥っている。
・家庭を持った中高年層が突然ワーキングプアになると、子供の養育費や住宅ローンなどの抑制することのできない消費支出が他の世代より大きいためにその状態から抜け出すことは非常に難しくなる。
・成長鈍化、少子高齢化で日本型雇用が崩れつつあり、非正規は弱い立場に置かれて雇用不安低賃金に苦しんでいる。
・一方の正社員も長時間労働により心のワーキングプア状態に陥っている。
・若年層でも就職したときに正社員になるか非正規社員になるかで、同じ若年世代でも所得格差は大きく開いてしまう。

本では、
・非正規から正社員への門戸を広く
・消費増税は避ける
・最低賃金の引き上げが必要
・外国人受け入れにより国内のワープア問題は深刻化する
と書かれている。

概ねここ15年くらいの国の方針と一致しているが、ビザ要件緩和に見られるように外国人受け入れは広がっている。
しかし、逆に日本が貧しいしコスパが割に合わないので外国人労働者から忌避されつつあるという当時は予想されていなかった状況になっている。
なかなかに深刻だ。

自分は大丈夫なんて思ったことは1度もないけど(むしろ社不なのでしがみつくのに必死)、沢山の事例を読むにつけ、本当にいつ何時何か合って露頭に迷うことは十分にあり得ることだな、と再確認した。