公立相馬総合病院の研修医のブログ

被災地医療を支える公立相馬総合病院
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福島県立医大の説明会に行ってきました

2016年05月26日 | 日記
今日は福島県立医大の研修病院説明会に行ってきました名取です。

当院は福島県の相馬市にあるのですが、福島県民にとってこの地域はあまり注目されていない地域のように思います。
そういった地理的な意味で、当院も福島県内ではあまり知られていないようです。
しかし純粋に研修内容という点では特色があったり合理的であったり魅力があるので、そういうところに気付いた県外の学生が偏見なく研修医として着任してきたケースが多いようでした。
これまではそうだったのですが、福島県立医大の学生さんにもそういった魅力を分かってもらえ研修医として来てくれたらなと思います。

当院の特色としては、
募集研修医数が3人と少ないので、自分から手を上げなくても症例や手技などほかの病院とは比べ物にならないくらいの数が経験できるということ。
研修医数が少ないがゆえに、ひとりひとりの要望が通りやすいこと。
研修医を学生の延長扱いではなく、一人の医師として扱ってくれることが自分の成長に繋がることだ思います。
そして研修医数が少ないというのは人気がないというわけではなく、戦略的に最初から募集人数を絞っており少数精鋭の研修の形を取っています。
実際に当院は福島県内では本当に珍しく2年連続のフルマッチを達成しています。

今日は私たちのブースにたくさんの学生さんが来てくれ話を聞いてくれました。
興味あった人もそうでもない人もいるとは思いますが、すこしでも魅力が伝わってくれたら嬉しいなと思います。
そしてまず、病院見学に来て理念や雰囲気を知っていただければと思います。


説明会が終わった後、臨床研修プログラム責任者の先生、担当事務の方、研修医で飲みに行き、熱く語り合ってきました。
地道な努力と当院の環境の魅力を活かして永続的に研修医を呼び込めるような研修病院になったら良いなという話をしました。
環境的な魅力とは、コンパクトな病院であるため、診療科の壁がないとか、看護師さんが優秀だとか、細かな点がいろいろあるのですが、
まとめると研修医が成長しやすい環境があるということです。
まだ至らない点は、病院全体が理解して協力していけたらなと思います。
研修医が来るということが病院の魅力や存続に繋がることもあると思います。
そしてこのブログでは研修プログラムにはあらわせない細かな魅力を伝えることができたらなと思います。

今日もブログを読んでいただきありがとうございました。




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