結局富士山の記事書いてなかったですね。
8月21日富士山登ってきました。
二ヶ月以上前の事なので、記憶の限りで書いていきます。
14時頃家を出発!途中海老名のサービスエリアでご飯を食べました。
吉野家の牛丼。エネルギー補給は万全!
夕方16時御殿場口登山道入口に到着!
今回は御殿場口から登りました。9年前は富士宮口からでしたが、当時は五号目まで車で行けたのに、マイカー規制が出来てしまったので、下山してからバス待ってとか考えると面倒なので、唯一マイカー規制のない御殿場口にしました。あとは登るなら1番下の登山口が良いかな?と、思いまして。
一時間ほど高度に慣らしてから出発〜!
入口の案内板を見てから出発〜!
今回の行程は夕方出発、夜登り、ご来光見てから降りてくると言う強行軍。なのか?一週間天気とにらめっこしながら、風は強いがなんとか登れそうな感じだったので、登り始めました。まぁ途中で辛そうだったら降りてくる感じで。それは高山病も含めてですね。前回は下りでまさかの頭痛に悩まされましたが、今回は落ち着いて降りてこようと思いました。
最初は、降りてくる砂走り道の脇を淡々と登ります。まだ明るく、淡々とした道で、飽きてきます。が、やはり風はそこそこあります。スタート時は半袖に長袖シャツ一枚。ちょうどいい感じで登ると汗ばむくらいでした。
18時を過ぎると辺りが暗くなり始めます。登り始めて一時間、砂走り道との交差次郎坊で一休み。まだ降りてくる人もいて、その人たちが巻き上げる砂が風に乗ってやってきます。笑砂を避けながら休みます。ペースは悪くないですが頂上着くの早くなりすぎないか?少し心配になります。
少しづつ日が傾きます。
夕焼けと雲海。綺麗でした。下の富士演習場で演習をしてるらしく、時折爆音が聞こえてきます。最初は雷だったらやばいとビビったことは内緒で。笑この演習20時くらいまでやってました。信号弾みたいなのが綺麗でした。
19時過ぎには辺りは闇に包まれます。
御殿場市内かな?綺麗な夜景を時折振り返りながら登ります。
時間は過ぎ、21時過ぎ、六合目に到着!
寒くなってきます。休業中の小屋に隠れてコーヒーを淹れます。初めてバーナーを使って自前で山で暖かいものを飲みました。ここで、インナー着用!やっぱり早すぎる。あと三時間で登れちゃうよ。笑
標高3000メートル突破。22時ですね。
雲海の下に夜景が見えます。綺麗でした。流れ星も見えたのと、意外と飛行機がひっきりなしに飛んでることを知りました。笑
ここからは写真がありません。寒さと色々やられて撮るの忘れてました。笑文章でご勘弁を。
7合目の小屋で時間調整、一時間ほど休みます。寒くなり、フリース着用。残りは雨具のみ。やばいかな。途中外国人二人組がライト無しで登ってました。予備ライトがあったので貸そうと思ったら月明かりで歩くから大丈夫との事。ヘッドライトも持ってました。笑風情がありますな。
そして、その直後七号五勺でも一時間休憩。笑やっぱり早過ぎた。8号目の小屋でも一時間休憩。笑
そして、ここで雨と霧が発生。雨具を着ます。この時点で防寒具は使い切り。あとは寒かろうが辛かろうが気合と根性しかありません。登ってくるベテランさんっぽい方が「ハードだね。」と言いながら登って行きました。確かに風も強いし、雨も降り始めたしでかなりハードな展開に持ち込まれます。
9号目の小屋は閉鎖をしてましたが、横なぐりの雨から防げる場所を確保。ここで2時半。当日の日の出は5時。ここからは一時間で登れそうな感じです。さてどうするか?上が晴れてるという保証もないですし、今いる場所は雨が防げます。と言うことで、一時間後、3時半に出発予定で休みます。しかし寒い!コーヒーを淹れて飲もうとしますが、一口暖かいものを飲んだら、身体の震えが止まりません。コップを持とうにも震えが酷すぎて、コップに入っていたコーヒーの7割がこぼれてしまいました。笑早く時間が経つことを祈り、じっと耐えます。
3時半に出発。同じ行程と思われる人の中でトップクラスに登り始めて最後はドベに近いところです。雨で視界が悪くなり、二、三回道を見失いましたが、4時31分無事に頂上へ。果たして、ご来光は?
空が白み始めるのと同時に頂上の雲は切れていきます。
頂上で日の出が見やすいところまで移動します。
少しづつ日が昇ってきます。
同行者も今かと待ち構えます。
そして、5時ちょうど
日が昇り始めました。
いや〜登ってきた甲斐がありました。綺麗なご来光です。
最高でした。
日が昇ってからはお食事!風が強かったので風除けできる場所を探してラーメンを!
ラーメンを食べ終わった時にはもう太陽は高い位置に。
食べ終わったあとはお鉢周りを。
空の上を歩いてる気分になります。
剣ヶ峰を下から見て、
剣ヶ峰。日本で1番高いところです。記念撮影で並んでる人多かったですが、脇から三角点だけ撮りました。あいつがいないのは残念でしたけど。
三角点の近くで日向ぼっこ。笑
剣ヶ峰をバックに記念撮影。
富士山の影を上から撮る!上からかは分かりませんね。笑
雲海が綺麗でした。
さて、帰り道に就く前に、郵便局を探します。知り合いに手紙を出したかったので。しかし、ネットに載ってるところを探しても見つからない。二、三回往復しても見つからず、ついには神社の人に聞いたところ、一昨日で今年の営業は終わったとのことでした。残念!
と言うわけで頂上に別れを告げて降り始めは、8時前下りはスタスタと降りていきます。
途中登りで死ぬ思いした九合目の小屋で衣服の調整。結局降りるまでインナー二枚にシャツでした。日が出れば全然それでいい感じです。今回高山病にはなりませんでしたが、頂上と、ここでリュックの中身を入れ替えるために屈んで頭を下げるとかなりの頭痛になりました。やっぱり酸素が薄いんですね。
大分降りてきて、宝永山方面へ向かうと、半端ない風が横なぐりできます。息をするのも少し苦しく、前に進むのも飛ばされそうで怖くなります。
宝永山の先まであと少しと言う所で考えたのが先はもしかしたら、風向きが変わるかもしれないと言うこと。もしかしたら下から突き上げられたら飛ばされるかもしれないと言う恐怖があり、諦めました。笑
そこからはだだっ広いところを砂走り道です。
気づいたのは僕は下りは苦手なんですがこの砂走りは得意です。他の人より全然早く下れました。そしてとうとう…
ゴールです。結局下山は10時頃。下りは二時間ちょっとでした。
今回九年振りに登り、単独は初めてでしたが、なかなかいい経験をしました。登り終わった直後はもう来年以降は良いかな?って思ってましたが、今考えると、また登りたいですね。来年かは分かりませんが、近いうちに帰ってきたいと思います。なんやかんやとこの半年近く富士山登山のために頑張ってきたのもむくわれました。本当は今期二回登るはずでした。来年は今年行けなかった人と一緒に行きたいです。二回ともね。
8月21日富士山登ってきました。
二ヶ月以上前の事なので、記憶の限りで書いていきます。
14時頃家を出発!途中海老名のサービスエリアでご飯を食べました。
吉野家の牛丼。エネルギー補給は万全!
夕方16時御殿場口登山道入口に到着!
今回は御殿場口から登りました。9年前は富士宮口からでしたが、当時は五号目まで車で行けたのに、マイカー規制が出来てしまったので、下山してからバス待ってとか考えると面倒なので、唯一マイカー規制のない御殿場口にしました。あとは登るなら1番下の登山口が良いかな?と、思いまして。
一時間ほど高度に慣らしてから出発〜!
入口の案内板を見てから出発〜!
今回の行程は夕方出発、夜登り、ご来光見てから降りてくると言う強行軍。なのか?一週間天気とにらめっこしながら、風は強いがなんとか登れそうな感じだったので、登り始めました。まぁ途中で辛そうだったら降りてくる感じで。それは高山病も含めてですね。前回は下りでまさかの頭痛に悩まされましたが、今回は落ち着いて降りてこようと思いました。
最初は、降りてくる砂走り道の脇を淡々と登ります。まだ明るく、淡々とした道で、飽きてきます。が、やはり風はそこそこあります。スタート時は半袖に長袖シャツ一枚。ちょうどいい感じで登ると汗ばむくらいでした。
18時を過ぎると辺りが暗くなり始めます。登り始めて一時間、砂走り道との交差次郎坊で一休み。まだ降りてくる人もいて、その人たちが巻き上げる砂が風に乗ってやってきます。笑砂を避けながら休みます。ペースは悪くないですが頂上着くの早くなりすぎないか?少し心配になります。
少しづつ日が傾きます。
夕焼けと雲海。綺麗でした。下の富士演習場で演習をしてるらしく、時折爆音が聞こえてきます。最初は雷だったらやばいとビビったことは内緒で。笑この演習20時くらいまでやってました。信号弾みたいなのが綺麗でした。
19時過ぎには辺りは闇に包まれます。
御殿場市内かな?綺麗な夜景を時折振り返りながら登ります。
時間は過ぎ、21時過ぎ、六合目に到着!
寒くなってきます。休業中の小屋に隠れてコーヒーを淹れます。初めてバーナーを使って自前で山で暖かいものを飲みました。ここで、インナー着用!やっぱり早すぎる。あと三時間で登れちゃうよ。笑
標高3000メートル突破。22時ですね。
雲海の下に夜景が見えます。綺麗でした。流れ星も見えたのと、意外と飛行機がひっきりなしに飛んでることを知りました。笑
ここからは写真がありません。寒さと色々やられて撮るの忘れてました。笑文章でご勘弁を。
7合目の小屋で時間調整、一時間ほど休みます。寒くなり、フリース着用。残りは雨具のみ。やばいかな。途中外国人二人組がライト無しで登ってました。予備ライトがあったので貸そうと思ったら月明かりで歩くから大丈夫との事。ヘッドライトも持ってました。笑風情がありますな。
そして、その直後七号五勺でも一時間休憩。笑やっぱり早過ぎた。8号目の小屋でも一時間休憩。笑
そして、ここで雨と霧が発生。雨具を着ます。この時点で防寒具は使い切り。あとは寒かろうが辛かろうが気合と根性しかありません。登ってくるベテランさんっぽい方が「ハードだね。」と言いながら登って行きました。確かに風も強いし、雨も降り始めたしでかなりハードな展開に持ち込まれます。
9号目の小屋は閉鎖をしてましたが、横なぐりの雨から防げる場所を確保。ここで2時半。当日の日の出は5時。ここからは一時間で登れそうな感じです。さてどうするか?上が晴れてるという保証もないですし、今いる場所は雨が防げます。と言うことで、一時間後、3時半に出発予定で休みます。しかし寒い!コーヒーを淹れて飲もうとしますが、一口暖かいものを飲んだら、身体の震えが止まりません。コップを持とうにも震えが酷すぎて、コップに入っていたコーヒーの7割がこぼれてしまいました。笑早く時間が経つことを祈り、じっと耐えます。
3時半に出発。同じ行程と思われる人の中でトップクラスに登り始めて最後はドベに近いところです。雨で視界が悪くなり、二、三回道を見失いましたが、4時31分無事に頂上へ。果たして、ご来光は?
空が白み始めるのと同時に頂上の雲は切れていきます。
頂上で日の出が見やすいところまで移動します。
少しづつ日が昇ってきます。
同行者も今かと待ち構えます。
そして、5時ちょうど
日が昇り始めました。
いや〜登ってきた甲斐がありました。綺麗なご来光です。
最高でした。
日が昇ってからはお食事!風が強かったので風除けできる場所を探してラーメンを!
ラーメンを食べ終わった時にはもう太陽は高い位置に。
食べ終わったあとはお鉢周りを。
空の上を歩いてる気分になります。
剣ヶ峰を下から見て、
剣ヶ峰。日本で1番高いところです。記念撮影で並んでる人多かったですが、脇から三角点だけ撮りました。あいつがいないのは残念でしたけど。
三角点の近くで日向ぼっこ。笑
剣ヶ峰をバックに記念撮影。
富士山の影を上から撮る!上からかは分かりませんね。笑
雲海が綺麗でした。
さて、帰り道に就く前に、郵便局を探します。知り合いに手紙を出したかったので。しかし、ネットに載ってるところを探しても見つからない。二、三回往復しても見つからず、ついには神社の人に聞いたところ、一昨日で今年の営業は終わったとのことでした。残念!
と言うわけで頂上に別れを告げて降り始めは、8時前下りはスタスタと降りていきます。
途中登りで死ぬ思いした九合目の小屋で衣服の調整。結局降りるまでインナー二枚にシャツでした。日が出れば全然それでいい感じです。今回高山病にはなりませんでしたが、頂上と、ここでリュックの中身を入れ替えるために屈んで頭を下げるとかなりの頭痛になりました。やっぱり酸素が薄いんですね。
大分降りてきて、宝永山方面へ向かうと、半端ない風が横なぐりできます。息をするのも少し苦しく、前に進むのも飛ばされそうで怖くなります。
宝永山の先まであと少しと言う所で考えたのが先はもしかしたら、風向きが変わるかもしれないと言うこと。もしかしたら下から突き上げられたら飛ばされるかもしれないと言う恐怖があり、諦めました。笑
そこからはだだっ広いところを砂走り道です。
気づいたのは僕は下りは苦手なんですがこの砂走りは得意です。他の人より全然早く下れました。そしてとうとう…
ゴールです。結局下山は10時頃。下りは二時間ちょっとでした。
今回九年振りに登り、単独は初めてでしたが、なかなかいい経験をしました。登り終わった直後はもう来年以降は良いかな?って思ってましたが、今考えると、また登りたいですね。来年かは分かりませんが、近いうちに帰ってきたいと思います。なんやかんやとこの半年近く富士山登山のために頑張ってきたのもむくわれました。本当は今期二回登るはずでした。来年は今年行けなかった人と一緒に行きたいです。二回ともね。