ホッの週末

月・水・金と保育園のお迎えと夕ご飯を食べさせた。
週3日は忙しい。献立もついお子様メニューになってしまう（笑）

ヽ(=´▽`=)ﾉ

昨日は孫２が熱が出て保育園は欠席。私が預かった。

「お熱測ろうよ」というと「キャッ、キャ」と笑って走って逃げていくぐらい元気は良かった。

よく食べてよく遊んだ。

婆様、今後の方向

ケアマネさんに来てもらってこれからどんな選択肢があるのか相談した。
ことばで知っていても具体的には？？？
施設の区分も？？？
どんな状態だったらどこに入れる？
費用は？

いずれは預けよう・・・と思っても、そう簡単には思いきれない。
爺様の時に意地悪しかしなかった人をまた私が看るのか、、、心の葛藤もあると正直に話した。
「そうでしょうね～」と。

私「一人で置けなくなったら、、、とか、入所の線を考えておいた方が良いと思う」

ケアマネ「それは考えなくてもいいのでは？皆さんその時になると一気に決まってしまいます。
それより、今この安定してる時に少し見学に行って、気に入ったところを数か所、心にとめておく。
必要になったら心づもりの中から選べるように。
現実は施設によってかなり受入れ状態が違います。扱いが全く違う。
２~３か所見に行くと違いが分かり疑問もわきます。
本当に必要になってから探すのは本当にエネルギーがいるし時間もないです。場所も近くて見に行ける所が良いんでしょ」

もう１案
「まず、ショートステイを使ってみたらどうですか。１回やってみて良いようだったら日数を増やしていく。
それが一番長続きするように思いますよ」

施設を考える前にやれることがあるんだ。ショートを利用してそれでも立ち行かなくなったら入所。
そんな手順でいけば預ける苦悩も減るかもしれない。

ケアマネさんに言われた「本当は婆様が好きなんでしょ？」
「う～～ん、あまりいい思い出は無いんですけど・・・」

私、婆様が好きなの？　そんな筈ないよ。人として判らなくなった人を放り出せないだけと思う。

母の日

次男坊一家は１日早く、土曜日に籠に入ったお花を持ってやってきた。
例年通り、婆様の分と２つ。

変ったアジサイとバラとカーネーション２鉢。
なんだか窮屈そうなので日曜日に籠から出して飾った。
アジサイとバラはホッとしたように大きく広がった。

長男坊！同居してるのに無視。婆様の次に世話が焼けるのに。
母は全自動家事やりくりマシンか。

実家へ

母の日のプレゼントをもって実家へ行ってきた。
4月からバタバタして、お彼岸以来顔を見せてなかった。

最近の母は調子が良くて弟夫婦、姉の事、名前もしっかり出てくるそうです。
私の事も分かった。
大きな背もたれの椅子に座っているのはいつもと同じ。すぐにウトウト眠ってしまう。
でも弟は昼間ベッドで寝かせることはしない。
話しかければ（＾－＾）プレゼントのカットソーを喜んでくれた。そして母らしくキッチリ畳んで箱に収めた（笑）。
痴呆になっても性分は変わらない。

弟に我が家の事件を話した。
第一声「う～ん、すすんだねぇ」
「やっぱりそうだよね」
椅子のひじ掛けを必死で外そうとしたりクッションの紐をハサミで切ろうとしたことなども話した。
「その日だけで落ち着いてるなら、センサーも増やしたし危ないものを除けておくぐらいでいいんじゃないのかな」

帰りがけに「もう私の方がおかしくそうだった」と言ったら「あまり気にせんことだよ」

どっちが年上だか？弟に力を貰って帰ってきた。
短い時間だったけどホッとした。

楽しかったこと

7日に集まって楽しかったことを残しておこう、、、
何日か経つうちに忘れてしまった（笑）

車に乗ってすぐ
「○○の人は運転が荒いって聞いてたけどホントだね」

「う～ん、赤信号になってから3台は走って来る・・・と地方から来た人に言われたことあるよ。
私は安全運転。黄色はサッサと突っ込んでけだもんね（笑）命預かってるから大丈夫、慎重ですよ」

ひとりの時と同乗者がいる時では違うかも、、、孫なんて乗せてたら真剣だわ。

6人の集合写真を見て「昔は可愛かった面影一杯ある～。（爆笑）」

良くなった

4月末頃から歩行器で歩くのも危なくて、後ろからズボンの中心をつかんで付き添っていた。
7日に事件があって、、、、どういう分けか今は調子が良い。足取りも確か。

自分で新しい歩行器のロックを外し自室から出てくる。
「どうしようか～？」の問いかけに返事がある。

薬はバッチリ飲める。入歯も素直に出す。
ありがとうが言える。

食事の仕方など可笑しなことは多々あるから、痴呆が軽くなったわけではないと思う。
むしろ進行して意地やプライドが薄れて素直になった。そんな気がする。

私は一日の出来事を逐一夫に報告し、介護に巻き込むよう心掛けている。
月曜日に来るケアマネさんに何を聞くか、夫の考えを聞けた。

歩行器交換

介護用品の会社の人が来て、後輪が回る速度調節ができるものと換えてもらった。
使えそう。明日デイに持たせて具合を見てもらう。

ケアマネさんが一緒に見えたので、婆様の居ない日に一度来てもらうようにお願いした。
まさか本人の前でこれからの相談はできない。

その日までに私たち夫婦が何を望み何を聞きたいのかはっきりさせておかなければ。

さっき夫に話したけど「うん、そーだなー？」だけで返答はこない。目はテレビ。
こういうのが私はすごく嫌。

「月曜日までに何を聞きたいのか考えておいて」と言って終わりにした。
私があれこれ言うことに相槌を打って「それを訊いておけ」だけだろうな。

私たちは事務連絡夫婦。自分に関わりがない限り無関心。
いつかリハビリパンツの交換をさせてやるから覚えてろ！

元通りに

婆様は月曜日には何もなかったように普通になり、デイにも行った。
出来事は連絡帳に記入してデイの方へも知らせておいた。
昨日も今日も特に変わった様子もなく過ごしたとのこと。

私の目から見て、おかしな話ですが素直な良い婆様に変身したように思う。
私のいう事は素直に聞く。
私も必ず「どうする？やっておいた方が良いと思うけど～、薬お願いしますね」決定は婆様にさせる形をとっている。
今まで知らん顔や実力行使で拒否したことがウソのよう。あれだけ苦労した薬を服薬ゼリーで自分で飲める。

出来ないことも増えて、世話の内容も変わったけれど、「ありがとう」の言葉が出る。
足取りは前より良いように思う・・・それが怖いのだけど。

７日の私が留守の間、初めての異常事態に夫はかなりイライラをぶつけたらしい。
「いくら言っても言うことを聞かなかった」という夫に
「その言い方はダメ、命令されることが大嫌いな人なのは分かってるでしょ。○○にしたら～とか促す言い方でないと」
私の方が夫をたしなめた。
「・・・・俺は無理だ」

偉そうに言ってはみても、正直私はいまだに怖い。受け入れるのに今日までかかった。

一つ一つ順番に対応する。
センサーは増設した。
明日は介護ﾚﾝﾀﾙの会社の人が来る。歩行器を変えようかと思う。
ケアマネさんの今月の定期訪問の時に今後の進め方を相談する。
さしあたってショートステイのお試しを来月あたりに。

事件は起きた！

今日は楽しかったことを書くつもりだったけど、朝、大事件があったので記録も兼ねてそちらを書きます。

今朝、5時半に起きて階下に行ったら婆様が庭に居た。
ビックリなんてものじゃないです、言葉が出ませんでした。
まず夫を呼んで婆様を部屋に入れた。

部屋の中は物が散乱して、メガネは曲がってしまってる。
歩行器は横倒しになっていた。

歩けないと思っていた人が外に居るんですよ。いつから外に？？？
灯油缶にもたれて、掛け布団を揉んでいた。
いくらダウンで軽いといったって掛け布団です。
奥の部屋の縁側から出たらしく、網戸が外れて転がり落ち、近くの植木鉢は花はバキバキ、見る影もない。
「どうしたの？」と訊けば「知らない男の人に連れてこられた」と言う。
婆様の実家の地名も出てきて「あっちの方の人ではないか」と言う。

取りあえず全部元に戻し朝食をさせ、私は今日の約束の案内人なのでやめる分けにはいかない。夫に任せて出かけてしまった。
内心、夫にも知ってもらい、関わってもらうチャンスだという意地の悪い気持ちもあった。

6時に帰ってきたら夫は「も～うヘトヘトだぞ～」と一日の異常行動を話し始めた。
虫がいっぱいいると言って靴下を脱いで床を拭き始める。
洗面所まで這って行って、このなか(洗面台下）洗濯物がいっぱいあると言った。
「何をするんだ！」「どこへ行くんだ」「ダメダ!」とかホトホト困ったらしい。

実際、夕食後も何かを拾う仕草が止まらなかった。
クッションを外して紐を切ろうとした。
真剣になって椅子のひじ掛けを外そうとした。
幻覚が出て、誰かに意味不明なことをしゃべってる。

夫は相当疲れたようで夕食後早々に寝てしまった。

何か拾う動作が一区切りしてところでベッドに誘導し
「誰かが迎えに来たら断ってよ。家の人に怒られるからダメってね。朝ここに居ないとビックリしちゃうからね」
「そうする」と言ったけど内心怖いよ。

前を通るとチャイムが鳴る外用センサーを室内に持ち込んで置いてきた。明日センサーは増設しよう。
歩行器はわざと横倒しにしてきた。
これからどうなるんだろう・・・