取り留めない覚書
浅田次郎氏の講演会より
『聖ヨハネ1節
初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった』
小説は言葉で表現し伝える仕事、パソコンは使いますが小説を書くときは原稿用紙を万年筆で埋めていく。
書いたら必ず音読をする。
文章のリズム、句読点の確認のため。
1時間に100枚読める。
原稿用紙400枚位の作品
鉄道員
メトロに乗って
憑神(450枚)
江戸時代の識字率90%
高札場の看板は誰でも読めた。
時代劇で農民が侍に「なんて書いてある?」の時代劇場面はありえない。
幕末・明治は国民全体の文化意識が高かったのではないか。
酒飲みは時間がかかる(浅田氏は飲めない)。
呑むのに2時間、それだけで終わらない。酔ってる時間もある、過ぎれば翌日まで持ち越す。(笑)。
(その時間を何かに回せ?とは言わなかったけど)
一度読んで良いと思った本は何回読んでも良い。図書館で借りでそれから買って手元に置く、それも良し。