ちょっと… いえ、かなり気になること…
山陰あたりでは青少年の育成に悪影響を与えると言われている「はだしのゲン」ですが…
アマゾンでお買い求めできます。1巻740円ぐらいから… 10巻セットや文庫本、英訳本もあるようです。… kindle版はお買得になっています。
紀伊国屋ウェブ書店では、ほとんどの巻が品切れのようです。
その昔、少年ジャンプに連載されてましたが、確かにショッキングだった記憶はあります。
残虐な描写や歴史事実に反する記載があるとの批判があるようですが、核兵器はもちろんのこと、人を殺す武器・兵器は、使用されれば残虐な結果をもたらすし、だからこそ、その悲惨さを伝えたいと作者は考えているのだと思います。それに歴史の本ではないので、客観的な事実と相違が認められるのはやむを得ないことだとも思います。他の歴史小説や歴史上の登場人物の伝記でも少なからず事実誤認はあるのではないでしょうか。
生徒さんたちがこの本を読めば、たぶん受け止め方もそれぞれ異なると思います。今時の子供たちなので、「ゲーム感覚でとらえる」かもしれませんし、途中でもう読みたくない、と思うかもしれません。
でも、いろいろな受け止め方があっていいと思います。一つの事象を見聞きして、みんなが同じように受け止めるなんて、そちらの方がおかしいのではないでしょうか。
何年もたって大人になって、思い出すこともあるだろうし、あらためて読みなおそうと思うかもしれません。
それでいいのでは…
ほかに規制すべき本や雑誌、動画にビデオなどなど、巷に山ほどあふれています。図書室だけに目くじらを立てるのはいかがなものでしょうか。島根って、広島県の隣県ですよね。