まちのさんぽみち

日々のできごとを思いつくままに書いています
手話や俳句や関節リウマチや色えんぴつ画など
☆ カテゴリーを見てね ☆

電車の中でのこと

2016年05月20日 | まちの日々
夫が早朝に草取りをして、その後お風呂に入った。
出てきて、無精髭をなでながら、「おじいさんだー」と言う(笑)
頭髪じゃなくて、髭がかなり白くなっているのが、気になったみたい。
しょうがないじゃない、そういう年だもの

それで、思い出した。
箱根の帰り、新宿からのJRで、私が一人になった時のこと。
昼間の時間だったので、比較的空いていたけれど、座れなかった。
少し経つと、若い女性が、スマホのイヤホンを外し、
バッグにしまい、席を立とうとしていた。

「次の駅で降りるのかな?」と思って、
なんとなくぼーっと見ていたら、
「どうぞ」と言って、出口の方へ行った。
そう言われたので、反射的に、「ありがとうございます」と言って座った。
次の駅に着いたけれど、先ほどの女性は降りない。
えっ!私に席を譲ってくれたの?
リウマチで体調が悪くて、足を引きずっていたころならともかく、
最近は、そんなことはないはず
では、私は、お年寄りと思われて、席を譲ってもらったのか!
なんだか、複雑な気持ち

そんなこと思っていたら、髪の真っ白な男性が乗り込んできた。
でも、後ろ姿だけで、顔は見えない。
短髪で髪全体がほとんど白い方で、荷物が重そうだったので、
今度は私が、席を譲ろうと声をかけた。

振り向いた顔は、若々しくて(?)
私と、同年配くらいだったかも知れない。
そして、その方は、「大丈夫です。」と頑なに拒んだ。
同じくらいだったら、失礼だったかも知れないな~~
なので、私は自分の座っていた席に戻って座った。
またまた複雑な気持ちになってしまった

電車は鈍行で、私の降りる駅の2つ先の駅止まりだったので、
だんだん空いてきて、ほどなくみんな座れるようになった。

ふと気が付くと、席を代わってくれた女性はいなくなっていた。
確かに、旅行の荷物を持っていたので、座れたのは、とてもありがたかったから、
あの女性には、感謝している
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする