今月も、兄からFax が来た。
もう来る頃だなあと、待っていたけれど、
心待ちにしていたというよりは、
来てしまう・・・というような気持ち
もう少し、余裕を持ちたいと思いつつ、
なかなか思うように俳句が作れない
兄と電話で話して、どうしたらうまくなれるかというような、
話をした後で、うまくなりたいんだけれども、
まあ、楽しんで作れるようにしたいね、
苦しみになってはしょうがないものね・・・
というようなところに落ち着いた、甘い兄妹だった(笑)
〇絵本読むつかえつつ読む原爆忌 (郭公)
〇保育所へ託す笑顔の母の汗
〇新涼や速歩緩歩のウォーキング
〇夏惜しむ使ひこなせぬスマホかな
〇朝寒や目覚ましはまだ鳴らぬ刻
スキップで帰る姉妹や秋夕焼け
熱ありてベッドの上に聞く花火
夏休み孫と作りしいなり寿司
下の葉の枯れてなほ咲く朝顔よ
田んぼ道さらさら揺れるねこじゃらし
月を抱く夕焼け雲や秋の風
新涼や目覚め嬉しい今朝の風
行く夏や野鳩の声は寂しげに
秋晴れや手話を覚えてピクニック
新涼や深呼吸する畔の傍
子らの声そこここにあり夏休み
顔馴染み犬の散歩や青田風
山寺に幼児の手引く盂蘭盆会
台風接近かたまりて下校の子
台風接近青空よ黒雲よ