in the small woods

家具職人の妻のブログ。
シンプルな天然木の家具の紹介や、自然の中で感じたこと、日々のことを綴っています。

かんじる比良

2008-04-12 | funiture

「かんじる比良」1日目。少し風が強かったけれど、まずまずのお天気でした。朝から必死の模様替え。なにしろ自宅なので、朝起きてリサ(犬)をデッキに出すまでは、みなさんに見てもらう大事な家具を並べることはできないのです。10時前になんとか間に合い、家中を見渡して、「ギャラリーみたい~」と自分たちで悦に入っておりました。

お昼前まではのんびりムード。お昼を過ぎたころから、途切れずお客さまが来てくださいました。ありがとうございました!

ショールームでお客さまとお話していると、いつも何かしらサプライズがありますが。今日のサプライズは・・・。4、5年前、まだ大阪に住んでいたときに、高島市の「あけっぴろげ」というイベントで、ある工房を訪れた私たちのことを、たまたま同じ場所にいた方が覚えていてくださったことです。「実はお会いするのは2度目だと思うんですよ」と話しかけてくださり、よくよくお話を聞いてみると、私たちがその工房の方に「今度、北小松に家具工房を開くんです」という話をしていたのだということ。直接お話もしていないのに、すごい記憶力ではないですか?? もうびっくりです。よっぽどベラベラ喋ってたんだろうなぁ。


今日は桜見物に行く車が多かったようで、道路は大渋滞だったそうです。「4時に間に合わず、行けなかった」という方もいらっしゃったようで・・。「かんじる比良」は明日もありますし、毎月第3日曜日もショールームをやっていますので、またぜひいらしてくださいね。


晴れの日

2008-04-09 | family

ついにこの日が来ました。入園式。とりあえず天気が良くてよかった。

あとは、本人が機嫌よく、楽しく幼稚園に通えるように、初日が肝心。なにせ強情なので、1度機嫌を損ねると「行かない」と言いかねない。とりあえずレースつきの靴下と黒い靴が気に入って、ご機嫌で家を走り出たものの、履きなれない靴で「どてっ」。膝小僧から血がじわじわ。急いで家に戻って、ウサハナのかわいいバンドエイドで機嫌取り。なんとか時間どおり、式に参加することができました。

幼稚園の雰囲気には慣れたものなので、式の途中も歌に合わせて手拍子を取ったり、後ろのお姉ちゃんを探したりと、ノリノリでした。でも疲れてくると「パパのところに行く」「お姉ちゃんのところに行く」「外で遊ぶ」と、お姉ちゃんの参観にでも付いてきた気分が抜けきれない様子。明日から自分が毎日幼稚園に行くのだという自覚は、まだまだないようですねぇ。どうなることやら。なにはともあれ、明日からは11時まで自由の身~。


今日のパパの作品(?)です。リサのかじり棒。材はオークでございます。パインは柔らかいのでお勧めできません。小さい子ですので、端は丸くしてありますよ。



「かんじる比良」の準備(その5)

2008-04-08 | funiture
「かんじる比良」まで、残すところ3日となりました。最近はめっきり春らしくなり、薪ストーブもほとんど使わなくなりました。ちょっぴり寂しいです。「かんじる比良」マップには、「薪ストーブで暖まってください」と書いてしまいましたが、よほど寒くならない限り使わないと思います。この場をお借りしておわびします。

さて、今日のクイズです。これは何になるのでしょうか。

この飾り面を彫る作業は、非常に危険で怖いそうで、マスクに眼鏡の完全防備で作業しています。ですが、できあがった流線型はとても美しいですよね。
そして、正解は・・・。

鏡の枠になりました。写真は寝室の洗面所です。あえて未塗装で、飴色に変わる過程を楽しめます。サイズオーダーも承りますので、お気軽にご相談下さいませ。


夕方のNHKテレビで、実行委員の面々が「かんじる比良」のお知らせをしてくださいました。桜も満開だし、たくさんの方が比良に来てくださるような・・・予感です。SOUP FURNITUREでは、自宅公開のほかに、「作家の仕事展」に昨日のブログに書いたスツールを置かせていただく予定ですよ。

「かんじる比良」の準備(その4)

2008-04-07 | funiture

またまた、新作のお知らせです。

何をやっているところかわかりますか?


正解は、スツールの座編みをしているところです。編んでいる素材はペーパーコード、デンマーク製です。北欧のチェアでも良く使われている素材だそうです。この座編み、やればやるだけ上達するようで、いくつか編むと、どの椅子を最初に編んだのか本人には順番がわかるそうです。3脚編んだ後、1脚目を見ると納得がいかなくて、
またほどいて編みなおしたらしいですよ。(私が見てもわからないですが) 一日中編んでいたので、指が真っ赤になっていました。

少しぐらい濡れても大丈夫だそうで、これまた年月と共にいい味わいになっていくそうです。10~15年程度使うと編み換えの時期らしいですが、そこでまた新品のように生まれ変わるのもいいですね。

この脚の曲線、とても手間がかかったそうですが、かわいくて今にも歩き出しそう。座り心地もよくて、お気に入りになりそうです。なんだか、私の欲しいものばかり作らせているみたいだなぁ。


「かんじる比良」の準備(その3)

2008-04-06 | funiture
朝から快晴。どこかに行かねば・・という気にさせるお天気。まずは家族でgallery skogさんの「布の素材展」を覗きに行きました。フェルトや麻で作られたスカーフやベスト、アクセサリーなどなど。あれやこれやと手に取って、鏡に映してみたり。フェルトって冬の素材のような気がしていましたが、オーガンジーやビーズと一緒になると、これからの季節にもぴったりなのですね。どれもこれも、欲しいものばかりでした。

skog さんを後にして、すぐ裏の野花が咲く道を少し歩くと、「かんじる比良」野外彫刻展の会場です。すでに作品がいくつか搬入されているということで、偵察に。なかなかおもしろいものが、とても無造作に(笑)置いてありました。子供たちも、ひとつひとつ見て触って、遊んでまわっていましたよ。

続いて、ホリデーアフタヌーンさんが掘りあてた(!)温泉の公開足湯へ。源泉そのままが子供用プールに注がれ、確かに温泉の香り~。目の前には桜、ジュースもふるまわれ、子供用プールだなんて気にならないぐらい、いい気分でした。美肌に効くそうで、手を拭かずに乾かすとつるつるに。なんでも、私たちの前にきた方はかなりの温泉好きで、服を脱いで体まるごと浸かっていらしたそうです。残念ながら、公開足湯は今日かぎり。ですが、ホリデーアフタヌーンさんのお風呂には近々この温泉を引かれるようですよ。

「かんじる比良」当日はどこにもまわれませんが、一足早く「かんじる比良」を感じた1日でした。
そして、今日のパパの作品はこれです。

家具ではなく、国道に出す駐車場案内の看板です。

「適当に作る」といっていたくせに、こんなに立派に作ってしまって。さすがマメ男くんです。