池田 悟≪作曲家≫のArabesque

・・・深くしなやかに・・・(音源リンクしてます)

ハープシコードのための≪Prism≫ロンドン初演/作曲過程

2013-03-16 | 作品発表・プログラム

JaneChapman 拙作「《プリズム》~ハープシコードのための」が、このコンサートで初演されます。

英国ハープシコード協会国際作曲コンクール入賞作品コンサート
2013年7月27日(土)午後3時ロンドン、ファウンドリング博物館/The Foundling Museum
チケット(£7.50/£5) はメール予約(お名前を送信)のみ

* * * * * 作曲過程 * * * * *
2012-08-13
Cembalo JR三島駅から北西へ車で数分、長泉町文化センター「ベルフォーレ」にて8月12日午後、空調の整った800人収容のホールにチェンバロを用意して頂き、3時間半試奏した。
音域や楽想によるストップの組み合わせの効果を確かめた。
最低音域のアルペジオの余韻は30秒ほどもあった。

2012-09-01
Clavecinチェンバロ音楽はバロックで一旦終焉したので、流通している楽譜はバロックのものばかりだ。それらの楽譜には音色の指定など一切書かれていない。
そこでインターネットで検索し、リゲティのチェンバロ作品「コンティヌム」の楽譜を参考にした。
強弱記号の代わりに「8'」、「4'」、「16'+8'+4'」等と書かれている。拙作にはそれに加え、「peau de buffle」を加えた計4種の指定をすることにした。

2012-11-11
英国ハープシコード協会10周年作曲コンクール・入賞者
第1位:Alessandro Ponti (イタリア) "In Fuga da Verona"
第2位:Jung Sun Kang (アメリカ) "Stick Boy and Match Girl in Love"
第3位(2名):Aled Smith (イギリス) "Box Toccata" | Jürgen Kraus (ドイツ) "The Ascent of the K517"
入選
Satoru Ikeda (日本) "Prism" 他4名



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
池田君、安藤由布樹です。大変ご無沙汰していまし... (安藤由布樹)
2013-04-10 17:03:25
池田君、安藤由布樹です。大変ご無沙汰していました。素晴らしい作品を書いたのですね、ご活躍を嬉しく思っています。一度ゆっくりお話できるといいね。
返信する
おお、フーガの友、安藤君。コメントありがとう!... (I)
2013-04-13 11:13:28
僕の方はいつでも良いですよ。
返信する

コメントを投稿