静岡大学教育学部音楽科中学校課程の同窓生、開發直樹君が平成21年11月21日(土)朝、脳内橋(きょう)出血によりご自宅で急逝されました(49歳)。
開發君は浜松出身。卒業後は静岡大学教育学部付属中学校などを経て、最後は浜松市立蜆塚中学校教諭でした。
亡くなられた日も部活動の指導に行かれるため身支度の最中、倒れられたそうです。
静大の卒業演奏会ではチャイコフスキーの「憧れを知る者のみが」「ドンファンのセレナーデ」のバリトン独唱をされました。
音楽科の同級生35人中男子は4人しかおらず、1年目の夏は女子も誘って本栖湖畔で合宿するなど親密に交流しました。
縦割りの「音楽教育ゼミ」の仲間でもあり、教育書を読み討論したり、僕のシンセサイザーのテープを聴きあって感想を言ってくれたりしました。
軽自動車で有名なメーカー社員の息子で、幼い頃は川崎に住んでいたとの事。
学生時からセンスの良いマンションに住み、時々級友らと泊まりがけで遊びに行ったものです。
有志の学生オペラによるメノッティの「オールドミスと泥棒」の本番前夜、彼の部屋でお酒を飲んではリハーサルと称して深夜に絶叫しても、その僕を穏やかに茶化すのみでした。
僕ら男子学生をやがて「○○氏」とか、なぜか「○○選手」と呼んだ、モーツァルトに似た風貌の、クラスで一二を争う好い男でした。
ある日、彼の部屋で作曲家の晩年の話になり、「晩年というと年寄りみたいだが、モーツァルトの場合30才でも晩年だ」と言った彼の顔を思い出します。
ご冥福をお祈り致します。
私はブラスバンド部に所属していたため、大変お世話になりました。
新卒でこられたこと、いまでもはっきりと覚えています。情熱を持って熱心にご指導いただきました。
若々しい姿でタクトを振る姿、はっきりと目に浮かびます。
お若くして亡くなられたこと、本当に残念でなりません。
ご冥福をお祈りします。
その時に、「モルダウ」の指揮していたのを思い出されます。
素晴らしい先生との出逢いに感謝すると共に、ご冥福をお祈りします。
先生、本当に感謝しています
ありがとう、本当にありがとう