新作の七重奏曲が完成した。
編成は、フルート、クラリネット、ヴィブラフォン兼マリンバ、ピアノ、そして弦楽三重奏…つまり"Breeze in A"にクラリネットとピアノが加わった形、と見なし得る。
プログラムノート:
この作品は、ピアノがソロ的に扱われるコンチェルティーノ(小協奏曲)であり、C音(大譜表の真ん中)を基点に上下にシンメトリーな35音から成る音列を基にしている。
そこから生まれた二つの相反する性格の主題が出会い、拮抗、融合しつつエネルギーや緊張を蓄え、大きなうねりに展開する。
それは「現代に蘇生するソナタ形式」と言っても良いだろう。
出版・試聴 《改訂版》 ▶YouTube
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