弦をはじいてこんな音楽が出来る…いつもながらマジック。天国的な時間だった。皆さんの努力の賜物。
ある程度練習して上達した先、もう一伸びするには、ひたすら練習を重ねる?
「自分は上手い」と暗示をかけたりはしない?名手になった気分で弾くと、実際、別人のような演奏になる!多少音を外しても。
音楽に命を吹き込むのは「起伏」、しかも生き物の様に自然な。そんな起伏を付けられるのは
・集中しながらリラックスしている時
・気持ちを込めながら冷静でいる時
ところで、音楽に使ってはいけない音など無い。
ただ、過激な音は達人・天才でしか使いこなせない。けれども思い切った冒険が許されるのは若者の特権。
汚い音も、どうしてもそれでなければならない瞬間に放たれたら、全身の産毛が逆立つほど打ちのめされる。
その対極として無音のフェルマータ、そしてピアニッシモ。
ピアニッシモは難しい?はじく楽器だからね。ピアニッシモからフォルティッシモまで様々な強さ、色々なテンポで、常日頃練習してはどうか。
過激な音も、ピアニッシモも、「ハイリスク、ハイリターン」。
素晴らしい演奏をありがとう。
(静岡県高等学校文化連盟「第27回演奏会:ギター・マンドリン部門」で私が述べた講評/掛川市生涯学習センター)
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