今年も素晴らしい演奏の数々をありがとう。どの団体にも他の団体には無い独自の魅力がある。
人前で何か発表するというのは技術とセンスの競い合い。これに関して気付いた点は以下の3つ。
・全体のディナーミクは、ほぼバスによって作られる。
・フォルテが3つも書いてある時は汚くなっても良い。むしろ汚くして欲しいと作曲家は思っている。
・小さな記号に大きな意味がある…フェルマータ。その瞬間が永遠に続いて欲しいと、作曲家は思っている。
さて、君たちは音楽のアスリート。日頃何を聴くべきか、何を演奏すべきか、どう演奏すべきか考えるのは、アスリートにとっての良い食事やトレーニングと同じ。
そんな風に自分たちの技術とセンスを高め、これからも聴く人を驚かせて欲しい。今日のように!
(静岡県高等学校文化連盟「第23回演奏会:ギター・マンドリン部門」で私が述べた講評/掛川市生涯学習センター)
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