どうも日記のネタがないのでなんですが、
もうすぐ4月という事で消費税アップとなりますね。
くわえて、いろいろ物価の上昇もありそうでして、
私のように地方住まいの場合、消費税に加えて、
バイオリンの弦の価格の改定もあるという噂も耳にしたり、
さらに運送費、手数料のアップ等も弦の購入に影響してしまいます。
っと言うわけでドミナント1セットしか残っていない現状なので、
なにか買っておこうと思い、ペーターインフェルドのA、D、G線とゴールドブラカットを2セット購入しました。
ドミナントは良いのですが、目にみえて劣化が速く、
またエヴァも良いのですが、最近はなんとなく音色の味つけ具合が気になります。
そのようなわけで比較的長持ちで劣化が感じにくいペーターインフェルドにしようかと。
あれこれ弦を試すのも費用がかさみますし、
今はあまり興味がなく、出来ればドミナントでいいやっという感じです。
また、最近楽器に傷をつけてしまいました。
そこで、やはりカペラ(ヘリエ)は普段は弾き込みはやめてたまにちょっと楽しんで弾く程度にしておこうかと。
やはり何台も楽器の世話(弾き込み、定期的な弦交換)もできませんし、カペラに傷をつけたくありませんので、、、
今月はロンドンでタリシオオークションです。
今はちょっと円安ですので、円高の頃(ドル円70~80円)に比べると落札価格は高く付く事になります。
ざっと見て欲しいな~っと思ったのが、
Sesto Rocchi1977予想落札価格300万~420万
もちろんもっと上の価格帯の楽器や弓で欲しいのもありますけど、
楽器本体の価格は現実的ではないですし、弓は状態(ふにゃふにゃかどうか)が心配です。
もちろんSesto Rocchiの価格も高額ですので、楽器を複数持っている身では購入出来ません。
ただ、もし、楽器を持っていなかったらオークションに参加していたかもっていう思いです。
その他の楽器もサイトで写真を見られるので、見ていて楽しいですね。
まぁ~要するにウィンドウショッピング状態だという
しかし、こう見ていると楽器の銘柄にもよりますが、(為替に関わらず)楽器そのものの価格はじわじわ上がっていますね。
基本的に楽器に関わらず、物の値段というのは好、不況をのたびに上下しながら年月をかけて上がっていくものなのだなぁ~っと感じます。
今からは世界的にもどちらかと言えば好景気の方向のようですし、
もっと長期的には中国や世界の人口の増加で物の値段は上がっていくでしょうし、
裕福になればバイオリンをする人が増えて、
貴重な楽器は価格が上がるように思います。
ただ、テクノロジーの進化により新作でもストラドのような古い楽器の音色がだせるようになったなら、
逆にオールド、モダンイタリーの価格は暴落するかもしれませんが、
やはり、ちょっと現実的ではないかな~っとも思います。
そんな訳でバイオリンを通して世界はせっせとインフレに向かっているのだと実感する次第です。
私の師匠は、「楽器は音色が全てなんだから作者や製作年は二の次で良いじゃないの…」というお考えの方でして…(;^_^A
だから音色が良くて値段が安ければラッキー…みたいなお話をいつも聞かされております。
…が、せっかく買うならばやっぱり色々と(見た目とか、モダンなのかオールドなのかとか、作者の経歴とか腕前とか)拘ってみたいですよね~☆彡
まあ、その前に貯金と相談しないといけませんが…;
今の相棒は先生の義弟さんが名古屋で選んで下さったフランス生まれのモダンなんですが、音色の割にはお手頃価格だったんですよ。
先生曰く「ユーロの値上がりでこのクラスの楽器は前の値段では売ってくれないわよ。良い時に良い楽器に出会えて良かったじゃない」との事なんですが…。
出来れば、そろそろもう1ランク上の楽器が欲しい今日この頃です。
ああ、お金…貯めなきゃ…(×▽×;)
>楽器は音色がすべてなんだから作者や制作年は二の次でいいんじゃないの
楽器になにを求めているか、どこに重点をおくかによると思います。
私の場合は見た目、音色、健康状態、サイズです。
作者、製作値や製作年は楽器の相場に大きく関わるので知識として知っておくにこした事はないと思います。
もちろん、素人は最終的、プロにはかなわないですが、それでも知っておいた方がいいと思います。
フレンチはイタリーに比して相場上ずいぶん安いので、古い楽器を求める場合はフレンチのほうに価格上お求めやすいです。
現代のコンテンポラリーは世界中だいたいどこでも似た価格帯(70~300)になりますが、製作者によってはぴかぴか新作でも500万近い製作者もいます。
自分が気に入った欲しいと思えた楽器が全体的な相場を大きくはみ出してないか知っておいて損はないと思います。。
落札価格の2.5倍~3倍が日本での値段という見方もあるそうです。
フレンチならば今回のタリシオでPaul BLanchard1881の予想落札価格がJPYで102~152万となってます。
去年ですが、とある東京のお店でこの製作者の楽器が380万でした。
おおむね2~3倍の範囲になるように思います。
このお店はずっと前に仕入れているかもしれませんので、今は落札手数料(20%?)や税金他諸々を払うともうちょっと販売価格はもうちょっと上がるかもです。
150万のフレンチならば仕入れ値は50万かな?
とかすごくおおざっぱには検討がつくかな~っと。
もちろん、楽器の状態とかその楽器自体になんらかの思い入れとかとくに手をかけて作った等の場合はプレミアムがついて価格上アップとなりますです。
また、今までは、イタリー製で有名作者だと楽器が出来不出来でも年数がたてば相場が上がってきました。
今からもそうなる保証はありませんが、
イタリー製だと売りやすいという一面もあります。
ジャーマン、フレンチは古くても価格は上がっていませんので、買いやすいのですが、将来も値段は上がらないという事になります。
っというわけでもちろん音や見た目で自分が気に入った楽器がもちろん良いのですが、高額な買い物ですので、いろいろ気にした方がいいかなぁ~っと思うのです。