2020年、スーパー・コンピューター「富岳」が完成し、日本のコンピューター技術は、再び “世界一” に返り咲きました。 早速、人の移動による “新型コロナウイル” の飛沫(エアロゾル)の流れを、様々な状況で想定し 電車・店舗・事務所 など、“シュミレーション” できる様になりました。 頼もしい限りです。 今後、更なる「富岳」の活躍を 期待します!
◎ 気象衛星「ひまわり8号」
2014年、気象衛星「ひまわり 8号」と スーパー・コンピューター「京」を 最大限に駆使した天気予報の導入により、短期の予想精度は格段に向上しました。 台風・大雨・大雪・火山噴火の灰飛散情報・PM 2,5の微粒子飛散情報・スギ花粉の飛散情報・・・、様々な災害を未然に免れる事が可能になったと思います。 しかし 長期(月単位・年単位)の天気予報は、未だに正確ではない様です。 その原因は、“気象庁” も “気象予報士” も予想できない “エルニーニョ現象” による “地球温暖化” です。 過去100年程度のデータでは、全く予測できない “異常気象” と言う事です。 果たして、「化石燃料の使い過ぎ」や「無秩序な自然破壊」が、“地球温暖化” の根本原因なのでしょうか? 違う要因があると思います。 その答えは、ある学者の “学説” によって明かされているのです。 私は 現在の地球環境を、氷河期末の「後氷期」とする学説(仮説)に共感します。
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学説を 簡単に“まとめて”見ました
地球が誕生して以降、“氷河期” と “温暖期” が 数回 繰り返されて来た様です。 現在 どんな “大陸性気候” かと言うと、“氷河期” になるそうです。 学術研究では、約一万年前に “氷河期” が終焉したと結論付けていますが、完全に終わった訳ではなく 現在は「後氷期」であり、それが「数百万年~数十万年の周期で変動しているに過ぎない」と 言っています。 地球時間では一瞬でも、我々には相当 長期に渡る “異常気象” です。 おそらく 温暖と寒冷のサイクルは、50~100年単位で繰り返す “過渡期” と思われます。 現在は中間点で、極端に「寒い冬」と「暑い夏」が同時進行する 不安定な時期と考えられます。 それが、氷河期末 の特徴の様です。 地球は ごく緩やかなスピードで、“新陳代謝” を続けている証です。 将来 地球が “温暖化” に向かうのなら、現在は試練の時期と考えるのが無難です。 何れ 南極や北極の “氷河” や ロシア・シベリア大陸の “永久凍土”が溶けて、海面が数十m上昇するのは、避け様のない事実です。 ただし、時間は有ります。 冷静沈着に、“天の声”(自然の掟)を 見極める必要があります。
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氷河期 は、地球全体が雪や氷に覆われた極寒の世界を想像しますが、実際は北極や南極に近い “ヨーロッパ”・“北アメリカの北部”・“南アメリカの南部”・“アフリカの南部”・“南オーストラリア” などが 氷河に覆われるものの、赤道付近の “中央アジア”・“北アフリカ”・“南アメリカ” は、温暖で植物もしげる様です。 逆に温暖期は、“灼熱地獄” かと想像しますが、そんな事は無い。 問題は、氷河が解ける事で海面が上昇し、陸地が半減する状況です。 現在の地球人口(約70億人)到底 生き延びる面積確保は無理です。 “氷河期”・“温暖期”、どちらが良いか? どちらも、大変な事態です! 我々は、良い時代に生まれた事を、幸いと思うより仕方がありません。
今月12日、2002年ノーベル賞(物理学賞)を受けた「小柴 昌俊」(94歳)が亡くなりました。(ご冥福をお祈りいたします) 素粒子 “ニュートリノ” の観測に成功した学者ですが、正直 理解が及びません。 「地球から 17万光年離れたマゼラン星雲で起きた超新星爆発で生じたニュートリノの観測に成功した」 その研究で、一体 何が分かるのか? 凡人の想いは、単なる “宇宙の神秘” だと思います! 17光年かなたの “星” より、来年の “地球温暖化” を心配する 昨今です。(学術を 批判する意図はありません)