彼女とは離婚してからも交際していました。ドイツ南部の大学都市フライブルグに住んでいました。前妻の彼女は私と離婚し2~3年後にドイツに行きました。フライブルグ大学で心理学を学んでいました。夫の名前はハンスと言って少し年上の方でした。
彼は弁護士でかなりのやり手でした。前妻は日本で論文発表をするために日本に帰ってきました。その時はわかれた妻と言っても嫌いになって離婚したわけではなかったので普通にあっていました。ヨーロッパ各地の有名な教授の下で学んでいると言っておりました。
結婚しても家事をする必要がなかったので自由に研究に励んでおりました。これもF 教授から紹介されてその一流の教授のもとへ行ったと言っておりました。名前は忘れてしまったがみな一流の心理学者だったと思いました。彼女の持ち物はすべてオーダーメードメイドで封筒から便箋に至るまで名前入りでした。
彼女とは離婚してもまた結婚をしてくださいと毎晩のようにせがまれました。長く付き合いそして運命を持った女性なので若いころは彼女と結婚できると思っておりました。彼女は私の最高傑作なのでした。出会ってすぐに気が付きました。
彼女はいい女になる素質を持っておりました。10年くらい先には最高の女性になるべく私は教育をしておりました。しかし十代の彼女はどんどんいい女になってゆきそれで18歳のとき結婚をすることになりました。私はあらゆる努力を彼女にしました。
そして私の手にはおえないほど魅力的になってしまったのです。まだまだ私は20歳という若さで何もわからなかったのでした。そのことは今となっては反省しております。しっかり家事をし子供を産んで幸せな家庭を作るべく教育すべきだったのです。