「一番好きな花は何?」
と聞かれたら迷わず「桜」と答えるほど桜が大好きなのだけど、自分の作る作品のは殆どが”バラ”で構成されているのです
まぁね桜も”バラ科”の花なので間違った方向に行って無いと、自分では納得して作っています(〃艸〃)
意識・無意識の中でバラの花を選ぶのにはもう一つあって、それは祖母の影響かと・・・
祖母は花が大好きで、私が幼い頃からいつも花に囲まれて大事に大事に世話をする祖母の姿を見ていたのですよ
特に祖母の育てるバラは圧巻で、薄いピンクで香りが良く大輪の花を家の玄関前から窓辺に至るまで沢山咲かせていました
自分の無意識の中にいつもバラが有る
本当は違う花も使って色々制作したいけど、違う花を使ってもサブにバラは入って来る
拘っているわけじゃない・・・と言いたいところだけどやっぱり”拘り”はあるんだろうね(^^;)
その薔薇を使った倉俣史郎氏による「ミスブランチ」と言う作品
大学時代工芸科で家具などを学んでいたことも有り、この作品が発表された時は友人たちと若さゆえの作品談義を繰り広げたこともあったな~と懐かしく思い出します
ひとつの作品にも好みが有るのは当然で中には”受け入れられない”発言をする子もいたよね
今思えば若さゆえですな
ワタシはこの倉俣氏のミスブランチに一目ぼれしたひとり
透明なアクリルの中に浮遊する赤いバラ
不思議な感覚の中に誘われてゆくんです
大好きな作品はずっと見ていても飽きないですよね
先日NHKの再放送だけど倉俣史郎氏の特集が有って、改めて倉俣氏の凄さを体感し感動が蘇って、、、自分のモチベーションも上がりました♬
ワタシが四の五の語るより↓↓↓にリンクを貼ったのでこちらを見て頂ければわかりやすいです
倉俣 史朗による日本の伝説的な名作椅子「ミスブランチ」とは
– Miss Blanche –デザイナー:倉俣 史朗 (Shiro Kuramata)これは日本の名作家具の中でも伝説的な椅子の一つです。ミスブランチ(Miss Blanche)はメンフィスにも参加したデザ...
名作家具とデザインの話
この赤いバラ
生花にしようか造花にしようか迷ってらしたらしいのですが造花にされたと
作品が発表された頃は気付かなかったのだけど、このアクリルの中に閉じ込められた”造花”は決してクオリティの高い造花ではないのです
聞いた話では韓国で100円くらいで売っているものだとか
今自分が造花を扱っているからこそなのだけど、高いものを使えばいいって事じゃないんだな
どんなものでもそれぞれに魅力を秘めているわけでそれを如何に引き出すかなんだおうな~って
話飛ぶけど、昔お花を習っていた頃にお師匠様が京都での個展でバラと桜の大作を生けられたんですね
その時にいわゆる”華道界の御大”達に「邪道だ!!」と揶揄されたそうな
師匠はその言葉を「大変残念な方々」と感じたと
「綺麗なものを素直に綺麗って思って何が悪いの?」心の中でそう思ったと話してくださいました
桜もバラも親戚だよ(-o-;)
お花は心のビタミン♬
お花を見て怒る人ってゼロではないけど殆どいないって勝手に思ってます(笑)
どなたかの目に留まって癒しをお届けできればと、私も日々制作に励んでおります
ただPC作業が追い付かなくて・・・
そこが課題ですな(;^ω^)
どちらから見ても良いように構成しています(^^)
桜とバラのピンクハートアレンジメント
4,500円 | ご覧いただきましてありがとうございます愛らしいピンクのハート形花器に、バラと桜、カスミソウ、レースフラワーをアレンジしました濃いピンクと薄いピンクの色...
minne(ミンネ)