日本の行く末

　戦後の安全保障政策の大転換となる安全保障関連法案が今日にも衆院で可決される。
国会審議を見ていても「なぜこのタイミングなのか」まったくわからないのに、与党議員は
多くの国民の声に耳を傾ける姿勢すら見せないのは非常に情けない限りである。
　憲法とは何か？国民一人一人が真剣に考える機会すら与えない国会審議に日本の将来展望を
見出すことが出来ない。
　巨大与党を作り出した結果が自由闊達な民主主義を消失させてしまった。
　権力の中枢に入り込むと納得がいかない事案に対しても閉口してしまう政治家が余りにも
多すぎる現状は、我が市においても何となく類似している傾向のように感じる。
　政党としての党是を貫くことは必要だが、民意を無視するような政党は公党と呼べない。
　一人の独裁者がその国の存在を危うくさせてきた事例は過去度々あったが、今日本でも
そんな事態が起きるような気がしてならない。
　戦後７０年、日本の平和と繁栄は愚かな一部の権力者とそれに物が言えない与党政治家達
により瓦解寸前。国民がそれを阻止するために立ち上がる機会は今しかないように思う。