信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

冬の信州紀行(その2)SnowMonkey

2020年01月08日 | 信州紀行





お早うございます、信です。
正月休みが終わりました。今日から会社へ行きます。


昨日の地獄谷野猿公苑の続きです。
1月3日に訪れました。

崖の上のお猿さん


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見ている方がハラハラします


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地獄谷野猿公苑は、長野県の北部、上信越高原国立公園の志賀高原を源とする横湯川の渓谷に位置しています。
険しく切り立った崖に囲まれ、噴泉が絶えず噴煙を上げている、そのような光景に、いつしか人々はこの地を地獄谷と呼びました。
標高850m、地獄谷の冬は厳しく1mを越える雪に覆われ、最低気温が-10℃を下回ります。人間を除く霊長類の生息北限とされる下北半島と比べても引けをとらない厳しい環境です。

(野猿公苑hpより)

露天風呂で寛ぐお猿たち


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地獄谷野猿公苑は、1964年開苑以来、ニホンザルの興味深い生態を間近で観察できる場所として、広く世界中の人々に愛されています。
また多くの研究者や写真家も訪れ、数々の成果を上げています。


湯上りかな


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温泉に入るサルとしても知られ、1970年、米「LIFE」誌の表紙に掲載され海外にも報道されました。
1998年の長野冬季オリンピックの際は選手、大会関係者、報道関係者等、世界中からの人々が大勢訪れ、話題となり、広く世界中に知られるところとなりました。


欧米の観光客が多いのも頷けます。
横湯川を軽々飛び越えるSnow Monkey


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岩場もスルスルと器用に登っていきます


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観光客を見下ろす猿


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「物好きだねぇ」とでも云いたげ


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地獄谷のニホンザルは温泉に入ることで知られていますが、それは地獄谷の厳しい冬の寒さをしのぐための手段。
ですから、温暖な時期には積極的に温泉には入りません。温泉に入ることは、サルたちの生活のほんの一部分でしかありません。
温泉に入ることよりも興味深いことはたくさんあります。温泉に入らない時期でもニホンザルの観察は楽しんでいただけます。


湯舟には一匹だけ


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観光客の声に敏感に反応します
ここに居るのは全て野生の猿です


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また猿飛の石


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ガラ場をスルスル上がって行きました


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下から人間どもを観察する猿


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湯舟に近づきます


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この猿は


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お湯を飲んでいるようです


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岩場に飛ぶように上がる強者


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落石防止ネットを器用に登る家族


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下流はこんな感じです


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新芽を味わう若者


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長老でしょうか
この方はずっと浸かったままでした


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毛繕いをする親子


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地獄谷温泉 後楽館です


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横湯川は大きく曲がっています


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地獄谷墳泉


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横の石碑にこれが出来た、大自然の活動が説明されていました


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一度、立ち寄りたい温泉です


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また杉の木立を戻ります


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明日はこの日の宿の松代から


 撮影日: 1月3日
 撮影場所:山ノ内渋温泉 地獄谷野猿公苑


それでは皆様、ご機嫌よう。






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2 コメント

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Unknown (takayan)
2020-01-08 21:34:57
こんばんは。
初出勤ですね。お疲れ様です。
トップの1枚は、地獄谷野猿公苑でのベストショットですね。
お猿さんの気持ちよさそうな表情を捉え、映り込みもバッチリです。
1.2番は見ているだけでハラハラしますね。
こんな場所でも寛げるのでしょうね。
川も岩場もスイスイ、こんなに身軽な肉体が欲しいものですね。
周囲を取り囲んでいる観光客の方が、
お猿さんから見られているようで、面白いです。
22番をトリミングしたのがトップの写真でしょうか。
23番の微笑ましい光景も良いですね。
地獄谷温泉 後楽館は例年なら積雪も多いのでしょうね。
28番のアングルが良いですね。
趣のある建物で、良い雰囲気の温泉です。
地獄谷野猿公苑のお猿さん、楽しませてもらいました。
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地獄谷野猿公苑 ()
2020-01-09 05:14:07
takayan師匠>

お早うございます。
この日は猿にとっては暖かい日だったのでしょう
湯舟に浸かる猿は、この一匹だけでした。
あるいは長老だったので皆、遠慮したのかも知れません。
やや左目の上が腫れていたので、喧嘩があったか、滑落したのかも知れません。
ホモサピエンスは道具を使うことで進化しましたが、我々の祖先の猿は
体の柔らかさと、手足だけで上手にガラ場、金網、岩場を難なく登っていきます。
穂高涸沢カールにも猿がいましたが、彼らならスルスル奥穂・北穂・ジャンダルムまで
軽々と登っていくことでしょう。

アタリです。トップは22番を上下カットしたものです。
4日の夜から5日にかけて、相当降りましたから
5日は50cmほど積もったのではないでしょうか
多分、5日は沢山の猿が入浴するシーンが見られたことでしょう。
コメント有難うございます。

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