信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2018/08 安達太良山を下る

2018年08月30日 | 磐梯・朝日・吾妻連峰


お早うございます、信です。
季節は8月葉月 処暑の次候、第四十一候 天地始粛(てんち はじめて さむし)です。
今年は台風の当たり年で、もう21号が南方から北上しています。


さて8月19日の安達太良山も終盤です。
AM12:00 矢筈森から峰の辻まで降りてきました。


1




ここから頂上へ直登する人もいます


2




ここで下りに備えて、休む人が多いようです


3




左手には鉄山


4




振り向けば安達太良山頂上
なるほど乳首そのものです。


5





傍らのノリウツギ


6




土壌の関係でしょうか、真紅の花が咲いています


7




正面の篭山


8





矢筈森


9





鉄山の東側は断崖絶壁になっています


10







11





こちらは勢至平へ真直ぐ降りるルート


12





私はくろがね小屋でビールを飲みたいので、鉄山の断崖に近いルートを選びます


13





篭山とナナカマド


14




お天気に恵まれました


15







16





樹間に入り、こんな大きな岩の横を通り過ぎます


17





左手に鉄山。硫黄がむき出しになっています


18





少し開けた場所に出ます


19




岳温泉の源泉です。
ここから8km 引湯管で温泉まで供給しているようです。


20


ここからは急坂になりました。

江戸時代中期までは源泉地付近に温泉街があったが、土石流によって温泉街が埋まり、現在地より少し離れた場所に移転した。
この時から引湯管を用いた温泉供給が始まった。

戊辰戦争の際に、官軍の拠点になることを恐れた二本松藩によって温泉街は焼き払われた。その後、現在地に温泉街が再建された。

旅館からの失火により一度全滅したが、台湾開発で財を築き台湾商工会議所の元会頭も務めた実業家の木村泰治(1870~1961) が投資価値ありと判断して1948年(昭和23) に温泉を買い取って開発を進め、湯元から管を4千本以上つないで引湯し温泉を見事再建した。
1955年(昭和30年)8月24日、国民保養温泉地に指定。
(Wikiより)源泉は68℃だそうです。


21





PM12:40 くろがね小屋です


22



管理人さんは何か作業をしているらしく、お忙しいようなのでビールは諦めました。

ここから勢至平を降りていく、なだらかな道が続きます


23





道の両側に四葉ヒヨドリ


24





時々顔を出す良い色のナナカマド


25





アサギマダラの登場です


26



下りの沿道は四葉ヒヨドリが沢山咲いていました。

明日は花とアサギマダラを楽しみながらの下山です。


 撮影日: 8月19日
 撮影場所:二本松市安達太良山 くろがね小屋


それでは皆様、ご機嫌よう。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (takayan)
2018-08-30 07:04:22
おはようございます。
トップと最後のアサギマダラに感激、大好きな蝶です。
でも登山をしないtakayanは、出会う機会が少ないです。
水の森のフジバカマにも来ることがあります。
1番と2番を見比べると、全く違う山のように見えますね。
6番、7番はピンク系のヤマアジサイのように見えます。
小屋でのビール目当てで、断崖に近いルートを選んだのに残念でしたね。
14番はもう少しすれば、真っ赤なナナカマドを前景とした風景が見事でしょうね。
15番のナナカマドもきれいです。
道端のヨツバヒヨドリ、アサギマダラを楽しみながらの下山が楽しそうです。
岳温泉は、時代に翻弄されながらもその歴史をつないで来たのですね。
返信する
ニコニコ共和国 ()
2018-08-30 22:24:38
takayan師匠>

今晩は。
今日は小出しのアサギマダラでした。
安達太良山は非常に大きな山体で、安達太良トレイルでは55Kmのコースが設定されているようです。
今回はその一部だけ歩いて、懐の深さに驚きました。
出来たら秋の紅葉シーズンの好日に歩いてみたいところです。
くろがね小屋は修繕を行っているらしく、ビールは麓までおあずけになりました。
でも登山後の風呂上りの一杯はサイコーでした。
案の定、その後の下山のバスでは爆睡でした。
コメント有難うございます。
返信する

コメントを投稿