こんなことをふと思ったのは、近所の小学校に通う子供が今度中学生になると聞いて自分の子供の頃を思い出したからです。
卒業が近づくにつれ、中学に入ると傘の色や、カバンにキーホルダーをつけるだけで先輩に目を付けられるとか、髪を結ぶゴムは黒・紺・茶しかダメだとか、髪型まで決まってるとか、カバンの持ち方は学年によって違うとか、とにかくそんなことで毎日毎日、え-とか、うそ-とか騒いでいたことが懐かしいです(´∀`)
私の通っていた小学校は地元の公立で、隣の東小・西小と合わせて3校がそのまま中学に上がります。
なのでどの小学校も他の2校に対して多少なりライバル意識を持ちながら、そして同期が単純に3倍になるわけですからドキドキわくわくもしながら中学にあがるわけです。
逆に言うと、中学校の先輩たちのうち2/3以上は知らないわけです。
またちょうど私が小学生の頃は上の中学に対してあまり地元のイメージもよくありませんでした。
いわゆるロンスカにパンチパーマかけた姉ちゃんやらボンタンはいてリーゼントの兄ちゃんやらがまだ生息していたんですね。
まぁそういった環境の中で、なぜか1コ上や2コ上にお姉ちゃんやお兄ちゃんがいる子達がなんとなく主導権を持っていました。
私は小学3年生の時に引っ越しをしたのでその時柏の小学校に転校しました。
自分で言うのもなんですが、その時すでにそういった意味不明の権力を振り回す輩と席が近かったために転校してすぐにいじめというか下僕のような扱いを受けたことがあります。
まぁその子のひどかったこと(^^;
口癖は、
“私の言うこと聞かないと中学入った時に2コ上のお姉ちゃんに言って〆てもらうからね!”
でした。
なぜそんな先??
という疑問は当時全くわきませんでしたね-なぜか。
で、上の兄姉は兄姉でも特に“2コ上”という存在は当時の私達にとってある意味特別な存在でした。
なぜかと言うと、自分達が中学1年に上がった時2コ上の彼らは中学3年生で、まぁ学校の中心だからですね。
下僕の日々は正直それなりに辛かったんですが、夏休みに突然クラス替えがあったので、そんな日々からもまぁ1学期間で解放されました。
その時期外れのクラス替えは私にとっては人生の転機と言っても過言ではないですね。
その時期外れのクラス替えについて余談ですが、私の住んでる地域はその当時開発ラッシュで、ちょうど私が転校してきた時期に学区内にでかいマンションがいくつもできて、その年の4月の転入生は学校全体で約50人、その後の1学期の間で、私の学年は40人ほど増えました。転校した時は2クラスだったのが、1クラス分の人数が増えた関係で、急遽時期外れのクラス替え・クラス増設となったわけです。変な話毎週1人位のペースで転校生が来てましたから。逆に言うと、1年生からいる子は半分いなかったと思います。
とまぁそんなわけで、私は下僕を卒業。
今思うと、なんでそんな中学校に入ってからの心配をしていたんだか(;^_^A脅迫の根拠がなさすぎでしょ。。
でも小学生と中学生って明らかに違いますよ!
なんか身長もおっきくて、小学生からみたら中学生は大人っていうか。
その上、いわゆる“ヤンキー”の方々って怖かったし。
あの頃にはあの頃の小学生の常識とか社会とか人間関係があって、今の常識とか当てはめられないのかもしれません。
単に私が弱虫だったとも言えますが(^^;
ホント、今思い出すと笑っちゃいます。
さすがに30過ぎると小学生も中学生も子供ですよ、コドモ。
大学生になった一番上のいとこの子供だって、幼いなぁと思うんですから(´∀`)
とりあえず、クラスが変わって以降、小学校を卒業するまで、私は件の淋しい権力者と話すことも関わることもありませんでした。
後で聞いた話ですが、彼女は、私だけでなく私の前にも後にも次から次へとターゲットを替えやってたらしいです。その下僕ごっこ(?)とやらを。
ところが中学2年の頃だったか、ある日突然その子に下駄箱で待ち伏せされ、
“あの時はごめんなさい”
と謝られました。
驚きましたよ!
なぜ(゜U。)?このタイミングでそんな昔のこと(たぶん3年くらい経ってた)を言ってくるのかこっちもわけわからなくて(っていうかそんなことがあったことも完全に忘れてた)、しかも私の彼女のイメージからして彼女がそんなこと言うなんてあり得ないことでかなり混乱した覚えがあります。
私は、
“もう忘れた”
みたいなことを言ったと思います。なにしろ本気で忘れてたし、あまり関わり合いたくなかったので(;^_^Aこれも彼女お得意の演技かと、かなりびびりました。私は下僕時代1度彼女の演技にはめられて、先生にひどく怒られたことがあったので、とにかく彼女のその行動が理解できなかったし、真摯に受けとめるなんてことも出来ませんでした。
彼女と話したのはそれが最後です。
彼女がなぜ突然そういうことを言ってきたのか今以て謎ですが、中学に入ってからの彼女はそれなりに結構大変だったみたいです。
小学校時代にかった恨みは相当だったようで。
彼女が頼りにしていた2コ上のお姉さんは意外にも目立たない普通の人でした。
“中学に入ったら締める”
この言葉の一体どこが怖かったんだか(;´∩`)だって気に入らないなら今締めろよって感じ。
私は、いや私達一体何を怖がっていたんだろう、とふと思います。先輩に目をつけられることや〆られること?
あの当時、この言葉は確かにみんなを従わせる不思議な魔力を持ってました。
心はコドモなのに体だけ大人になる中学生、そこにみんなが不安と期待を持っていたからなのか、それとも見えない不安の中で自分の心の弱さを誰かに見抜かれることを無意識に怖れていたからなのか。
とにかくみんなコドモで、コドモなりの不安や悩み、コンプレックスを持っていたんでしょう。
よくわからなくなってきたので終わります(^^;
ちなみに私は兄弟は1コ下の弟だけだけど、両親が共に地元で親戚中隣近所だから従兄姉たちがたくさんいてさ-、その内の1人・1コ上のお姉ちゃんが番長(?)と付き合ってたっていうか仲良かったから、なぜか中学ではいろいろ優遇というか、知らない先輩たちからちやほやされてたとこあったんだよね。
歳の1コ2コの差がさも決定的な格差になってたよね。
いや~いろんな意味でおもしろかった。
今度会ったときに詳しく・・・w
多分有名だよ~。
確か歯医者かなんか娘じゃなかったっけか?!
実は被害者いっぱいいたって聞いたけど
でも4年の1学期まで2クラスしかなかったから多分知ってると思うけどw
うちの小学校今いとこの子供が5年生で通ってる。今学区がなくなったからね~。
本当は西小の学区なんだけどね。遠いのによく通ってるわ。