晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

胃カメラ 〈前回のつづき〉

2007年12月19日 | 事故・事件・トラブル


さて、前回レストランの話の続きです。(『誰が1番まとも?!恐怖のレストラン』を参照)

さてさて、そんなこんなで胃カメラを飲むことになった私ですが、
深夜の宿直当番医というやつは、本当に当たりはずれがあります。
まあ専門医かどうか、ってことも大事なんですけど、たま~に開業数十年といった古~い建物の病院に当たってしまうこともあります。
その時の当番医はまさにそんな感じの、町医者というには大きいが大学病院なんかと比べたら小規模というか?そういう中規模の古い病院でした。
しかも夜なので薄暗くて人の気配もほとんどなく、あちこち古びていて、いかにも何か出そう系。

(だいじ~(οдО;))

その時の宿直医は耳鼻科の先生。そんなわけでその夜は、とりあえず胃洗浄をするまでもないということと、消化器専門のお医者さまではなかったことから、明日胃カメラ飲みましょう、ということになりまして。

翌日。
診察後、手術ではないものの胃の筋肉を緩める注射と、喉の麻酔をかけなければいけないということで、しばらく看護婦さんと2人だけに。
その間看護士のおばちゃんは私がなぜ胃カメラを飲むことになったかネホリハホリ聞いてきました。私がいきさつを話すと、かなりびっくりしいて、
そこまではいいんですけどこのオバチャン看護婦さん、いや今は看護師さんと言うんでしたか、とにかく、典型的噂大好きおしゃべりオバチャンでして、通りかかるお医者さんから看護師さんに次々に呼びかけては、

「ちょっと~、この患者さんレストランで中性洗剤出されたんだってよー!」

みたいなことを言いふらす始末。
その度に私は苦笑まじりに同じ説明を何度も繰り返すはめに。。。
その話は私が帰る頃にはその病院の人ほとんどが知るちょっとした有名人に。

で、注射と麻酔なんですが胃カメラ飲んだことある人ならご存知だと思いますが、まず腕に胃の筋肉を緩める注射(これがかなり痛かった。)をし、それから喉の麻酔。
喉の麻酔はかなり手こずりました。
手順は何やら液体の入ったコップを渡され、とりあえず合図があるまでうがいをし、それから喉にその液体を留めた状態で息を止め、最後に吐き出すという具合。
へぇ~こんなことで麻酔ってかかるんだな~、
なんて思ってうがいを始めると、ストップウォッチを持ってきた例のおしゃべり看護師さん、唐突に

「はい!息止めて!」 

(あがっ)

「1分くらい息止めないと意味がないからがんばって。」

(えっ!?1分も、それ早く言えよ~うがいしてた時に息ほとんどはいちゃったじゃん・・・)
なんて思っていると案の定20秒くらいで

ゴクッ

うぉ~い、麻酔薬飲んじったんですけどぉ~^^;
しかし看護師さんは平然と、

「あらっ、まだ20秒しかたってないのに飲んじゃったでしょ。じゃあもう1度」
とあっさりおかわりくれました。飲んでも害はないようで。
まぁもともと息を止めるのが不得意な私、3回もやりましたよ。

そしていよいよ胃カメラです。
横を向いて横になり口にマウスピースのようなものを加えてそこから胃カメラを入れていくのですが、見た目すごく細くて小さいのにこれがかなり痛いんです(T_T)喉のところが。
そしてしゃべれないし、ヨダレでろでろ~。

無事に胃まで到着しその画像が私からも見える位置にあモニターに映し出されました。
お医者さんは

「すこ-し裂傷の痕があるけど特に大きな問題ではないでしょう」
とのこと。
「・・・」

しかし胃の中でくの字に曲がっていると思われる胃カメラの先端はお医者さんが操作をして画面がグルグル回る度に私の胃の中をドカッドカッと当たっている振動が内側からΣ( ̄□ ̄;)

以下心の声
(めっちゃ胃に当たってるんだよ下手くそぉ-。ついでに言うとこの病院にはよだれ吸引機はないんかい!?顔半分よだれまみれで気持ち悪いだろ-が(◎o◎)!)

「思ったよりきれいだから大丈夫でしょう!念のため十二指腸も見てみましょう」

と言い、モニターにはおしりの穴みたいな胃の出口が見えてきました。
たまに開いてはすぐ閉じて、という感じ。

「じゃあ穴を通るんでリラックスして~」

ドカッ!(Σ( ̄□ ̄;)!?)

「ダメだよ、リラックスしなきゃ。息吸って~吐いて」

ドカッ!(ΣΣ( ̄□ ̄;)!?)

「うまく入らないなあ~」
ドカッ!

胃の穴が開いた瞬間に入れようとしても、入れる瞬間なぜか穴が閉じてしまってぶつかるということを何回か。
私としては、
(ってか、いくらリラックスしてもモニターメッチャ見えてるし、あなたがまさに十二指腸にカメラを入れようとする瞬間の息みみたいのがわかっちゃって余計意識しちゃうんですけど~(ーー;))
って、口をあけて、顔半分涙と鼻水とヨダレまみれになりながらひたすら目で訴えてました。

そのうちなんとか胃カメラも十二指腸に入り、
大きな問題はないということで検査終了。

しかしヨダレまみれになりながら私は見ちゃったんですね~。
抜こうとする胃カメラが最後に移した映像、それは胃の壁からの出血・・・(ー_ー)!!
絶対さっきこの医者が胃カメラぶんぶん胃の中で振りましたからだよ!
ってムカつきましたが、
そもそもレストランで中性洗剤を出され、胃カメラまで飲む羽目になり、そしてその検査をやる医者が下手クソで・・・。
なんだか自分の不運さに、本気で涙が出た日でした(ToT)/~~~

同じ日、さっそく同じ被害者である友人に以上を報告。
しかし、私よりも大量に中性洗剤を摂取したはずの友人は、私の検査結果で満足し自分は病院行かないとか言い出し、そしてなぜか私だけみんなの笑い者(?!)になりました。

まあ、今でもその友人と会うとその話をたまに思い出し、自分たちの間抜け度合いを笑いあったりしてます。何しろ、中性洗剤出されて、ついでに言うと気分悪くて料理ほとんど食べてないにも関わらず、店員に食い逃げ呼ばわりされたのが気に食わなくて全額払ったあげく、治療費さえも自腹ですから。。(-_-;)
これって典型的日本人というには間抜けすぎですよね。
人間言う時は言わなきゃいけないってことを勉強しました・・・。
とはいえ、保健所には親が電話したみたいなので、何かしらお店の方に連絡はいったと思います。
その後どーなったのかはよくわかりません。
保健所からも連絡がなかったので。

あのお店も今どうなったんだか。
その後2年間学生生活が終わるまで、その地下街のレストランはすべて一切利用しませんでした。
そして、ガムシロとミルクにはえらく警戒する習性がついてしまいました。

とにもかくにも中性洗剤飲んだものの8年たった今、私も友人も相変わらず元気です!
しかし将来胃がんにでもなった時はまたきっとこのことを思い出して苦笑いすることでしょう(^^;)

 

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コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

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Unknown (てけてけ)
2007-12-20 06:27:55
ほんとさんざんやったね、、、何回聞いても、こんな経験バタ子しかできないよ、、、っておもうさ、、、
返信する
あんまり自慢にならない・・・ (バタ子)
2007-12-20 11:45:16
でもある意味波乱万丈、楽しい人生ですよ♪
あなたには負けますが(^_-)-☆
返信する
Unknown (ひなあさパパ)
2020-08-12 13:40:17
バタ子さん、大変な目にあったのに
ついつい声を出して笑ってしまいました^_^
ブログで声出して笑ったのは、初めてです🤣
突然すみません、ありがとうございました。
返信する
Unknown (stakahashi416)
2020-08-12 14:40:01
ひなあさパパ様
コメントありがとうございます(^^)
かれこれ20年も昔のことになってしまいましたw
笑ってくれたのなら、胃カメラを飲んだかいがありました(笑)
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