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●「月白梅花微笑春」高橋泥舟の臨書
(月が明るく照らし、梅の花が微かに咲いた早春)
「梅花微笑春」という禅語に「月白」という語を加えた句。
「笑」は「咲」と同音同義で、「花が咲く」という意味で用いられています。
●「松風有清音」(しょうふうせいおんあり)は、
(松林の間を抜き抜ける風によって梢が揺らされたりして生じる音は、心も揺らしてとても癒されます。
松は常緑樹であるため、その音は絶えることはありません)季節を問わず、茶席に掛けられるものとか。
●「清秋竹露深」(せいしゅうちくろふかし)
(竹の葉の上で玉のように輝く一滴の露は、清々しい天下の秋をそのうちに含んでいる)
●「茶烟永日香」(さえんえいじつにかんばし)
(お茶を沸かす際に立つ煙が一日中立ちのぼり、あたり一面になんともいえない良い香りが漂っている情景。
書いているだけで、心が落ち着きます。
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