ハード・ロック&ヘヴィ・メタルに身をゆだねて

ハード・ロック、ヘヴィ・メタルに浸る生活をつぶやきます。

単調でも、感動が溢れてくる男のロック!Tank - Honour & Blood HD

2020-05-11 21:05:47 | TANK
Tank - Honour & Blood HD

1984年発表の4作目のアルバム・タイトル・ナンバー。

きわめて単調なリフの繰り返しながら、胸を打つメロディだ。
これぞ、メタル!
こういう曲を聴くために、俺は生きてる!って思わせる曲なのである。
モーターヘッドの弟分的な感じでデビューし、パンクとメタルの融合みたいなイメージで名を売った彼らだが、この曲では哀愁のメロディが爆発。
感動的なメタルバンドであることを世に知らしめたと思う。

まあ、メロディのないメタルを聴くこともあるが、やはりいいメロディは心に残る。

パンクっぽいメタル・バンドというイメージで、聴くことがなかったという人がいたら聴いてほしい。
漢(おとこ)の哀愁が満ちた素晴らしい曲だ。









メロデスの絶対的名曲!慟哭のギターに震える!In Flames - Stand Ablaze

2020-05-10 21:17:59 | IN FLAMES
In Flames - Stand Ablaze

メロディック・デスメタルはイギリスのカーカスが発明したものと言われているが、
よくわからない。
でも、1990年代、北欧の地、スウェーデンで急速に盛り上がったのは間違いない。

デス・メタルで使われる咆哮的なだみ声(スクリームとかグロウルとかわかりやすくデス声という表現もある)が好きになれないという人は多かったが、美しいメロディアスなギターと一緒になると、実に不思議な効果が生まれた。

うーん、この声でも、このメロディアスな演奏となら意外と合うかもしれない。
いや、むしろベストマッチだ。
そう感じた多くの古典的メタルファンがこのサウンドを受け入れる。
特に日本のメタル・ファンは受け入れた。
このイン・フレイムスとアーク(アーチ)・エネミーはかなり日本でセールスを上げたと思う。

結局、イン・フレイムスはメロデスから卒業してしまい、メタルコアに近い世界に行ってしまったが、彼らの初期の素晴らしい音楽は消えることはない。

中でも、この曲の素晴らしさは言葉に表せないほどだ。
メタルにおける泣きのギターの一つの理想郷がここにある。

こういう曲を聴くと、メタルに出会って、本当に良かったなあとつくづく思うのである。















ライブでやはり盛り上がる! Iron maiden - fear of the dark

2020-05-09 10:11:00 | IRON MADEN
Iron maiden - fear of the dark

blog開設2曲目は、ベタですが、アイアン・メイデンです。
オーソドックスなヘヴィ・メタル・バンドとしては、最も成功しているバンドではないでしょうか?世界中に信者がいると思います。
アメリカではAC/DCのようなシンプルなリフを得意とするバンドの方が好まれるのですが、メイデンはアメリカでも「ピース・オブ・マインド」でセールス的にブレイクして、ある程度のステイタスを掴んでいます。
決してポップでないアルバムで、80年代前半にアメリカで成功したのですからすごいものです。彼らの本物の魅力にアメリカ・マーケットが反応したとしか言いようがありません。

もちろん、ドラマティックな展開力のある曲が魅力の彼らは、アメリカよりもヨーロッパや南米、アジアですごい人気だと思います。
世界ツアーも精力的にこなしてますし、やはり世界で最も偉大なヘヴィ・メタル・バンドでしょう。
人によっては「メタリカ」だろう?という人がいるでしょうが、そこは個人の見解ということでご容赦ください。

神曲がいっぱいある彼らですが、ライブの時、会場の観客全員が合唱するこの曲を選びました。
とにかくメロディがいいんですよね。
曲の展開も完璧です。
フックが聴いているし、飽きさせない。劇的です。
確か、この前のアルバムからエイドリアン・スミスの代わりにやニック・ガーズが加入したのかな?前作よりバンドに溶け込んだ印象があります。いい効果が出たのでしょう。
とにかく名曲です。

それにても、初期のころから続けているツインギターのテーマリフ演奏は本当にかっこいい。聴いたあと、しばらく頭の中で鳴り続けてしまうほどです。
こういう曲の形にはイン・フレイムスやBFMV等が確実に影響を受けてるでしょうね。