ながれやま栞 お話グループ中央 

子どもが好き、絵本が好き、おはなしが好き。そんな仲間たちの活動の様子を、折にふれてお知らせします。

今日は夏休みおはなし会スペシャルでした!

2024-07-27 | おはなし会スペシャル
今日は、中央図書館で夏休みおはなし会スペシャルが開催されました

相変わらずとーっても暑かったのですが、たくさんのお友だちが遊びに来てくれましたよ



 まずは、オープニングで
「しゃぼんだまとんだ」

きれいなシャボン玉を皆さん楽しそうに眺めてくれていました




 最初は、Sさんの素話(言葉で届けるおはなし)です。
「ホットケーキ」

小さい子も多かったですが、
みんな一生懸命に頭の中で場面を想像して、
楽しそうに聞いてくれていました😊
お母さんが焼いた美味しそうなホットケーキが
フライパンからにけだして🍳💦 
色々な動物に会い、
楽しい言葉が沢山でてくるお話。
大人の方も楽しんでくれていました




 次は、Tさんによる大きな絵本
「どうぶつたいじゅうそくてい」

ぶた🐷がなかなか体重計に乗らなかったり
ライオンとカバの体重の、予想との違いに驚いたり😲
客席には笑いがこぼれ、
子どもたちも楽しそうに聞いてくれました



 次も、Tさんによる手遊びで「くいしんぼうのゴリラ」

おなじみの手遊び
みんなで楽しみました
最後に玉ねぎを全部むいてしまって、
食べるところがなくなって、がっかり
繰り返しがとても楽しそうでした



 今度は、Kさんによる紙芝居「コウノトリのおくりもの」

夏にぴったりな、スイカのでてくるお話で、
コウノトリを助けた良いおじいさんのスイカには金貨がびっしり
悪いおじいさんのスイカには蜂がびっしり
みんな夢中になってみていました



 お次は、SさんとGさんによるパネルシアター「カレーライス号」

お鍋に材料を入れてぐつぐつ煮込んでフタを開けると🍲
美味しそうなカレーが現れて🍛
みんな拍手をしてくれました
楽しいテンポでお料理がすすみ🥔🥕
手遊びも楽しく
皆さんのりのりで参加してくれてました



 次は、Iさんによる、大きな絵本「めっきらもっきらどおんどん」

夏休みにぴったりな絵本
不思議な世界で妖怪たちと楽しく遊ぶお話
皆楽しそうに聞いてくれていましたよ😊



 今度は、ペープサート「おばけのほいくえん」

園長先生とおばけの園児たち👻👻👻のやり取りに
客席では思わず笑いがこぼれ……
皆、楽しんで参加してくれてました



 最後は、Mさんによる絵本
「まるくておいしいよ」

次々に◯がでてきて、
ページをめくると美味しそうな食べ物に変わります🍊🍉🍪🍩
次の◯はどんな食べ物かな?
Tさんがだすヒントに、客席のお友だち、
一生懸命考えて答えてくれましたよ

 絵本の最後に表紙をもう一度みて「これはなにかなー?」
の質問に、皆「ドーナツと元気いっぱい答えてくれました🍩
すると‥
「今日のお土産に本物そっくりのドーナツ🍩をプレゼントします」
と、Gさん(とGさんのお母様)手作りのお土産のドーナツのマスコットが登場

かわいいおみやげに皆さんとても喜んでくれました


これで、夏休みおはなし会スペシャルは終了です



とーっても暑い中来てくれたお友だち
保護者のみなさま
中央図書館のみなさま

どうもありがとうございました!!

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今日は「大人のためのおはなし会」でした

2024-06-20 | おはなし会
6月20日木曜日に流山市立中央図書館で大人のためのおはなし会(春)が開催されました。
たくさんのお客様が来場して下さいました。

今回はとてもバリエーションに富んだ演目で挑みました。
絵本、大型絵本、紙芝居、語り、朗読、体操、演者全員で行う群読・・・




最初のお話は大型絵本『おじさんの傘』

子供の時に国語の教科書で読んだ方もいたのではないでしょうか。
美しい声で読む雨音の響きが素敵でした
せっかくの機会だったのに、写真を撮りそびれてしまって……本当にすみません……




その次は語り『絵姿女房』

日本の昔話。
声だけでお届けしていましたが、
お客様が聞き入って下さっているようで良かったです




次は詩の絵本『生きてるってどういうこと?』

読み手の熱い思いがお客様に届いていたと思います。
谷川俊太郎さんのことばと宮内ヨシオさんの素敵なイラストで構成された本
ぜひ手に取って読んでみて頂きたいですね。




そのお次は体操『ぺんぎんたいそう』

ずっと座ったまま聞いて頂いていたので、
演者と一緒に体操したことで
よいリラクゼーションになったのではないかと思います。




前半の最後の演目は紙芝居『津波だ!いなむらの火を消すな』

最近多くなった地震への防災の意識を高めるために良い作品
とのお声を、お客様から頂きました。


これで前半は終わりです。
後半に入る前に休憩を挟みましたが、
その間にお客様が展示している本を興味深げに見ていてくださって
うれしかったです。



後半最初のお話は
『アナンシと五』

語りと同じく声で届けるおはなしでしたが
演者の体を使ったコミカルな演技も相まって、
あちらこちらからお客様からの笑い声が聞こえて来ました。



次は朗読『続 窓ぎわのトットちゃん』

演者の素敵な朗読にお客様も聞き入っているようでした。
こちらの本は人気ですが是非手に取って読んでみて頂きたいです。


そして次は紙芝居『さらやしきのおきく』

さらやしきのおきくと言えば怖い怪談話を思い浮かべると思いますが、
こちらは落語紙芝居。
面白い絵とそれを際立たせる演者の演技が相まって、
客様からの笑い声が聞こえて来ていました



次の演目は絵本『「はい」「いいえ」ほうこく』

おとなの私たちにとっても考えさせられる深い内容でした。


詩の
そして最後は演者全員による詩の群読『雨』

お客様に降り注ぐ雨が届けられていれば幸いです。



今回の大人のためのおはなし会は、
全体を通してお客様の反応がとてもよく、
演者一同うれしい限りでした



ご来場下さったお客様、
ご協力頂いた流山市立中央図書館の皆様、
本当にありがとうございました




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今日はこども読書まつりでした

2024-04-28 | おはなし会
今日は南流山センターで
「第8回こども読書まつり」
が開催されました

天気にも恵まれて、たくさんの子どもたちが遊びに来てくれました

お話グループ中央は、2枠で参加しました


複数の団体が参加されていて、
影絵や大型絵本、紙芝居にパネルシアターなど盛りだくさんな内容で、
みなさん、壁に貼ってあるプログラムを見て
思い思いに好きなおはなし会に参加して
楽しんでくれていました。











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今日は南流山ほっこりおはなし会でした。

2024-03-09 | おはなし会
今日はサンコーテクノプラザ南流山地域図書館
「南流山ほっこりおはなし会」がありました。
朝から冷たい風が吹き荒れていて、お客様が来てくれるか心配だったのですが、
出入り自由のおはなし会ということもあって、たくさんのお客様にめぐまれました。

プログラムはこんな感じです。




会場は天井が黒いからか写真では暗く見えますが、
窓がとても大きくて、実際はもっと明るく感じました。




対象は3歳以上向けとしましたが、
最近はどこでおはなし会をしても、
それより小さなお友だちがたくさん来てくれるので、
2歳くらいのお友だちでも楽しめる演目をたくさん入れてみました
みんなとても楽しんでくれていたようですよ。

出入り自由なので、途中で帰ったお客様もいましたが、
最後までおはなしを楽しんでくれたお友だちには、
我がグループの誇る天才職人Gさん&Gさんのお母様お手製の、
可愛い可愛いこぶたちゃんのチャームをプレゼント

会場の出入口に、アンパン食い競争のアンパンよろしく、
こぶたちゃんをずら~りと下げて、
帰るお友だちにギュッと引っぱって取ってもらいました



みんなすご~く嬉しそうな顔で、
こぶたちゃんを抱えて帰っていきましたよ

来てくれたお友だち、
保護者のみなさま、
南流山地域図書館のみなさま、

どうもありがとうございました

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今日はハッピーメロディさんの講習会でした

2024-02-16 | 勉強会
おはなし会で子どもたちに大人気のパネルシアターについて知識を深め、
スキルアップを目指したい、私たち

そんなわけで、今年度お招きした講師は……
大学で教鞭をとられながら、
子どもたちに笑いと夢とわくわくを届けるパネルシアターの伝道師、
みんな大好き「ハッピーメロディー」のぴんくさんみどりさんです


「鼻水~」byぴんくさん

ちなみに、7年前にも栞の講習会の講師としてお越し頂いていて、
そのとき以来、我がグループ内にもファン多し

さて、この日はメンバーのT花さんが、
お嬢さんのEちゃん(4歳)とSちゃん(1歳)を連れて参加~。
そこで、ぴんくさんとみどりさんは、お得意のバルーンアートを皮切りに、
普段、幼稚園や保育園などで演じられているパネルシアター
「ひよこちゃん」や「雨ふり」などの演目を、
EちゃんSちゃんの反応を見ながら、時に語りかけながら、
次々と実演して下さいましたよ。


最初は完全に借りてきた猫状態で固まっていたEちゃんも、
お二方の楽しすぎる熱演に、
いつしか見知らぬ大人に囲まれていることなどすっかり忘れ、
目を輝かせ、指をさして笑い、クイズに答えたり、声をあげてつっこんだり、
大盛り上がりでした




う~ん、さすが!
我々では絶対こうはいきません!

T花さん親子が用事で中座した後も、実演は続き、
7年前には見なかった新作(?)や、
7年ぶりに見てもやっぱり笑っちゃう鉄板作品を、
大いに楽しませて頂きました。



そして今回はなんと、
パネルシアターのテキストまでご用意頂き、
パネルシアターにまつわるありとあらゆることを、
その誕生秘話(?)から始まって、とても詳しく講義して頂きました。

なんでも、お二方の大学の恩師でもありお寺の住職でもある古宇田亮順先生が、
かつてキリスト教の宣教師が使っていたフランネルグラフというものからヒントを得て
パネルシアターを考案され、1973年にPペーパーを使った今の形を完成させたのだそうです。
パネルシアターって、新しいようでいて、実は50年以上の歴史があるんですね

絵本の読み聞かせでは、
読み手はなるべく自分の気配を消すというか、目立たないように心がけますが、
パネルシアターでは、
パネルと絵人形だけでなく、
演じ手も含めた全体が「シアター」なのだとか。
だからパネル上の絵人形操作だけでは子どもたちに伝わらない、
あるいは伝わりにくそうなときは、
演じ手の動きや演技で補うことも大切なのだそうです。
なるほど~。
お二方のキレッキレの動きと弾ける演技は、そのためだったんですね!




あと、アイスブレイクとして、最初にわざと失敗してみせるのも手だそうです。
一回目、二回目の失敗では子どもたちが反応できないこともあるので、
三回繰り返すのがコツ
そうすると子どもたちも必ず笑ってくれるそうです。
逆に三回試して笑ってもらえない場合は、
そのネタは面白くないということなので、
やめた方が良いとのことでした

それから、子どもたちを惹きこむためには、流れが重要で、
例えば、最初に『トンネルぐるぐる』をもってくると、
子どもたちは、声は出さないながらも一緒に腕をぐるぐるまわしてくれるので、
そうやって気持ちがほぐれたところで、『雨降り』をもってくる。
そうすると、傘に隠れてるのは誰かな?とクイズを出しても、
子どもたちはどんどん答えてくれるのだそうです


さて、配布されたテキストは、ぴんくさんのイラストによる図解がいっぱい載っていて、
とっても分かりやすいのですが、
お二方は、さらにパネルと絵人形も駆使しながら、
絵人形の作り方やしかけについて、微に入り細を穿つ解説をして下さいましたよ。

絵人形を作る際には
必ず色を塗ってからポスカの黒で縁取りするとか、
糸止めのしかけは十分な遊びをもたせてゆるく止めるのが鉄則とか、
絵人形をパネルの上に二重三重に貼る場合は
上に貼る絵人形の裏にパネル布で裏打ちが必須とか、
絵人形がパネルの奥へ遠ざかっていくように見せるためには、
絵人形をはがすとひとまわり小さい絵人形が現れるように重ね貼りしておくとか、
糸引きのしかけでは、糸の先に適度な重さの厚紙の重りをつけておくとか、
ずらし貼り用の絵人形を作るときには
Pペーパーを絵の形に沿って切るのではなく
ずらし貼りの際手に引っかからない形に切るなどなど、
たくさんの有益な知識を授けて下さいました

(華麗な「ずらし」テク)


パネルシアターの書籍は売れないので
今はほとんど出版されなくなったとか、
Pペーパーは原料高騰のためか年々薄くなっている上に
ステルス値上げだけじゃ追いつかず
価格までもが上がっているとか、
Pペーパーが薄くなった結果たいへん風に弱くなり
夏場冬場はエアコンの風向に注意が必要とか……

切なさに涙が出ちゃう知識まで、

それはもう多岐にわたって、ご教示頂きました

続いての質問タイムでも、
遠慮を知らない我々の根掘り葉掘りの質問に対し、
お二方は惜しみなく答えて下さいましたよ


ところで、
とってもとっても今さらながらですね、
ワタクシ、気づいたんですけれどもね、
お二方のお手製の絵人形って、
我々が持っている市販の絵人形よりもね、
一まわりも二まわりも大きいんですよ
(え、そこ? 逆に7年前何見てたの?)というツッコミの声が聞こえる……

絵人形が大きいとですね、
持ち手で絵人形が隠れちゃう心配がないので、
非常に操作がしやすそうですし、
何よりも、パネルとの大きさのバランスが良くて、
とっても迫力があるんですよ!
見てる側への訴求力が違う!!

大きさって……
大きさって……
ものすごく重要なんですね

(ただなあ、Pペーパーの価格を考えるとなあ……泣)



それはともかく、

最後はバルーンアート『おさんぽぶたさん』のワークショップ。
ワークショップとはいっても、
お二方が予め全てのパーツを用意して下さっており、
我々のやったことといったら、
風船をポンプでふくらませて口をしばることと、
ブタさんのお目々になる丸いシールを黒く塗ることと、
全てのパーツの両面テープを剥がして、
それらを並べて、エイッと風船をくっつけ、さらにお目々シールを貼って、
最後に、これまた予めご用意頂いた、カラフルでお洒落な毛糸を、
風船の口に結びつける……
と、これだけ。

完成したぶたさんをおさんぽさせてみたのですが、
本当にトコトコ歩いてるみたいで、
とっても可愛かったです

たったこれだけでも、作ったぞ!という達成感があったので、
例えば、未就学の子どもたちには、目だけ書いてもらって、風船に貼りつけてもらうとか、
小学生なら、耳も貼りつけてもらって、毛糸も結んでもらうとか、
それだけでも、作ったぞ!と達成感を味わってもらえるかもしれませんね。


というわけで、

こんなに色々して頂いて、本当によろしいんでしょうか?
と、教えて頂いている我々が不安になるくらい(?)
超もりだくさんの、非常にためになる、それはもう楽しい楽しい講習会でした


ぴんくさん、みどりさん、本当に本当にありがとうございました
7年前よりもっともっとファンになりました
今日教えて頂いたこと、ぜひ今後の活動で活かしていきたいと思います。


一緒に受講して下さった、中央図書館はじめ他団体の皆さま、
おはなしグループ森の皆さま、
この講習会を企画運営して下さった運営委員さんにも、
心からの感謝を!

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