ながれやま栞 お話グループ中央 

子どもが好き、絵本が好き、おはなしが好き。そんな仲間たちの活動の様子を、折にふれてお知らせします。

大人のためのおはなし会

2024-11-09 | おはなし会
11月7日木曜日、流山市立中央図書館で「大人のためのおはなし会(秋)」が開催されました。
木枯らし1号が吹く中、たくさんのお客様が来場してくださいました。
今回も、絵本、語り、新聞紙シアター、紙芝居、朗読、群読と、バラエティに富んだプロ
グラムでした。

最初は、絵本『キツネ』
羽を傷めたカササギは、眼の見えないイヌに助けられ、生きる希望を見出します。
無二の親友となったカササギとイヌは、孤独を抱えたキツネが現れたことで、何かが狂いはじめて…
荒野を舞台に友情と裏切り、孤独と妬みの心理劇が表現されている絵本です。お客様も物語の中に引き込まれていました。

次は、語り『しょうとんどの鬼退治』
広島の民話です。「しょうとんど」という小さな鳥が、出かけている間、お地蔵さんの耳の中に卵を預かってもらいます。
ところがお地蔵さんは、次々に出てくる鬼に騙され、一羽ずつひなを食べられてしまいます。
そしてついに全部食べられてしまいました。
しょうとんどは、鬼退治にでかけますが、途中、くまんばち、牛の糞、石臼が仲間になり…
広島弁の語りは、新鮮でした。

その次は、新聞紙シアター『ぺーパーさんと王様』
とても優しくて働き者のペーパーさんと欲張りな王様の話です。
1枚の新聞紙が、畑から帽子になったり、コップになったり、チューリップや船、シャツ、大きなダイヤモンド、
王冠へと次々に変化します。
お客様は、新聞紙を使ったパフォーマンスをワクワクしながら楽しんでいました。

前半最後は、絵本『この世でいちばんすばらしい馬』
絵師ハン・ガンの描く馬は、あまりに生き生きしているため、絵から飛びだし、生きて動き出す、という噂がありました。
いくさが都にせまったとき、ひとりの武将がハン・ガンを訪ねて、馬の絵を描いてもらいたいと頼みます。
宮廷の絵師となった青年が描いた絵から生まれた馬が、戦場を駆け、いくさの真実を知り…。
馬が戦いの悲惨さを目の当たりにし、見開きいっぱいに描かれている馬が涙を流す姿に、心を打たれたのでは。


ここで休憩です。

後半の最初は、紙芝居『まつりのばん』
祭りの晩に、りょうじという男の子が見世物小屋で、山男に出会う。
その山男が団子茶屋で代金を払えずにいたところ、りょうじは持っていたお金を山男に渡します。
山男は、「薪を百把あとで返すぞ。栗を八斗あとで返すぞ」といって去っていきました。
その夜、りょうじの家に届けられたものは…。
りょうじとおじいさんとの優しさ溢れる会話にほっこりし、山男の律義さに清々しさを感じたのでは。

次は語り『北斗七星』
日照り続きで、人も獣たちも死にかけていました。
ある晩、ひとりの女の子が病気のお母さんのために「ひしゃく」を持って、水を探しに行き…。
手に入れた水を自分は飲まずに他の人々に譲るという思いやりのある行いをする度に、木の「ひしゃく」は、銀や金に変わります。
そして、「ひしゃく」の上に現れた7つの大きなダイヤモンドが、空高く昇ってゆき、「ひしゃく」の形の北斗七星になったというお話です。
優しさにホッとします。
星空を見上げた時に、このお話を思い出してみては?

次は、朗読『死神どんぶら』
大酒飲みの炭焼き、三郎治のところに、死神が「お前は明日の朝、死ぬことになっている」と迎えに来ています。
死神が三郎治に襲いかかり、命を奪おうとしたその時、娘のカヤが三郎治の肩に飛びつき…。 
カヤを肩車に載せて歩いていく三郎治の姿、そして三郎治が投げ捨てた徳利が、どんぶら、どんぶらと流されていく様子、三郎治の命を奪いそびれ、悔しがる死神。情景が、目の前にある大きなスクリーンに映し出されているかのような
朗読でした。

最後は、群読『祝婚歌』
今回の演者一同が、心を合わせての群読です。
おまけの群読『シルバー川柳』
一句読む毎に、お客様は、「そのとおり!」と同感してうなずいたり、「クスッ」と笑っ
たり、ストレートに楽しんでいただいた川柳の群読でした。

演者自身も、楽しいと感じる「おはなし会」でした。
ご来場下さったお客様
ご協力いただいた流山市立中央図書館の皆様、
ありがとうございました。
次回の「クリスマスおはなし会」にも、ぜひお越しください。

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ぽかぽかサロンおはなし会

2024-09-20 | おはなし会
9月19日、南流山福祉会館にて「ぽかぽかサロン」おはなし会を開催しました

小さな赤ちゃん連れ親子の皆さんが沢山参加してくださりました。

絵本や紙芝居、人形劇と盛沢山のプログラムでした。

食い入るように紙芝居に注目してくれたり…


わらべ歌に合わせて親子のスキンシップを楽しんでもらえている姿が、とても可愛かったです。

皆様ご来場ありがとうございました。
また遊びにきてくださいね。

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今日は夏休みおはなし会スペシャルでした!

2024-07-27 | おはなし会スペシャル
今日は、中央図書館で夏休みおはなし会スペシャルが開催されました

相変わらずとーっても暑かったのですが、たくさんのお友だちが遊びに来てくれましたよ



 まずは、オープニングで
「しゃぼんだまとんだ」

きれいなシャボン玉を皆さん楽しそうに眺めてくれていました




 最初は、Sさんの素話(言葉で届けるおはなし)です。
「ホットケーキ」

小さい子も多かったですが、
みんな一生懸命に頭の中で場面を想像して、
楽しそうに聞いてくれていました😊
お母さんが焼いた美味しそうなホットケーキが
フライパンからにけだして🍳💦 
色々な動物に会い、
楽しい言葉が沢山でてくるお話。
大人の方も楽しんでくれていました




 次は、Tさんによる大きな絵本
「どうぶつたいじゅうそくてい」

ぶた🐷がなかなか体重計に乗らなかったり
ライオンとカバの体重の、予想との違いに驚いたり😲
客席には笑いがこぼれ、
子どもたちも楽しそうに聞いてくれました



 次も、Tさんによる手遊びで「くいしんぼうのゴリラ」

おなじみの手遊び
みんなで楽しみました
最後に玉ねぎを全部むいてしまって、
食べるところがなくなって、がっかり
繰り返しがとても楽しそうでした



 今度は、Kさんによる紙芝居「コウノトリのおくりもの」

夏にぴったりな、スイカのでてくるお話で、
コウノトリを助けた良いおじいさんのスイカには金貨がびっしり
悪いおじいさんのスイカには蜂がびっしり
みんな夢中になってみていました



 お次は、SさんとGさんによるパネルシアター「カレーライス号」

お鍋に材料を入れてぐつぐつ煮込んでフタを開けると🍲
美味しそうなカレーが現れて🍛
みんな拍手をしてくれました
楽しいテンポでお料理がすすみ🥔🥕
手遊びも楽しく
皆さんのりのりで参加してくれてました



 次は、Iさんによる、大きな絵本「めっきらもっきらどおんどん」

夏休みにぴったりな絵本
不思議な世界で妖怪たちと楽しく遊ぶお話
皆楽しそうに聞いてくれていましたよ😊



 今度は、ペープサート「おばけのほいくえん」

園長先生とおばけの園児たち👻👻👻のやり取りに
客席では思わず笑いがこぼれ……
皆、楽しんで参加してくれてました



 最後は、Mさんによる絵本
「まるくておいしいよ」

次々に◯がでてきて、
ページをめくると美味しそうな食べ物に変わります🍊🍉🍪🍩
次の◯はどんな食べ物かな?
Tさんがだすヒントに、客席のお友だち、
一生懸命考えて答えてくれましたよ

 絵本の最後に表紙をもう一度みて「これはなにかなー?」
の質問に、皆「ドーナツと元気いっぱい答えてくれました🍩
すると‥
「今日のお土産に本物そっくりのドーナツ🍩をプレゼントします」
と、Gさん(とGさんのお母様)手作りのお土産のドーナツのマスコットが登場

かわいいおみやげに皆さんとても喜んでくれました


これで、夏休みおはなし会スペシャルは終了です



とーっても暑い中来てくれたお友だち
保護者のみなさま
中央図書館のみなさま

どうもありがとうございました!!

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今日は「大人のためのおはなし会」でした

2024-06-20 | おはなし会
6月20日木曜日に流山市立中央図書館で大人のためのおはなし会(春)が開催されました。
たくさんのお客様が来場して下さいました。

今回はとてもバリエーションに富んだ演目で挑みました。
絵本、大型絵本、紙芝居、語り、朗読、体操、演者全員で行う群読・・・




最初のお話は大型絵本『おじさんの傘』

子供の時に国語の教科書で読んだ方もいたのではないでしょうか。
美しい声で読む雨音の響きが素敵でした
せっかくの機会だったのに、写真を撮りそびれてしまって……本当にすみません……




その次は語り『絵姿女房』

日本の昔話。
声だけでお届けしていましたが、
お客様が聞き入って下さっているようで良かったです




次は詩の絵本『生きてるってどういうこと?』

読み手の熱い思いがお客様に届いていたと思います。
谷川俊太郎さんのことばと宮内ヨシオさんの素敵なイラストで構成された本
ぜひ手に取って読んでみて頂きたいですね。




そのお次は体操『ぺんぎんたいそう』

ずっと座ったまま聞いて頂いていたので、
演者と一緒に体操したことで
よいリラクゼーションになったのではないかと思います。




前半の最後の演目は紙芝居『津波だ!いなむらの火を消すな』

最近多くなった地震への防災の意識を高めるために良い作品
とのお声を、お客様から頂きました。


これで前半は終わりです。
後半に入る前に休憩を挟みましたが、
その間にお客様が展示している本を興味深げに見ていてくださって
うれしかったです。



後半最初のお話は
『アナンシと五』

語りと同じく声で届けるおはなしでしたが
演者の体を使ったコミカルな演技も相まって、
あちらこちらからお客様からの笑い声が聞こえて来ました。



次は朗読『続 窓ぎわのトットちゃん』

演者の素敵な朗読にお客様も聞き入っているようでした。
こちらの本は人気ですが是非手に取って読んでみて頂きたいです。


そして次は紙芝居『さらやしきのおきく』

さらやしきのおきくと言えば怖い怪談話を思い浮かべると思いますが、
こちらは落語紙芝居。
面白い絵とそれを際立たせる演者の演技が相まって、
客様からの笑い声が聞こえて来ていました



次の演目は絵本『「はい」「いいえ」ほうこく』

おとなの私たちにとっても考えさせられる深い内容でした。


詩の
そして最後は演者全員による詩の群読『雨』

お客様に降り注ぐ雨が届けられていれば幸いです。



今回の大人のためのおはなし会は、
全体を通してお客様の反応がとてもよく、
演者一同うれしい限りでした



ご来場下さったお客様、
ご協力頂いた流山市立中央図書館の皆様、
本当にありがとうございました




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今日はこども読書まつりでした

2024-04-28 | おはなし会
今日は南流山センターで
「第8回こども読書まつり」
が開催されました

天気にも恵まれて、たくさんの子どもたちが遊びに来てくれました

お話グループ中央は、2枠で参加しました


複数の団体が参加されていて、
影絵や大型絵本、紙芝居にパネルシアターなど盛りだくさんな内容で、
みなさん、壁に貼ってあるプログラムを見て
思い思いに好きなおはなし会に参加して
楽しんでくれていました。











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