ながれやま栞 お話グループ中央 

子どもが好き、絵本が好き、おはなしが好き。そんな仲間たちの活動の様子を、折にふれてお知らせします。

大人のためのおはなし会2022

2022-06-22 | おはなし会
2022年6月16日に「大人のためのおはなし会2022」が開催されました。

ろうそくを点ける軽い手遊びから “おはなし会” の扉が開きます。
最初の絵本は「富士山うたごよみ」、心地良い柔らかい声で季節の短歌を詠みながら観客を優しくいざないます。


次はパンチの効いた声で科学本「くさる」、内容がしっかり耳に入ります。


「7わのからす」は落ち着いた味のある口調で語ります。伝承されてきた安定したお話。

この辺りで、絵本「ぺんぎんたいそう」で体をほぐします。アドリブで笑いも誘い心身共にリラックスタイム。

前半最後は、中型絵本「ぼくはへいたろう」、紙芝居で成らした表現力豊かな演者がお話の中に観客を引き込みます。怪談物ですがユーモラスなお話。

休 憩

後半のトップは、ちょっと頭を使うしりとりのパネルシアターで「こぶたぬきつねこ 
その先は?」、どんな動物でも出て来る手品のようなシアター、只々感心! 声も出すので細胞が動き出します。


次はビックブック「ぼくにげちゃうよ」、子うさぎと母さんうさぎを2人で読み分けます。子うさぎの男性の声は朗々とよく通り、母さんうさぎは落ち着いた優しい声で、二人の息はピッタリ。

後半の語りは「魚と指輪」、どんどん物語が進んでいき引き込まれます。 “ちょっと怖いお話だったね” という感想も頂きました。

さて、トリは演者の想いのこもった「津波だ!いなむらの火をけすな」、皆で苦心して作った紙芝居です。概要をまず丁寧に説明、海外からも評価を受け、教科書にも掲載された
この作品! 観客も興味津々の体で見入ってくれました。



全ての演目を終え、ろうそくを消す手遊びで ”大人のためのおはなし会“ は閉じられました。



皆さま、ご参加くださりありがとうございました。

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