去年はとうとう一度も映画館に行かなかった。本当に久しぶりに映画観ました。
山田洋次監督の50周年記念作品とか、小津安二郎の名作「東京物語」の現代版とかで評判の・・
「東京家族」です。
さすが山田流のきめ細かい演出、、
場面場面の隅々まで神経と思いが行き届いている映像とともに一つ一つのセリフ(言葉)の深さもさすが。
現代日本の世相を淡々とそして深く描き出しています。 父親の周吉が幼馴染の友人相手に「今の日本、このままではいかん」と叫びながら酔いつぶれるシーンが象徴的です。
橋爪功と吉行和子の夫婦はじめ配役も好く、通行人的な端役までも名のある実力派の俳優の顔が見られた。
今まであまりよく知らなかったが妻夫木聡という俳優が重要な役まわりを好演し、印象的でした。
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