今日は胃透視が不向きな人について話します。
以前にも似たような内容を掲載したことがあると思いますが、大切なことですのでご了承ください。
本題に入りますが、胃透視に不向きな人とはどのようなタイプを指すのでしょうか。
私なりに考えてみました。
ひとつは体位変換困難な方が挙げられると思います。
胃透視は、被験者自身に身体を動かしてもらい、胃内のバリウムを胃粘膜に塗りつける検査です。体位変換の具体的な指示は、撮影者がしますが、結局は被験者みずからが動けないと難しい検査となってしまいます。特にこの傾向は高齢者に多く見受けられます。
誤解のないように言っておきますが、決して高齢者を悪く言っているわけではありません。お年の方でも、年齢を気にさせることのない、身体を素早く動かせる元気な人はいらっしゃいます。
知り合いで、体位変換に対しての苦痛を感じている方がいれば、一度、内視鏡検査を勧めてあげてください。
最近では、鼻からいれる経鼻内視鏡が普及してきております。苦痛をあまり感じさせない検査です。