バリウム日記 がんの早期発見をめざして

医療に関する話題提供をはじめ、日々学んだことを配信できればと思います。

内視鏡写真からの追跡

2009年10月27日 | 胃X線と内視鏡の比較
こんばんは。
今日は、皆さん、どのような日でしたか??

私は胃透視の連戦で、眼が疲れぎみです。パソコンに向かう時間を削って眼を休めないといけないですね。


さて今日は、院内の胃がん検診の結果、特に悪性所見を追跡してみました。

最近の胃がん成績は以下のようでした。

① 基準撮影できちんと撮影がなされてはいるが、積極的に悪性異常を読み取れるところがない。しかし、胃粘膜全体が荒れているので、念のため、内視鏡検査を施行すると、胃がんが発見された。



上記のような場合、内視鏡写真があるのであれば、その写真を用いて、胃X線写真と対比、比較検討することが必要となってきそうです。

なぜ、X線上で、積極的に異常所見を指摘できなかったのか。
例えば、腸の流出が問題であったのか。撮影体位が厳密には良くなかったのか。あるいは、空気量が多すぎるまたは少なすぎたなど。
いろいろあると思います。

次回の勉強会では、その辺を煮詰めていく必要がありそうです。