新・打打鼓紀行

和太鼓奏者/市川真司の太鼓道、日々の出来事や自身が主宰する千葉県を中心に活動している和太鼓チーム「すめらぎ」の事など…

基本の大切さ

2006年02月04日 23時59分25秒 | Weblog
この2月から東京に新人さんが2人、入会しました。
そのうちの1人はHP管理人KAZUMIさんの甥っ子で太鼓経験6年になる男の子です。前の会では活躍していたそうですが、太鼓を叩かせてみると形や動きに無駄が多くまだまだ粗い所が目立っていました。その事を本人に説明するとちゃんと直したいとのこと、よくよく話を聞くと前の会ではほとんど基本的な稽古をすることなくやってきたそうです。本人の元からの勘の良さと、努力で活躍する事が出来たんでしょうね~
私が会員に指導している事で1番の売りは、持久力とスピードです。これを努力と根性で付けようとすると10年かかります、これをいかに効率よく会員に理解させて稽古させるかが私の役割です、ここ2,3回の稽古で随分癖も直ってきました。がっ!ここからが大事なんです癖は一旦なくなったように見せかけてちょっとした隙を見てすぐに顔を出してきます、やはり6年分の癖は徹底的にやって3ヶ月位はかかるでしょうねぇ~
それからもう1人、こちらはHPを見て入ってこられた女性の方です。太鼓が好きで以前からやりたかったみたいですが、なかなか地元に理想の会が無かったようで、太鼓を打つのも始めての方でした。今日から基礎講座をやって最後にうちの曲を披露したところ、えらくお褒めの言葉を頂いて「かっこいい~」を連呼してましたそんな彼女も年内デビューを目指してがんばってもらいます~