新・打打鼓紀行

和太鼓奏者/市川真司の太鼓道、日々の出来事や自身が主宰する千葉県を中心に活動している和太鼓チーム「すめらぎ」の事など…

足元を見て

2008年11月04日 01時30分51秒 | Weblog
先日告知しました地元千葉の「緑区ふるさとまつり」無事に終了しました!
心配していた雨は降りませんでしたが、我々が搬入したAM8時半頃はもの凄く
寒くて・・・曇り空が広がっていてみんなで震えていました!
わたくしは相変わらずの季節感まったく無しの「超!薄着」長袖ロンT1枚でした。

もちろん会員の皆様方は寒さ対策をよく心得ていて、上着は勿論とてもHOTな格好でしたね~!

そして演奏の方ですが、子供の曲「真星」からはじまり3曲の演奏でした。
細かいミスや珍プレー?はありましたが、いつも通り危なげ無く出来ました~
相変わらずと言うか細かい課題は多々ありますが、稽古の楽しみとして見ています。



いつも思うのですが、どんな舞台でも結果は演奏前にわかっています。
きちんと準備して納得の行く練習をして、演者が楽しく演奏できれば間違いなく
いい結果が出ます。


結果とは「お客様や見ている方の評価や反応」だけじゃなく、もっと根本的な事で
大切な事!


わたしは一応?プロの和太鼓奏者としての看板がありますが、会員はみんな
趣味+αで和太鼓に向かっていて、それぞれ目標やかかわり方が全然違います。「プロ意識」なんて言葉がありますが、その意味はもの凄い責任と実行力が必要で
簡単に使いたくない言葉です。
わたしは上手に出来て当たり前、期待を裏切らないレベルの演奏を・・・
と言うような、そう言うことが当たり前の世界に身を置いています。
わたしが好んで踏み込んだ道ですから、何の痛みも曲を披露するまでの様々なプロセスも苦とは思いません。。。

しかし会員のことを考えると何よりも伝えたい事は限られてきます。
ただ1つ、あとにも先にも「自分が楽しく」と言う事が1番大切です!!
これは簡単でもあり難しい事でもあると思いますが、これが出来ないと本当に
辛い事になります。
本当の意味で楽しめる域になるまでは、そうとうな稽古量その稽古に裏付けられた自信と経験が必要になります。
ただ「カラ元気」で馬鹿騒ぎで楽しむような事とは違うのです・・・

そんな持論があるので「太鼓=お祭りの」と言う括りは好きではないし、もっと
広い意味でかかわっていきたいし、楽しさを広げて行きたいと考えています。


今年もあと少し!いい気分で正月が迎えられるように、最後まで気を抜かずに
足元をしっかり見ながら行きます!!!