「竹雨先秋爽」
うぅ~、暑じぃ~!
お暑つぅ~ございますを通り越していますね。
もっと暑い?南国で、バケーションを過ごしている方は元気かなぁ~?
7月20日から8月8日までの土用の期間中を「暑中」といい、この時期に出す夏の挨拶状を暑中見舞いと言いますね。
「軽扇揺明月」
何となく意味はわかります。
この時期にお教室に伺いますと、大巨先生より「お好きなモノをどうぞ」と毎年いただく団扇です。
今年は節電を強いらていますので、必需品?になっています。
沢山の中から選ぶのも大変です。
意味をお聞きし、気に入ったものをいただきました。
「蜂去花心静」
分かるような気もします。
ものの資料によると、、江戸時代この時期にお伺いする家には、この期間二十四節気中の「大書」とほぼ重なる酷暑の時期であり、夏負けをふせぐような食べ物をみやげに持参したとか・・・。
私はたまたまですが、食べ物ではどうかなと思い、木曽で買い求めた采箸をお持ちしました。
気は心です。
これは昨年いただいたものだと思います。
気に入っている1本です。
何故か、先生からいただいた団扇が6本になりました。
大事に飾っておくべきかとも思いますが、私は飾るより使かわさせていただいています。
さて、次にやってくるのが「残暑見舞い」ですね。
立秋(8月8日)をすぎてからの見舞いは残暑見舞いになります。
挨拶状の冒頭の句も「暑中見舞い申し上げます」から「残暑お見舞い申し上げます」にかわります。
日本人は古来、こうした四季折々の日常的な行事によって、季節の移り変わりを実感してきたのですね。
しかし、暑じぃ~!
(萬鶴)