むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

銘墨

2013-11-28 | 書道

私は土曜日をお稽古日にしています。

午前中のお稽古は私どもは休日とあって、ゆっくりと出来ますね。

先生との雑談?余談?笑談?・・・

お稽古の筆を休めて、この日は銘墨に話題が移りました。

 

 

大巨先生と千羔(ちこう)先生の揮毫した墨です。

 

 

この金色のものが千羔先生の揮毫で、僕(大巨先生)のより高いんですよ。と笑いです。

 

 

先生の説明に火が付いてきました。

もう止まりません。

止められません。

奥から大事そうに箱が出てきました。

 

 

先生のご説明が始まりました!

「桑原翆邦先生の銘墨」です。

 

 

これは美術品の部類なのでしょうね。

とても磨るような代物ではありません。

 

 

これは揮毫が浮いています。

銘?号?は掘っています。

凹凸も面白いですね。

 

 

あとはご説明出来ません。

知識がありませんので・・・。

今は木型職人が少なくなって、印刷の張り付けのような揮毫が多いとも聞きました。

 

 

私はゲスなものですから、思わず定価などを合計していました。

これが一本24,000でしょ。

これが・・・・

合わせるとひと財産ありますね。

まさにお宝です。

私はいただいたモノや父親が使っていた墨を使っていますので、今の所は不便はありません。

でも、美術品的な代物はありません。

みなさんも今度お稽古場に行きましたらご覧ください。

ご説明の時間が長くなるかも知れませんが・・・。

 

萬 鶴