先日、拓本についてご紹介しましたが、内田藍亭先生よりメールがありまして実践例をお話くださいました。
私だけではもったいないので、みなまさにご紹介いたします。
メール文より・・・
小生の実践例として昨年は、調布市の布多天神社にて20基の拓本を採らさせていただきました。
これは湿拓ですが、私と助手を付けて3カ月くらいの期間が必要でした。
準備や仕事もあり、実質7日間くらいでしょうかね。
高さが3mもある石碑もありますし、夏場ですとやぶ蚊に刺されながらの現場です。
炎天下の中、痩せる思い?(思いだけで、終了後の水分補給は十分に!)でした。
もちろん、準備していても雨の日はダメですよね。
石碑をよく洗ってから画箋を貼り、その上からタンポと言うてるてる坊主のようなものに墨をつけ、叩いていきます。
結構大変な作業になります。
今度また依頼がありましたら、むさしの墨友会のみなさんをご案内いたします。
拓本採りの面白さと大変さ?もご紹介します。
もちろん、その後の水分補給も・・・。
↑ の写真はかなり昔のものですが、高橋蒼石先生の助手で地方にて拓本取りした時の写真です。
石碑に画箋を貼り、その上からタンポに摩った墨をつけ、叩いていきます。
ご参考までです。
(藍亭先生より)
碑などは確かに屋外で周囲には草木も多いことでししょう。
やぶ蚊も多い訳です。
拓本は採りに行くこともあれば、依頼を受けることもあるようです。
内田先生は依頼されると言っていました。