全書芸の12月の競書を書いてみました。
今回は臨書ではなく「倣書」です。
12月の課題は皆さんご存知の朱熹の「少年易老学難成、一寸光陰不可軽」。
今回は臨書ではなく「倣書」です。
12月の課題は皆さんご存知の朱熹の「少年易老学難成、一寸光陰不可軽」。
私は虞世南の「孔子廟堂碑」の書風に倣って書くことにしています。
法帖に付箋がつけてあります。
これは先ほどの朱熹の「少年易老学難成、一寸光陰不可軽」
の中の同じ文字を探して見つかったものなのです。
今回は14文字中たまたま6文字程度がヒットしました。
これでも多い方でしょうか。
これはたとえば「年」という字のところ。
法帖に付箋がつけてあります。
これは先ほどの朱熹の「少年易老学難成、一寸光陰不可軽」
の中の同じ文字を探して見つかったものなのです。
今回は14文字中たまたま6文字程度がヒットしました。
これでも多い方でしょうか。
これはたとえば「年」という字のところ。
(右から3行目)
こんな風にして、書いていくと
となります。
「孔子廟堂碑」を吉野大巨先生に習い始めて2年以上経っていると
思いますが、全書芸の月例の倣書のたびに字を拾い出すため
法帖の最初から最後まで目を通すことをやっていると、2年間で
結局24回もこの法帖を見ることになるのです。
そしてそのうち
自分がいつのまにか虞世南になっていることに....。
なーんちゃって、これは夢かもしれませんね。
こんな風にして、書いていくと
となります。
「孔子廟堂碑」を吉野大巨先生に習い始めて2年以上経っていると
思いますが、全書芸の月例の倣書のたびに字を拾い出すため
法帖の最初から最後まで目を通すことをやっていると、2年間で
結局24回もこの法帖を見ることになるのです。
そしてそのうち
自分がいつのまにか虞世南になっていることに....。
なーんちゃって、これは夢かもしれませんね。
「倣書の面白さ...」への丁寧でユーモア溢れるコメントをありがとうございます。
墨友会の皆さんも書を勉強するにあたって、いろいろ工夫されていることがきっとあるのでは?
私がご紹介した、月例の競書の度に法帖を最初から最後まで目を通して同じ字があれば付箋をつけ、それを参考にしながら倣書する、などもその類です。
どんな小さなことでも良いので、皆さんの「その人独自の工夫」をぜひブログを使って教えてください。
実は「倣書」・・・意味を調べてしまいました。
私にはその意味すらついて行けない・・・倣う書だから・・・うぅ~~
「書」を始めて、「臨書」ですとか「条幅」、「半切」、「競書」などなど
無知な桃太郎は、新たなことを知ることができました。
師範になるにはここまで深くなければ・・・、なんですね。
まだまだ、浅瀬でちゃぷちゃぷの段階です。
ダイビングなら、ディープに潜れるのですが・・・。
このような紹介ができるのは、いつのことやら。