家に帰ると、玄関前で夫とタマがベンチに座っていました。
「雲、すごいよー」
と、言われて、ベンチに座って仰いでみると、
空一面に雲がまき散らされたみたいに広がっていました。
「だんだんに千切れて行ったのかな。千切っては投げ、千切っては投げかな」
どうやら一面の雲が出来て行く様を想像しているようです。
想像すると、“千切っては投げ”の方が楽しそうだったので、
「“千切っては投げ”に一票」
と、票を投じておきました。
秋の雲は芸術的です。
「雲、すごいよー」
と、言われて、ベンチに座って仰いでみると、
空一面に雲がまき散らされたみたいに広がっていました。
「だんだんに千切れて行ったのかな。千切っては投げ、千切っては投げかな」
どうやら一面の雲が出来て行く様を想像しているようです。
想像すると、“千切っては投げ”の方が楽しそうだったので、
「“千切っては投げ”に一票」
と、票を投じておきました。
秋の雲は芸術的です。