「きのこがすごいよ」
夫からは聞いていました。
でも、背の低い、茶色いキノコだったので、気付かなかったんです。
熊手で落ち葉を集めていたら、プワ~っと黒っぽい煙が立ちました。
「土?」
と、覗くと、土よりも軽そう。
「炭?」
こんなところで焼いたっけ?捨てたっけ?
よーく覗くと、
キノコの頭がパカッと割れて、胞子がウワ~っと出ていました。
「キエ~」
なんてグロテスクな。
どうやら熊手でキノコをひっかいたらしく、そこから割れて出ていたみたい。
キノコを掻き出そうとすると、フニャッとして、ますます胞子を飛ばす羽目に。
くすん。
手でそーっと取りました。
キノコの終わりって、こんなに軟らかくなるんだ…。胞子ってこんな風に作られて、こんな風に飛んで行くんだ…。あれじゃあ、ちょっと踏んだだけで、胞子がそこらじゅうに広がりますわ~。おお、恐っ。
私、覗いた拍子に胞子を吸っていないかしら。
夫からは聞いていました。
でも、背の低い、茶色いキノコだったので、気付かなかったんです。
熊手で落ち葉を集めていたら、プワ~っと黒っぽい煙が立ちました。
「土?」
と、覗くと、土よりも軽そう。
「炭?」
こんなところで焼いたっけ?捨てたっけ?
よーく覗くと、
キノコの頭がパカッと割れて、胞子がウワ~っと出ていました。
「キエ~」
なんてグロテスクな。
どうやら熊手でキノコをひっかいたらしく、そこから割れて出ていたみたい。
キノコを掻き出そうとすると、フニャッとして、ますます胞子を飛ばす羽目に。
くすん。
手でそーっと取りました。
キノコの終わりって、こんなに軟らかくなるんだ…。胞子ってこんな風に作られて、こんな風に飛んで行くんだ…。あれじゃあ、ちょっと踏んだだけで、胞子がそこらじゅうに広がりますわ~。おお、恐っ。
私、覗いた拍子に胞子を吸っていないかしら。