磯釣りのはずが

いつもの船釣り仲間と、「たまには磯釣りもいいねー。」と伊豆方面に向かいました。仕事を終えた夜に出発、ちょうど熱海にさしかかる頃に突然鳴り出す携帯電話。しかーも発信者は父の入所してる施設！！嫌な予感で出るのをためらっているとそれでも鳴り続ける電話。不安いっぱいで応答すると、施設の担当の方から、すごく恐縮した声で父が胸痛を訴えた為、救急車を呼びました。との事で、その後、救急隊員から救命救急センターに搬送するので、どこの病院になるか決まり次第、病院の方に向かって下さいと言われてしまいました。宿の予約もしているし、友達も乗せてるしそうこうしてるうちに車は伊豆に近づきます。無理を承知で、仕事帰りの息子に連絡し事情を話すと、すぐに向かってくれる事になり、職場の橋本から自宅の横浜に戻ったばかりのところに、入院先の立川までとんぼ返りしてくれました。救急搬送された先のお医者さんからは、「年齢も年齢だし（93歳）、肺気腫を起こしているのですぐにでも、お亡くなりになる事があると覚悟してください」との電話がありました。私も父の年から、いつこのような状況が来てもおかしくないと覚悟していたので、その晩は息子にお願いして、宿に宿泊。釣りはお預けで、朝一戻る事にしました。前々から楽しみにしていたお出かけ、しかも釣り友も一緒。その上、疲れている息子に一晩中、父の病院に付き添わせる事になり、その間ずっと運転しっぱなしのマスターにも申し訳なく、そしてそして、一人っ子の娘なのに駆けつけなかった自分､､､。色々あって大いにへこみました。幸い、父は一命を取り留め、そのまま一般病棟に入院し最悪の事態は避けられたのですが、面会する事は出来ず、自己嫌悪のまま帰宅しました。あー切ない。みんなみんなごめんなさい。(T ^ T)