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2017年度ITパスポートの学習(その3)

2018-01-02 10:28:44 | 情報処理-ITパスポート

ITパスポート試験対策で使用している、
ITECのITパスポート試験対策書(第3版)の読み込み2巡目は、
そろそろ終盤に差し掛かったところだ。

データベースとネットワークの学習が終われば、このテキスト2巡目の読み込み終了。
そのまま、過去問題演習と弱点克服にスライドする。

さて、ここ3回、ITパスポート試験の学習というテーマで記事を書いたが、
学習の順番について私なりに思うことを記載したいと思う。

まず、おさらいである。
ITパスポート試験の合格基準は、
 ①総合得点で600点/1000点(60%)を取得する。
 ②各分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)で、それぞれ300点/1000点(30%)を取得する。
である。
数字で見ると均等に見える。
但し、圧倒的に多いのは、「テクノロジ系」の問題であることに注意してほしい。

これから受験しようとされる方は、参考書を見てほしい。
ボリューム的にどのような配分になっているだろうか?
紙面の7割位はテクノロジ系の問題になっていないだろうか?

ITパスポート試験を含め、情報処理技術者試験は、【技術者】の試験である。

試験の名前良く見てみると、

 情報処理 【技術者】 試験

ってなっているでしょ!

つまり、この試験の受験者像は、ITを使って仕事をするうえで必要となる知識や経験が問われる試験である。

なので、ITパスポート試験も、当然テクノロジ系の範囲が圧倒的に大きいということである。
もちろん、経営的な観点やマネジメント的の観点はIT業界で仕事をしていく上で切っても切り離せないし、
高度区分の試験には、
 マネジメント系を中心に問われる、プロジェクトマネージャやITサービスマネージャ
 ストラテジスト系を中心に問われる、ITストラテジスト
などがある。
情報処理技術者には、上記のようなスキルも必要で、欠かせない知識や技能である。
だから、ITパスポート試験でも問われる。
但し、どの試験区分でも原点は技術者としての知識や経験。
これを忘れてはならない。

この原則を踏まえ、対策を考えた時、この記事を読まれている方はどう考えるだろうか?
多分2通りに分かれるのではないだろうか?

パターンA:
 テクノロジ系は範囲が広いし、覚えることも多い。
 学習に時間も要するし、得意不得意が鮮明に表れる。
 理系でない文系の方にとっては、訳の分からない数式や用語がずらり、、、
 まずはここを重点的に学習しよう!
 逆に、文系でもストラテジ系やマネジメント系は理解しやすいし、範囲もせまいから後回しにしよう!

パターンB:
 高校時代から、ある程度ITに関する勉強をしてきたし、数学も得意だから、
 テクノロジ系は後回し。まずは、現状のレベルを知るために過去問題を解いて、
 どれぐらいテクノロジ系が解けるかを把握し、後は弱点克服。
 それよりかは、やってきたことのないストラテジ系とマネジメント系を重点的に学習しよう!

どちらも正解だと思う。というか、学習に正解、不正解はない。

ただ、2点アドバイスをする。

アドバイス①
学習範囲が少ないストラテジスト系とマネジメント系の問題は、
ある分野がわからないと得点源を失い、得点が一気に下がる。
逆に学習範囲の多いテクノロジ系の問題は、多少苦手分野があっても、他の得意分野でカバーできる。
そうなったときに、合格基準を思い出そう。
単純に全体の60%を取れば(上記①の条件)OKではなく、
各分野で30%取らなくてはならない(上記②の条件)。

アドバイス②
大体の参考書は、ストラテジスト系⇒マネジメント系⇒テクノロジ系の順番で構成されている。
しっかりと勉強されようとする方程、参考書に記載の順番で学習を進めてしまう。
購入した参考書を暗記するぐらい何回も読まれる方は話は別だが、
1回だけ読んで試験当日を迎えようとされる方は要注意である。
テクノロジ系の学習をしている頃に、ストラテジスト系やマネジメント系の学習内容をどこまで
覚えているだろうか?

記憶を定着させるためには、反復しかない。
その手段をどうやって取るか、ここをしっかりと計画立てて学習してほしい。

そうすれば、合格は必ず勝ち取れる!

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