連載シナリオ『ハートに火をつけて』
24 オーラソーマコーナー
女性宿泊客で行列が出来ている。
少し、離れた所に、菫と慶子立っている。
慶子「凄い行列だね、予約制にした方がいい
のかな?」
菫「待つ喜び、行列効果よ、これで良いわ」
菫、腕を組んで、顎に手をあて頷く。
その後方で、光代、行列を見ている。
25 スキー場
武彦と慶次、歩いてくる。
武彦は派手な自分のウェアとマイボード、
慶次は、レンタルのウェアとボード。
慶子「お兄ちゃん、コッチ、コッチ」
慶子と菫、スキーを履き、ウェア姿
もバッチリ決まっている。
慶次と武彦、菫と慶子の前に立つ。
菫「光代さん」
光代、慌てて小走りで前へでる。
菫「先生はスノーボード初めてとおっしゃて
たので、コーチ連れてきました。光代さん、
こう見えても、全日本の大会で入賞経験も
あるんですよ」
慶次、感心した表情で
慶次「凄いですね」
光代、照れながら、顔の前で手を振る。
菫「それじゃ、光代さんお願いね」
武彦「慶次、頑張れよ」
菫、慶子、武彦の三人、リフトに向かお
うとする。
光代「お嬢さん、何時間コーチすればいい
のですか?私午後からシフト入ってます
が?」
菫「大丈夫よ、支配人に云ってますから?
今日は一日先生のコーチしてあげて」
慶次「宜しくお願いします」
慶次、頭を下げる。
光代「コチラこそ、宜しくお願いします」
光代、深々と頭を下げる。
光代、頭を上げ、
光代「先生はスノボーは初めてですか?」
慶次「はい、でもその先生と言うのは、
勘弁して欲しいな」
光代「お嬢さんに、先生と呼ぶように言われ
てます、それではスキーの経験は?」
慶次「スキーもないです」
光代「分かりました、それでは座って、
片足だけビンディングを付けて下さい」
慶次、座り、ビンディングを付ける。
光代「それでは、ゆっくり立ち上がって」
慶次、素早く立ち上がり、
滑って尻餅を付く。
慶次「イテー」
光代「大丈夫ですか?だからゆっくりと
言ったでしょ」
慶次「スミマセン」
慶次、苦笑い。
24 オーラソーマコーナー
女性宿泊客で行列が出来ている。
少し、離れた所に、菫と慶子立っている。
慶子「凄い行列だね、予約制にした方がいい
のかな?」
菫「待つ喜び、行列効果よ、これで良いわ」
菫、腕を組んで、顎に手をあて頷く。
その後方で、光代、行列を見ている。
25 スキー場
武彦と慶次、歩いてくる。
武彦は派手な自分のウェアとマイボード、
慶次は、レンタルのウェアとボード。
慶子「お兄ちゃん、コッチ、コッチ」
慶子と菫、スキーを履き、ウェア姿
もバッチリ決まっている。
慶次と武彦、菫と慶子の前に立つ。
菫「光代さん」
光代、慌てて小走りで前へでる。
菫「先生はスノーボード初めてとおっしゃて
たので、コーチ連れてきました。光代さん、
こう見えても、全日本の大会で入賞経験も
あるんですよ」
慶次、感心した表情で
慶次「凄いですね」
光代、照れながら、顔の前で手を振る。
菫「それじゃ、光代さんお願いね」
武彦「慶次、頑張れよ」
菫、慶子、武彦の三人、リフトに向かお
うとする。
光代「お嬢さん、何時間コーチすればいい
のですか?私午後からシフト入ってます
が?」
菫「大丈夫よ、支配人に云ってますから?
今日は一日先生のコーチしてあげて」
慶次「宜しくお願いします」
慶次、頭を下げる。
光代「コチラこそ、宜しくお願いします」
光代、深々と頭を下げる。
光代、頭を上げ、
光代「先生はスノボーは初めてですか?」
慶次「はい、でもその先生と言うのは、
勘弁して欲しいな」
光代「お嬢さんに、先生と呼ぶように言われ
てます、それではスキーの経験は?」
慶次「スキーもないです」
光代「分かりました、それでは座って、
片足だけビンディングを付けて下さい」
慶次、座り、ビンディングを付ける。
光代「それでは、ゆっくり立ち上がって」
慶次、素早く立ち上がり、
滑って尻餅を付く。
慶次「イテー」
光代「大丈夫ですか?だからゆっくりと
言ったでしょ」
慶次「スミマセン」
慶次、苦笑い。